第11号 2003年4月19日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● エコプラザさばえ(鯖江市環境情報学習センター)メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ <目次> ▽エコプラザNEWS  ▽立待小学校ビオトープ  ▽イベント・4月20日?30日(鯖江)「イラクの子どもたち」写真展 ・4月20日(鯖江)ビデオ上映会 ・4月23日(鯖江)夢広場 ・4月27日(鯖江)国際理解講演会 ■■エコプラザNEWS: ○15年度 土曜塾の参加者募集が始まりました。 土曜塾では鯖江市内の小学校4・5・6年生及び中学校1・2・3年生、約20名を対象 に、遊び・体験を中心とした環境学習プログラムを提供しています。 スケジュール: 5月10日  『ようこそ土曜塾へ』 "たのしいよ!いっしょに遊ぼう土曜塾" 6月14日  『ホタルをさがそう!』 "♪?河和田に蛍がいるのはなんでだろう?" 7月12日  『ハーブの使い方いろいろ』 "ハーブで身の周りをきれいにしよう" *9月、10月、11月、12月、1月、2月にも土曜塾を行います。 受講料:4,000円(全9回分) 対  象:鯖江市内の小学4年?中学3年生 定  員:先着20名 主 管:エコプラザ"土曜塾"実行委員会 ■■鯖江市立待小学校ビオトープ  出典「みんなのかんきょう34号」(環境ふくい推進協議会発行) ○学校ビオトープとは 「ビオトープ」とは直訳で‘野生の生き物がくらせる場所'さらに‘本来その地域 にすむ様々な野生の生き物が自立して生息することのできる、比較的均質な空間'と も定義されています。従って「学校ビオトープ」とは、環境教育のための「地域のビ オトープの見本」、「地域のビオトープのミニチュアモデル」であるといえます。 平成12年度において鯖江市は、平成11年度に制定された鯖江市環境基本計画に基づ き、鯖江市立待小学校に学校ビオトープ第1号を創設しました。 ○全国優秀賞受賞 平成14年3月、鯖江市立待小学校は「第2回全国学校ビオトープコンクール」(財) 日本生態系協会主催において優秀賞を受賞しました。300件の応募問い合わせの中か ら、1次(書類審査)2次(現地審査)に進み、さらにその中から選ばれた12校が最終 審査(発表会)に望みました。立待小はその中で見事、優秀賞を受賞しました。 審査内容は、ビオトープの質、児童生徒・地域住民・行政・環境NGOの参加・連携 、教材としての利用、ビオトープの持続・地域への発展の可能性、等々です。とくに 立待小の場合はその中で「法定計画に基づく学校ビオトープの創設」ということに評 価をされました。 ○法定計画による創設 つまり、鯖江市環境基本条例・同基本計画に基づき、議会で承認された予算により 創設されたことに価値があるとの評価です。言い換えれば、個人的資金(寄付、会費 等)でない、市民の税金が学校ビオトープに使用されたことの評価です。創設費用全 額を税金で負担されたということは全国でもほとんどないということです。 ○私たちの本音 私たちはみな、自然環境を大事に思っているつもりです。しかし私たちはその事に 自分の払った税金をどれだけ使えばよいか、ということになると話はガラリと変わり ます。 私たちの総意は行政予算の全体に対する自然環境保全予算の極小な割合をみればわ かります。それは本音であり、私たちの自然環境の重要性に対する認識の実体です。 まだまだ理解が足りないと言えましょう。 ○学校ビオトープの価値と期待 学校ビオトープは子供たちに自然を守り育てる体験を提供することで、「自ら環境 問題を解決してゆく人材を育成すること」に大いに役立ちます。 さらに地域の自然の恒久的拠点となり、これをネットワーク化することで、自然環 境の質をより高めてゆくことが可能です。今後の発展に期待したいものです。(丹南 地域環境研究会水分科会幹事・ビオトープ管理士 井上哲夫) ---------------------┤イベント情報├--------------------- ■写真展「イラクの子どもたち?市民調査団がみたもの」 昨年12月と今年2月に現地入りしたイラク国際市民調査団の同行記者によるレポー ト。こどもたちや街の様子を写した50数枚の写真から、遠い異国の小さな命の未来を 感じてみませんか?そのいくつもの眼差しに、私たちは何を応えることが出来るので しょうか。 日時:4月20日(日)~30日(水)(月祝日閉館) 会場:鯖江市民活動交流センター 交流サロン 撮影:豊田護氏(統一の旗新聞社記者)http://www.unityflag.co.jp/ 主催:イラクの子どもたち写真展実行委員会(鯖江「地球村」、鯖江市国際交流協会 、ALIVE、NPOセンター) 問合せ:林 Tel.090-9765-1343またはセンター事務局 Tel.0778-54-7055 ※ユニセフを通じて子どもたちへの緊急募金も同時受付中! http://www.unicef.or.jp/bof/bo.html ■ ビデオ上映会「平和な世界を子どもたちに」 あなたは環境や平和についてどのように感じていますか?ネットワーク「地球村」 高木善之さんの講演ビデオを見ながら、その事実実態と私たちにどんな取り組みがで きるか考えてみましょう。おいしいお茶とお菓子つき! 日時:4月20日(日)13:30?16:00 場所:鯖江市民活動交流センター 大会議室 主催:鯖江「地球村」 問合せ:田辺 Tel.090-2124-2399 ■第25回「夢広場:ゲスト浦井和美さん」 NPOセンター夢広場委員会企画運営の定例サロン。市内外で活躍の市井の方々を招 いて「夢」を語り合います。オープン形式ですので、どうぞご自由にお越し下さい。 日時:4月23日(水)20:00~21:00 場所:鯖江市民活動交流センター 交流サロン ゲスト:浦井和美さん(指揮者) テーマ:音楽と人との和のマエストロ *今回のアシスタントはエコプラザスタッフの小嶋さんです。 ■国際理解講演会「ベトナム戦争とイラク戦争」 劣化ウラン弾の放射能汚染に苦しむ人たちに暗い影を落とす、枯れ葉剤によるダイ オキシン被害の後遺症。その障害を乗り越えるための市民活動の現場から、平和と命 の尊さについて発信します。 日時:4月27日(日)14:00~ 会場:鯖江市民活動交流センター 交流サロン 講師:河原正実(ベトちゃんドクちゃんの発達を願う会事務局長) 主催:鯖江市国際交流協会 ------------------------------------------------------ □□ことばピックアップ:田口ランディ(作家) 街は暮らす人が作るものだ。その土地その土地に住まい暮らす人たちの日々の小さ な積み重ねが美しい街を作りあげている。ただもう、毎日、家の前の道路を掃除し、 ゴミを拾い、水をまく。その、ささいな、暮らしていく力こそが、街を作り上げるも のだ。 人の心も、そのような街にあって育てられていくのだ。 (4.13付けコラムマガジンから) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人鯖江市民活動交流センター内 エコプラザさばえ実行委員会 〒916-0024 鯖江市長泉寺町1-9-20 (朝10時~夜10時、日曜朝10時~夜7時、月曜・祝祭日休館) Tel.0778-54-8434 Fax.0778-54-7058 E-mail info@sabae-npo.org Web  http://www.sabae-npo.org/ecoplaza/ 【編集】林 暁、白井純子、辻子裕二 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● エコプラザさばえメールニュース 第11号      2003年4月19日発行