□■■■□■■■□■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □■□□□■□□□■□■□NPO法人エコプラザさばえ メールニュース   □ □■■■□■□□□■□■□109号 2011年1月14日  発行      □ □■□□□■□□□■□■□制作 エコプラザさばえ広報部会         □ □■■■□■■■□■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □巻頭のことば  ▽佐飛理事長   □エコプラザさばえ情報  ▽ エコプラザさばえNOW(部会速報)▽  ▽ エコプラザイベント情報▽    □エコネットさばえ情報  ▽環境井戸端会議「省エネ家電基礎知識」 ▽環境体験学習「ダンボールコンポスト」 ▽こどもエコクラブ活動交流会 □リレーエッセイ ▽辻子裕二 □事業報告  ▽エコネット感謝祭報告  ▽鯖江市木づかい・木ごころ実践事業 □□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□ □巻頭のことば 皆様新年明けましておめでとうございます。 旧年中は、何かとお世話になりありがとうございました。本年も変わりませずよ ろしくお願い申し上げます。新年といいましても、この原稿を書いていますのが 10日であり、時の経つ早さを身にしみて感じています。ついさっき元旦を迎えた と思ったら、もう月の3分の1経っています。日々充実しているのか、歳をとっ たのか、はたまた両方なのか・・・ 今年もあっという間に過ぎ去ってしまいそうな気がしますね。時間を大切にして いきたいと思います。さて、今年は「国際森林年」だそうです。詳細は私もまだ 勉強不足ですが、世界のあちらこちらで「森林」をキーワードにいろんなイベン トなどがありそうですね。エコプラザさばえとしましても、これを機に新たな 「森づくり」イベントを考え実践していきたく思いますし、その他にも自主事業 を充実し、更なる飛躍をしていきたく考えます。本年も「次世代環境市民の育成」 「持続可能な社会の実現」を目標に、地味であってもできることからコツコツと 活動を行っていきたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。 最後になりますが、大雪の可能性のある時期となってまいりました。 くれぐれも、事故や怪我には充分ご注意されまして、素晴らしい一年のスタート となりますことをご祈念申し上げ、年頭にあたりご挨拶とさせていただきます。                            理事長 佐飛康央 □□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□ □エコプラザさばえ情報 新年あけましておめでとうございます。 新しい年を迎え、例年になく寒い日々が続いており、最低気温が氷点下を示し ている日々に日本、福井の冬を感じています。昨年は広報部会のメールニュー スの原稿依頼に御協力いただきありがとうございました。 今年も皆様のご協 力のもとメールニュースをお届けしていきたいと思いますので、宜しくお願い 致します。 ただいま広報部会では『エコネット通信春号』の発行に向けて原 稿作成、編集などを行っているところです。毎回、新しいテーマ、見方、考え 方でエコについて考えていただけるように考えていますのでお楽しみにして下 さい。                             広報部会(友) 新年あけましておめでとうございます。皆様にはお健かに新しい年をお迎えの ことと存じます。 昨年はキッズ・エコラボ森の学校三回シリーズ活動にご指 導ご協力を賜りありがとうございました。 2011年もキッズ・エコラボ森 の学校活動に多くの子供達の参加を得ながら会員皆様のご指導ご支援により楽 しい森の楽校を目指していく計画です。今年は地球規模での国際森林年。こう したい、あれも子供達と一緒に活動したいと考えているのは、間伐材を利用し た手作りプランタ造りとその中に入れる苗木作り、そして大谷公園や河和田の 森で国際森林年を記念した子供達の1000本植樹祭、もうひとつこれらの森 を見渡せるツリーハウスづくり!いろいろなご意見やご提案をどしどし出して ください。皆様のご支援を得ながら楽しく参加したくなるキッズ・エコラボ森 の楽校にしていきたいと思っています。  2011年創新部会の活動よろしくお願い致します。                             創新部会(日) 企画部会は、1月11日に部会を開催し、企業向け環境セミナについて、話 し合いました。3月上旬の平日に、連合福井鯖丹連絡会とのコラボで、活発 に環境に取り組んでいる企業のお話を聞かせていただくことになりました。 2月の部会で詳細を確認していく予定です。 早いもので、企画部会も、残すところあと1回の部会で終了となります。                                        企画部会(中) 以上、問合せ  (特)エコプラザさばえ  〒916-0033 鯖江市中野町73-11  TEL:0778(54)8434 FAX:0778(54)8434 □□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□ □エコネットさばえ情報 ○環境井戸端会議「省エネ家電基礎知識」 新エネルギーで行なう家庭内での省エネについて学びましょう。 講 師:石橋 正宏氏(パナソニック電工鞄チ需営業本部 広域法人営業所) 日にち:平成23年1月15日(土) 時 間:10:30〜11:50 会 場:エコネットさばえ 定 員:先着30名 出来るだけ「つつじバス」でご参加ください。 ○環境体験学習「ダンボールコンポスト」 ダンボールを使って手軽にできる堆肥作りをしてみませんか? 講 師:渡辺真江氏(ダンボールコンポストアドバイザー) 日にち:平成23年1月30日(日) 時 間:10:00〜11:30 会 場:エコネットさばえ 材料費:1.250円(ピートモス、クンタン、ダンボール等) 定 員:先着30名 ○こどもエコクラブ活動交流会 こどもエコクラブ活動交流会とは、市内小・中学校などで環境活動に取り組むグルー プのことです。 交流会では、グループによる環境活動の報告や学校、学年の枠をこえ、児童、生徒達 相互の交流を深 める環境体験学習を行います。子どもたちの環境活動を是非見学してください。 開催日:平成22年2月11日(金) 時 間:8:55〜12:20 会 場:鯖江市嚮陽会館 ※当日のお手伝いを募集しています。 以上、問合せ  鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ)  〒916-0033 鯖江市中野町73-11  TEL:0778(52)0050 FAX:0778(52)0909 □□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□ □リレーエッセイ 受け入れることから始める  人間はいまある正常な状態が崩れることを想像しにくい(したくない)性格を 持っています.たいへん確率の低い宝くじにはいつか当選すると思っているにも 関わらず,それよりも確率の高い自然災害に関して自分だけは遭遇しないと思っ ているというものです.  「正常化の偏見」として知られるこの思考パターンは必ずしも悪いことだけを もたらすわけではありません.「安心」は人に余裕を与え,コミュニティーを良 好な方向へと導くことも多いでしょう.しかし,そのような”見かけ”の安心に 長期間だまされたくないですよね.  仕事の一環で中山間地域の山村に調査に行くことがあります.そこにあるのは 土砂災害リスクの高い地形と高齢化に直面した生活です.過去に大きな土砂災害 を経験したこともある地域です.ある日の夕刻,趣旨の説明のため公民館を訪ね たときのことです.住民の多くが顔を出し,じっくりと説明を聞いてくれます. 信じられますでしょうか.土砂災害リスクの説明を行っているのです.このまま では「あなた方は危険性です」と言っているのです.極端な言い方をすれば死の 宣告をしているのです.  この地域で生活する住民は,幸い災害リスクを受け入れ,いかに軽減させるか を考えることのできる方々でした.加えて,この地域では地域の持続性を憂慮し, Uターン環境の整備ともあわせて小さなまちに産業を興してもいるのです.その 寛容さと行動力,リスクマネジメント能力にはとても感心させられます.  ときに,論拠や事例等が示されるまではマスコミや評論家に振り回されること もあるでしょう.こと環境問題は時間軸を永くとる必要があり,その因果関係を 客観的に整理しにくいことからそれぞれに都合の良い批判と解釈が展開されるこ とがあります.解釈の対峙は地域に困惑を与えることにもなります.しかし,負 の事態を受け入れる寛容さのもとに議論が進むことで,全ては正の資産となりう ることも知っています.その知恵はとくにESD(持続可能な開発のための教育) には欠かせないものとも考えています.  私は鯖江市民ではありませんが,鯖江の住民の方々は上記同様受け入れる寛容 さを持っていると感じています.緑被率が低いという地域特性を危惧し受け入れ, 「森づくり」から山を見直し,山の資産の有効利用により経済効果と土砂災害リ スクの軽減を同時に達成するんだという意志を感ています.その意志は福井豪雨 を経験した今だからではなくて,いつの時代もそうあって欲しいと願ってます. 辻子裕二                                □□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□ □事業報告 エコネット感謝祭報告 平成22年12月12日(日)にエコネット感謝祭が行われました。 プログラム ○かんきょう市民大学 講師:山本美紀子氏(環境Uフレンズ代表)  生ごみ分別回収サークル活動と資源循環についてお話していただきました。 ○環境体験学習「ハーブでリース」  ハーブを使ってクリスマスの飾りを作りました。 ○フードコート(体験含み)  ・イノシシ汁  ・リターナブルびんのジュース  ・焼き芋  ・綿菓子作り体験  ・ペレットストーブできりたんぽ作り体験  ・自転車発電と振動発電体験  ・どんぐりでトトロ作り体験 お天気にも恵まれ、たくさんの方がお見えになり、とても盛り上がりました。 また、リターナブルびんのジュースは中野理事からの提供していただきました。 当日はFBCテレビの取材がありキャラクターの「ピントン」も来場してこども達 に大変人気でした。 皆さんの協力で無事に感謝祭を終える事ができました。ありがとうございます。 鯖江市木づかい・木ごころ実践事業 〜木材市場と木造ふき漆住宅をめぐる〜『森もり見学バスツアー』 ◇背 景 昨年度開催した木づかい木ごころ地域ミーティング内で、地域内の木材の利用 の促進と森づくりに関して課題を抽出し、解決方法を話し合う座談会を行った その中で、木や森林の価値を見直すために、地元の森林や木材をもっと知る必 要があるとうったえられた。 ◇目 的 地元の森から出た樹木が材になるまでの流れを見ることで地元の森林資源の価 値を知る。 木材の流れを見て、木材の価値を知り、地元の木をどのように使っていくかを 市民の目線で考える ◇日 時 平成23年1月8日(土)9:00〜16:30  ◇参加者 34名 ◇協 力 福井県森林組合連合会、福井県木材流通センター、井波木材、南越森林組合 ◇内 容 【森林】 ・四方谷環境農業集落センターにて森林の見学や施工状況、補助事業の話 【木材流通センター】 ・館内にて市場の役割、セリの方法、木材の流通価格の話 ・野外にて初市に出す木材を見ながら市場の解説 【井波木材】 ・井波木材にて製材の様子を見学 【井波氏母屋】 ・ふき漆を施した木造住宅の見学・解説 ・組木の説明と組木コースターの作成 ・ふりかえり、まとめ(鯖江市農林政策課 中田補佐) ◇参加者の声 ・県の木材がほとんど使用されていない ・山(森林)はほとんど税金が維持管理しているようである ・製材所で働く人が若い人(女性)が仕事をしていたこと(50〜60才の老人た  ちと思っていた) ・木材自給率が日本は2割しかないことにびっくりした。食糧自給率が4割  の日本にとって、目を背けられない 課題がさらに増えてしまっていたこ  とに、やるせなさを感じた。木材1?の基準地も初めて知った。 ・木や山に関心のある人が年齢関係なく、けっこういらっしゃることに、ち  ょっとおどろいたし、いいことと思います。 ・井波木材さんのような考え方には共感すると共にこのような人がおられる  事にうれしく思います。 ・世の中の木材の価値の低さにおどろきました。 ・県産材を使う必要性、使っていこうという強い思いを知りました。 ・捨てるような材まで持ち帰っているのは大いに感心した。井波木材万歳。 ・木材市場での値段の相場を知ることができた ・補助金の金額におどろき ・漆を塗ることによって、つやがでることにおどろいた。 ・若い人が元気に働ける場所が、林業の中にある事がよかった。 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □(特)エコプラザさばえ 〒916-0033 鯖江市中野町73-11            □■■■□■■■□■■■ 鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ)内   □■□□□■□□□■□■ 休館:毎週水曜,国民の祝日,年末年始        □■■■□■□□□■□■ 開館:8:30〜22:00TEL:0778-52-0050FAX:0778-52-0909 □■□□□■□□□■□■ e-mail:info@ecoplaza-sabae.jp □■■■□■■■□■■■ http://ecoplaza-sabae.jp □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□