第18号 2003年7月29日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● エコプラザさばえ(鯖江市環境情報学習センター)メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ <目次> ▽環境国際交流ツアー参加者募集! ▽「環境教育支援センター」構想策定開始 ▽イベント・8月1~2日(金~土)環境講演会(鯖江) ・8月3日(日)環境首都コンテスト報告会(京都) ▽メディア・8月9日~9月5日 映画『WATARIDORI(渡り鳥)』 ▽琵琶湖で釣り上げた外来魚を地域通貨に交換 ■■今秋、環境国際交流ツアー 参加者募集! 環境国際都市を目指して環境先進国を視察する事業を、鯖江市からエコプラザが受 託し、同実行委員会を他の市民団体もまじえてスタートしました。現在、日程や訪問 先などを検討中です。 日程:2003年10月18日~26日(予定) 訪問先:ドイツ国内数箇所(予定) 応募定員:13名 対象:環境保全に関心のある18歳以上の鯖江市民で、事前研修に参加可能な人 参加負担金:約50万円(市から助成あり) 参加者決定:申請書類選考の上、9月5日までに本人に通知。 応募方法:エコプラザさばえまたは市役所環境課に備え付けの申請書類に必要事項 記入の上、8月8~29日の間に実行委員会事務局(エコプラザさばえ内)まで提出して ください。詳細はお問い合わせを。 ■■「鯖江市環境教育支援センター」(仮称)構想策定作業 市議会に予算案(総事業費2億5千万)上程予定のこの事業について、鯖江市長より 委嘱を受けた委員による建設検討委員会が発足しました。委員にはエコプラザスタッ フや教育関係、PTA関係者が含まれており(事務局環境課)、ただいま構想策定作業 が進行中です。 施設は中野町の中河小学校改築と同時に併設、来年度着工し2005年にオープンのた め秋頃までに構想策定という、いささか急ごしらえな日程に市民側も適度なスタンス をとって議論が進められています。 鉄筋コンクリート三階建て(一階が駐車場)、駐車場や施設自体が狭いなか、太陽 光発電や雨水利用などは当然設置。運営は民間に委託の方向で検討中。 事業としては、小中学校教員対象の環境学習の研修や指導者育成のほか、教材やプ ログラムの研究開発、学校や市民団体への情報提供と活動支援が主になります。 ---------------------┤イベント情報├--------------------- ■「地球村」講演会&ワークショップ 地球のこと、子供たちの未来のこと、参加者全員で共に考え、思いを深めながら夏 の夜のひとときをご一緒しませんか? 日時:8月1日(金)夜7時?9時半 ほか 会場:アイアイ鯖江(健康福祉センター)2F和室 ほか 会費:800円(懇親会は別途) 日程:8/1(金) PM7:00~7:20 スライドショー『昭和のエコロジー』  PM7:20~8:20 講演会『環境と平和』 PM8:30~9:30 ワークショップ PM10:00~0:00 ミッドナイト懇親会(事前申込み要) →会場:さばえNPOセンター 会費:500円 8/2(土) AM11:00~PM2:00 ミニワークショップ&懇親会Part2(事前申込み要) →会場:さばえNPOセンター 会費:1000円 講師:上村雄彦氏 1965年生まれ。大阪大学大学院法学研究科修士課程、カールストン大学大学院国際 関係研究科修士課程修了。1994年、国連食糧農業機関(FAO)ローマ本部に勤務。「 地球環境変動における人的側面プログラム」会議、気候変動に関する政府間パネル総 会などに出席。地球環境問題、食糧問題、発展途上国の貧困問題の深刻さとその根本 原因が先進国の私たちの生活にあることに気づく。 帰国後、このような問題に対してどうすればよいのか、非対立の姿勢でともに考え る講演、研究活動を展開中。専門分野は地球社会論(地球環境問題、食糧問題、開発 途上国の貧困問題等の地球規模問題、環境と調和する永続可能な社会、NGOについて の研究ならびに講演)。 国連食糧農業機関(FAO)コンサルタント(住民参加・NGO・地球環境)。ネットワ ーク『地球村』講師。天理大学国際文化学部非常勤講師。日本平和学会、日本国際政 治学会、日本環境教育学会所属。 主催:鯖江「地球村」 申込み&問合せ: 田辺 Tel.090-2124-2399 石本 Tel.090-9765-2416 ■「持続可能な地域社会をつくる日本の環境首都コンテスト」報告会 -コンテストの結果わかった先進的な自治体の取り組み 全国の10NGO(主幹事団体:環境市民)でつくる「環境首都コンテスト全国ネット ワーク」が、2001年から「持続可能な地域社会をつくる 日本の環境首都コンテスト 」実施して、今年3月、第2回を終えました。 自治体の環境への取り組みは私たちの身近な生活に直結し、かつ足元からの地球環 境保護の基礎的な主体です。今回、第2回のコンテストの内容と成果を広くご紹介す る報告会を開催いたします。みなさん、私たちと一緒に環境首都づくりから持続可能 な地域社会をつくっていきましょう! 日時:2003年8月3日(日)午後1:30~4:00 会場:京エコロジーセンター 1階シアター 〒612?0031京都市伏見区深草池ノ内町13京都市青少年科学センター敷地内 TEL075-641-0911 定員:約100名 参加費:主催団体会員500円、一般800円 プログラム:(予定) ○第1部「環境首都コンテストで見えてきた日本の自治体の環境政策の現状と課題」 午後1:30?3:00(質疑を含む)  ○休憩 午後3:00?3:15  ○第2部「他自治体と比較評価した京都市の環境政策の成果と課題」 午後3:15?4:00(質疑を含む) 講師:すぎ本育生氏(NPO法人環境市民代表理事) 環境市民エコシティー研究会メンバー コーディネーター:能村聡(京のアジェンダ21フォーラム事務局)  主催:NPO法人環境市民エコシティー研究会、京のアジェンダ21フォーラム 問合せ・申込先:特定非営利活動法人 環境市民 TEL075-211-3521 FAX075-211-3531 e-mail:life@kankyoshimin.org -------------------┤メディアチェック├-------------------- ■映画上映『WATARIDORI(渡り鳥)』 フランスで記録的大ヒット!100種を超える渡り鳥の壮大な旅の軌跡。世界トップ クラスのスタッフが、3年間世界20カ国をロケし、渡り鳥たちと共に命がけで地球全 土を旅した。CGは一切使用せず、多くの危険と戦いながら人類が今だかつて目にした 事のない鳥たちの視点から、空、海、そして地球の姿を捉えた驚異と感動の映像。 上映期間:2003年8月9日~9月5日 場所:メトロ劇場(〒910-0023福井市順化1-2-14/電話0776-22-1772) ※詳しくは、『WATARIDORI』公式サイト→ http://www.wataridori.jp/ メトロ劇場サイト→ http://www2.interbroad.or.jp/metro/ ------------------------------------------------------ ■■釣り上げた外来魚を地域通貨に交換 滋賀県は、琵琶湖等で釣り上げた外来魚を地域通貨と交換する実験事業に7月から 取り組む。 県では2003年4月から琵琶湖での外来魚の再放流(リリース)を禁止した条例を施 行しているが、今度は釣り上げた外来魚500グラムにつき1枚100円の地域通貨「ノー リリースありがとう券」と交換するもの。 業務は地域通貨発行の実績がある県内のNPOに委託する。釣り人が釣った外来魚を 湖周辺の引換え所に持ち込むとありがとう券を渡す。ありがとう券は、県内の飲食店 や釣具店、コンビニなどの協力店約300店舗で使うことができる。 9月末までに3万枚を発行して外来魚15トンを回収し、魚は肥料などに活用する考え。 http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2003/6/9/0609dg0001.pdf http://www.japanfs.org/jp/index.html ------------------------------------------------------ □□ことばピックアップ:冷泉彰彦(作家、米国ニュージャージー州在住) 「この世の中に奇麗事はない、自他の自尊心と生存本能の間を遊泳するのが人生 だ」というようなメッセージを社会が発信しているのだとすれば、それ自体が12歳の生存 権を踏みにじっていると言って良いでしょう。 人間という生物には色々な欠陥がありますが、そんなに捨てたものではないと思わ せて人生の次の段階への安心感をつけるのが社会教育だと思うのです。 (JMM No.227 『from 911/USAレポート』 第101回「十二歳の生存権」から) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人鯖江市民活動交流センター内 エコプラザさばえ実行委員会 〒916-0024 鯖江市長泉寺町1-9-20 (朝10時~夜10時、日曜朝10時?夜7時、月曜・祝祭日休館) Tel.0778-54-8434 Fax.0778-54-7058 E-mail info@sabae-npo.org Web  http://www.sabae-npo.org/ecoplaza/ 【編集】林 暁、白井純子、辻子裕二 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● エコプラザさばえメールニュース 第18号      2003年7月29日発行