第13号 2003年5月16日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● エコプラザさばえ(鯖江市環境情報学習センター)メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ <目次> ▽さばえ環境フェア実行委員会から ▽ごみなしイベント ▽イベント・5月24日(福井)World Studies ・5月25日(今庄)新緑のブナ林を歩こう ■■さばえ環境フェア2003(嚮陽会館)で「鯖江市環境デザイン大賞」募集中! 日頃、環境保全に関する活動を積極的に実践している個人または団体の活動事例を 募集します。自薦他薦は問いませんが、活動対象は鯖江市内で平成15年4月末までを 対象とします。 特に優れた活動には6月21日(土)午前中の選考発表会で発表していただき、デザ イン大賞(1点、賞金10万円)とデザイン賞(2点まで、賞金3万円)を授与します。 ・一次選考は選考委員会にて3点まで候補を決定し、最終選考はフェア当日の来場者 の投票と一次選考の点数を合算して決定します。 ・フェア2003発表(10分程度)が応募条件です。 ・応募締切は5月30日。応募用紙は市役所環境課にあります。 ・応募、問い合わせは:鯖江市環境課まで Tel.0778-53-2220 sc-kankyo@city.sabae.fukui.jp ■■ごみなしのイベント開催!?鯖江市糺町コミュニティセンター設立10周年記念 鯖江市糺(ただす)町の自治会(以下糺区)の「ごみなしイベント」について報告 します。糺区は本村区域、新興住宅街、マンション等合わせて約400戸という大きな 組織です。そこで昨年11月、糺区の公民館である糺コミュニティセンター設立10周年 記念事業が開催されました。記念式典、設立10年記念誌発行、記念イベント等、全区 民が協力して盛大に開催されました。 ○イベントは企画から 「何をするか」という企画委員会、その後それを「いかにするか」という実行委員 会をそれぞれ数回ずつ開催いたしました。「何をするか」にいては、全体の趣旨とし て ・10周年という節目で糺区まちづくりを振り返る。 ・このイベントを通じて未来へのまちづくりを糺区内外に向けて発信する。 ということが委員会で決まりました。さらに未来へのまちづくりにおいて「環境」 というキーワードをこのイベントでどのような表現が出来るか、と話し合いがされま した。 その中で「ごみなしイベント」の案が出ました。ごみを出さないイベントこそ糺区 の未来へのまちづくりの第一歩だ、ということからです。 ○ごみなしイベントとは? イベントごみのほとんどは飲食物に関するもので、使い捨て食器が広く利用されて います。しかしその結果、残るものはごみの山なのです。 そこでいかに「ごみなしイベント」やり遂げるか、と話合いがされました。そして ・実行委員会が頑張っても、参加者の協力がなければなしえない。 ・ごみなしは参加者一人当たりの負担にすれば小さなものである。 さらに ・参加者には自分のうち自分の食器を持ってきてもらおう。 ・使った食器は各自が会場で洗ってもらおう。 ・「エコパック」なるものを記念品として全戸配布して、これに自分の茶わん、コッ プ、皿、ハシ、ふきん、ナイロン袋を入れて持ってきてもらおう。 ということになりました。 ○趣旨の告知 成功させる手段として、区民広報誌や「エコパック」の事前配布、マスコミ等の利 用積極的に行いました。ある新聞社は「買い物袋持参運動」という話はあちこちで聞 くが、「エコパック」によるマイカップ持参運動というのは聞いたことがない。興味 深いことだ。といって事前に大々的に報道してくれました。 ○ 誰が成功させたか? 結果、これといったトラブルもなく、この企画は区民の理解と協力をもって成功し ました。私はこのイベントの実行委員長でした。その日は、実行委員長として鼻高ら かに反省会で酒をのみました。しかし。 よく考えれば、元々400戸の参加区民の協力が得なければ出来なかったことなので す。なぜ協力が得られたのか..実行委員長が良い人だったから?..とんでもない です。それは区民一人一人の心の中に「環境」に関する芽生えが備わっていたからな のです。今や誰しもが行動に表さなくとも、心の中では思っている時代なのです。 委員会はそのきっかけづくりをやっただけなのです。 ○みんなでやろう!ごみなしイベント 今年も春から各地でイベントが繰り広げられています。主催者のみなさん、「ごみ なしイベント」の企画をたて、参加者には協力してもらいましょう。きっとうまくい きますよ。私たちのすむ糺区でも出来たのですから。(実行委員長 井上哲夫) ---------------------┤イベント情報├--------------------- ■World Studies「戦争と情報」 4月からの「戦争と平和」を引き続き、今回は身近な情報として新聞を取り上げて 戦争と平和について考えたいと思っています。誰でも参加できますので時間のある方 、興味のある方ぜひぜひご参加ください。たくさんの参加をお待ちしてます。 日時: 5月24日(土) 10:00~12:00 会場:県民会館 5階 会議室 参加費:資料代100円(会員無料)※事前申込み必要 申込み&問合せ:World Studies 代表 山本康夫 yasu023@hotmail.com ■ 自然史講座「新緑のブナ林を歩こう」 新緑のブナ林を歩いて、植物や昆虫を観察します。 日時:5月25日(日)9:00~15:00 *雨天中止 場所:今庄町藤倉山(JR今庄駅集合・解散) 定員:30名(抽選) *小中学生は保護者同伴 参加費:100円(保険料) 持ち物:弁当、水筒、筆記用具、山歩きできる服装 申込み:往復はがきに住所・氏名・年齢・電話番号を記入し、郵送 5月17日(土)必着 主催:自然史博物館 申込み&問合せ:〒918-8006 福井市足羽上町147 自然史博物館『ブナ林』係 Tel.0776-35-2844 ------------------------------------------------------ □□ことばピックアップ:寺島実郎((財)日本総合研究所理事長) 軍国日本を生んだ国民にも責任があるという論理で、東京大空襲を受け、無差別爆 撃を受け、広島・長崎に至った悲しい歴史があるわけですね。私たちには「簡単に譲 ってはいけない世界観」というのがあっていいはずです。ほかのすべての国が武力で 問題を解決すると言っても、日本だけはその論理を取らないというスタンスを持って いても、ちっともおかしくない。 (週間金曜日No.457「21世紀はルールと協調の世界に」から) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人鯖江市民活動交流センター内 エコプラザさばえ実行委員会 〒916-0024 鯖江市長泉寺町1-9-20 (朝10時?夜10時、日曜朝10時?夜7時、月曜・祝祭日休館) Tel.0778-54-8434 Fax.0778-54-7058 E-mail info@sabae-npo.org Web  http://www.sabae-npo.org/ecoplaza/ 【編集】林 暁、白井純子、辻子裕二 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● エコプラザさばえメールニュース 第13号      2003年5月16日発行