□■■■□■■■□■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □■□□□■□□□■□■□NPO法人エコプラザさばえ メールニュース   □ □■■■□■□□□■□■□124号 2012年 7月12日 発行       □ □■□□□■□□□■□■□制作 エコプラザさばえ広報部会         □ □■■■□■■■□■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □巻頭のことば  ▽環境市民がなすべきこと □エコプラザさばえ情報  ▽エコプラザさばえNOW(部会速報) □イベント情報  ▽かんきょう市民大学 7/21〜7/22  ▽さばえ環境フェア2012 8/11  ▽夏休み親子リサイクルバスツアー 8/23,8/24 □□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□ □巻頭のことば  〜環境市民がなすべきこと〜 ■歴史と、環境問題という言葉  環境問題という言葉は、今や日常的に使われ、その言葉に何の新鮮さも感じなくな りました。しかし、昔はそんな言葉はなかった。私たちの生まれたころ(昭和31年) にも一般市民が普通に使う言葉ではなかったはずです。  それをさらに、言語の歴史のからみると、大変新しい言葉とまります。また言語の 歴史は人類が誕生してから始まるので、それよりはるか古い地球の歴史からみれば、 環境問題という言葉はもっと新しいものとなります。  環境問題という問題の大きさを歴史からみれば、あまりにも短時間で爆発的に問題 が起こっていることに気付かされます。 ■公害と環境問題  環境問題は、以前は公害と呼んでいた時代がありました。毒性物質が限定されたあ る地域に拡散し、そこにすむ人たちがその被害をうけるというものでした。その原因 は、主に特定された企業、または限定された地域の企業集団の活動によるものでし た。 しかし、いま私たちが環境問題とよんでいるものは、その範囲は国を超え地球規模の ものとなっています。さらに時間も越えてしまっています。  そして、そのことが気象を変え、しいては生態系サービスを低下させ、人類のあら ゆる活動が縮小される方向にむかおうとしています。 ■環境問題の原因と被害  環境問題の原因の一つは企業活動と見られがちですが、その活動は私たちの消費生 活によって支えているのです。物の豊かさや便利なくらしを求めるわたしたちのライ フスタイルが、根本原因をつくっているのです。  そしてその被害を、現在および将来世代の人類や野生生物が地球規模で背負う状況 になりつつあります。   ■環境問題の責任者  環境問題の責任が、仮に国や政府にあるとしても、環境問題の真の解決を思うな ら、 それを責めてもあまり意味はありません。  国とは、その領土とそこで暮らす国民で成り立っています。国を税金によって支え ているのは企業と国民です。法律と予算をつくっているのは、国民から選挙で選ばれ た国会議員です。また、政府は国会で作られた法律と予算の範囲で国民へのサービス をします。政府の最上位機関は内閣です。そのトップである内閣総理大臣は国民から 間接的に選ばれた人です。つまり、だれを責めても、私たち国民が最終責任者となっ ているのです。 ■解決への道  私たちが真の問題解決を思うなら、将来世代の視点に立って、自分の暮らし方や人 生の送り方などを、今一度見つめ直す必要があります。そして、この地球の環境を ・これ以上、環境を破壊しない。(保護) ・破壊された環境を再生復元する。(再生・復元) ・今の環境から得られる利益をまもり、さらに良くしていく。(保全) そのために実際に行動を起こさなければなりません。 ■手段と目的と実績  環境活動を効率的に行うための情報収集、考察、議論、企画、組織運営はとても大 事です。しかし、どんなにそのことに時間とエネルギーを費やしても、それらはあく までも手段でしかありません。目的はあくまで「活動」なのです。手段そのものが目 的になっていては何もなりません。  環境は「活動による実績」でしか護られませんし、良くなっていきません。「環境 市民」であるエコプラザさばえのみなさん、そして読者のみなさん、地球のため、愛 する人のため、将来世代のため、ともに手を取り合って、活動による実績が成せるよ う頑張っていきましょう。                               理事長 井上哲夫 □□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□ □エコプラザさばえ情報 ▽エコプラザさばえNOW(部会速報) ▼企画部会  企画部会の大きな事業としてあげられている「さばかさプロジェクト」について主 に話し合い、ロゴマークの公募、環境フェアーまでのスケジュールなどを決めまし た。 また、リターナブル瓶の普及活動、プラレールを使ったリサイクル意識を高めるため の事業案など話し合いました。さばかさプロジェクトのロゴマークの公募が始まって いますので会員の皆さんからの応募もお待ちしています。また、7月10日には壊れた 傘の修理教室も開催しますのでぜひご参加ください。(千葉) ▼広報部会  7月25日に発刊する『エコネット通信・夏号』に向けて、特集についての原稿を 作成し、校正段階に入っているところです。今回は全体の構成も変わったために特集 の編集などが大変になって締め切りに間に合うのかが心配な状況ですが、精いっぱい できることをやってみたいと思います。また、エコプラザ、エコネットの活動を取材 しています。(友永) ▼創新部会  2012年キッズエコラボの開講式が6月16日エコネットで行われました。今年は参加 希望者が1年生〜6年生までの31名有り、山〜海へのつながり、人と山〜川〜里〜海 「自然とのつながりを冒険しよう」と楽しいキッズエコラボになりそうです。  1回目は、開講式から始まり、バスで移動し八ツ杉千年の森で6年生が育てた広葉樹 の苗木200本の植樹。地元の米粉を利用した石窯パンやピザ焼食の体験をしました。 福井高専のエコラボのメンバー10名も参加しこどもたちの指導をしていただきこども たちも大喜びでした。午後は木曽馬やポニの乗馬体験をし一日冒険を終了しました。 参加したスタッフのみなさん有り難うございました。(日野岡) □□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□ □イベント情報 ▽かんきょう市民大学 「川がきのいるところ」 日時:平成24年7月21日(土)19:00〜    平成24年7月22日(日)15:00〜    ※2回実施します(約) 会場:エコネットさばえ 講師:村山嘉昭氏(フォトエコロジスト) 内容:村山さんが撮影した写真を見ながらの「川がき」スライドトーク また、21〜22日の二日間村山さんの写真をエコネットさばえにて展示いたしま す。 【村山嘉昭氏プロフィール】 1971年生まれ、神奈川県横浜市出身。 雑誌社の写真部勤務、テレビ・ラジオ局の広報写真を経て 現在は人と自然のかかわりをテーマにした取材や撮影を行う。 http://www.river-stones.com ▽さばえ環境フェア2012 「ストップ ザ 地球温暖化inさばえ」 〜見なおそう 今のくらし 見つけよう 私にできること〜 日時:平成24年8月11日(土)9:30〜16:00 会場:鯖江市嚮陽会館(多目的ホール、ギャラリー、プロムナード、駐車場ほか) 主な内容 ・出展団体・企業 :50団体(市民団体含む)予定 ・環境まちづくり大賞授賞式及び活動発表 ・環境基調講演会:演題「エネルギーの地産地消」  講師:上坂博亨氏(富山国際大学子ども育成学部教授) ・オープニング:鯖江中学校吹奏楽部(演奏) ・アトラクション:鯖江市くらしをよくする会(寸劇)、LIL KIDS(キッズダンス)  もったいないシスターズ(寸劇)、pure heart(カラーガード)、結(よさこい) ・森づくりコーナー(ネイチャークラフト・機織りなど) ・屋台コーナー(地元野菜を使ったスープカレー、そば、等)11:00〜14:00  ※マイお椀をご持参ください。 ・クイズラリー (出展団体から出題されたクイズ) ・大抽選会(抽選券の配布 12:00〜14:00) ・地域通貨ハピーの配布:自転車・バス・電車で来場された方にお配りいたします。  (会場内の屋台でご使用いただけます) ※内容等に関しましては予告なしに一部変更になることがございます。予めご了承く ださい。 ▽夏休み親子リサイクルバスツアー  家庭や企業から発生した資源物は再生工場に運ばれ、さまざまな製品に生まれ変わ ります。これらから資源物が再生される様子を見学するバスツアーです。 見学先:エフピコ中部工場(岐阜県)     ◆ソーラーアーク太陽電池科学館     ◆養老公園「養老ランド」 見学日:@平成24年8月23日(木) A平成24年8月24日(金) 時 間:7:00〜17:30(予定) 集合場所:鯖江市役所 対 象:市内在住の親子 定 員:各コース 40名※応募多数の場合は抽選となります。 参加費:大人1、500円 小学生以下1、000円(中学生以上は大人料金) 持ち物:動きやすい服装、お弁当、お茶、その他各自必要なもの 応募方法:@氏名(参加者氏名) A住所 B電話番号 C年齢(学年)      D緊急連絡先 E見学日(23日か24日) Fメールアドレス GFAX      親以外が同行で参加する場合は、つぎの内容をお知らせください。      H保護者氏名 I住所 J電話番号 K緊急連絡先      ※必要事項の記入が無い場合は応募失格となります。 応募締切:8月8日(水)【必着】 <以上,お問合せ先> 鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ) 〒916-0033 鯖江市中野町73-11 電話:52-0050 Fax:52-0909 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □(特)エコプラザさばえ 〒916-0033 鯖江市中野町73-11 □■■■□■■■□■■■ 鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ)内 □■□□□■□□□■□■ 休館:毎週水曜,国民の祝日,年末年始 □■■■□■□□□■□■ 開館:8:30〜22:00 TEL:0778-52-0050FAX:0778-52-0909 □■□□□■□□□■□■ e-mail:info@ecoplaza-sabae.jp □■■■□■■■□■■■ http://ecoplaza-sabae.jp □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□