第20号 2003年9月17日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● エコプラザさばえ(鯖江市環境情報学習センター)メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ <目次> ▽エコプラザさばえ、NPO法人化に向けて ▽鯖江市で10月からプラごみの分別収集 ▽イベント・9月20日(土)第4回「なるほどtheワールド」 ・9月21日(日)「(戦争と平和に対して)わたしたちにできること」 ・9月21日(日)第1回かんきょう市民大学(鯖江) ・9月27日(土)ラポーゼかわだ学校と子ども達の森づくり(鯖江) ▽ピースフルトゥモローズ、9.11二周年の声明から ■■エコプラザさばえ、NPO法人化に向けての総会開催 さる8月26日に、エコプラザさばえが特定非営利活動法人を取得するための設立総 会が持たれました。行政や学校現場との連携事業が広がりつつある状況の中で、かね てより責任の所在を明確にし社会的信用を高めようと準備を進めてきたものです。 会議では設立趣意書や定款、役員や事業計画案などについて説明があり、質疑応答 の上で承認されました。 これから申請手続きに入り、来年1~2月には認可が下りる見込みとで、平成16年4 月からNPO法人としての活動がスタートすることになります。今後の進捗や詳細、会 員拡大のご案内については順次お知らせしていきます。 ■■10月より鯖江市でプラスチック製容器包装・蛍光灯の分別収集開始 現在、鯖江市環境課では、クリーンセンターとタイアップして、職員全員体制で10 月からスタートするプラスチック製容器包装・蛍光灯の分別収集の町内説明会を実施 しています。分別収集開始までに、市内全町内の説明会を終える予定です。 町内会で説明している概要は、 1)なぜ実施するかという目的 ・容器包装廃棄物の減量化・資源化の推進 平成4年に本格的なごみの分別収集を開始して、一旦ごみの量は減りましたが、そ の後市民の皆様の熱心取り組みにより、分別の徹底が浸透してきてはいるものの、ご みの量は増えてきています(リサイクル率も増えてきてはいますが)。そこで慢性的 なごみの増量化を打破したいという目的があります。 ・焼却処分により発生する二酸化炭素の発生抑制(=地球温暖化防止) 現在、二酸化炭素の発生による地球温暖化が問題になっていますが、燃えるごみを 減らせば、その分の二酸化炭素の発生を抑制することができます。 ・マテリアルリサイクルよる資源の枯渇防止 今回分別収集した「その他プラスチック製容器包装」は、福井環境事業?に運搬し 、そこで、マテリアルリサイクルとしてフレーク(薄切り)化、ペレット(球状)化 、インゴット(塊)化し、プラスチック製品(ハンガー、バケツ、プランター、ビデ オ、テープなど)の原材料として再利用されます。 2)具体的にどのようなものを分別収集するか まず、「プラマーク」の付いたものを原則として対象にします。例として、 ・ポリ袋(レジ袋、お菓子やパンなどの外装フィルム、インスタントラーメンの外装) ・カップ・トレイ(カップ麺の容器、プリン、ゼリーのカップ、卵入れのパック、 マーガリンの容器、豆腐の容器、コンビニ弁当の容器) ・チューブ(ケチャップ、マヨネーズ、練りわさびなど) ・ボトル(食用油、シャンプー、リンスの容器、化粧品の容器など) ・その他(ペットボトルのふた、果物などのネット、発泡スチロールの緩衝材) があります。 以上のものを、資源ごみ回収日(週一回)に用意したコンテナにまとめて入れてい ただくようになります。 まだ、町内説明会を終えていないところの皆様は、是非、説明会に参加してくださ い。 皆様、ご協力のほどよろしくお願いします。 ---------------------┤イベント情報├--------------------- ■里地の生き物復活交流会 生き物のすむ田んぼ、安心して食べられるお米づくりに取組んでいる市民、農家、 行政のそれぞれの取組み事例を紹介します。 生き物と共生し、子ども達が遊んで元気に育つふるさとづくりについて、実際に活 動している方と一緒に考えましょう。 日時:9月20日(土)9:00~11:40 場所:河和田コミュニティーセンター Tel.0778-65-0001 参加費:無料 コーディネーター:平山亜紀子氏(福井県自然保護センター) 講師:田谷哲也氏(福井県農業試験場) 井上幸子氏(みやざき村有機の会) 山田儀一氏(ナチュラリストリーダー、福井県自然観察指導員) ※解散後、ご希望の方には鯖江市西袋町ほか「手作りビオトープ」見学ツアーを実施 します。(11:40~12:30) ■第4回「なるほどtheワールド」 福井東子ども劇場さんとのコラボ企画で、今回のテーマは「食糧ゲーム」です。お 菓子を使って子どもたちに世界の食糧の分配の不公平さについて考えてもらいます。 お手伝いくださる方興味のある方、ご連絡のうえどうぞお越しください。 日時:9月20日(土)10:00~12:00 場所:ユーアイふくい1階 和室 問合せ&申込み:World Studies 代表  富山大学大学院 教育学研究科 山本康夫 yasu023@hotmail.com ■ワークショップ「(戦争と平和に対して)わたしたちにできること」 テロ事件から2年が経ったのですが、相変わらず戦争の種火はあちこちでくすぶり 、また燃えつづけています。そうした戦争をなくし、平和な日々を送るためにわたし たちができることについて、これまで考えてきたこととあわせて考えていきたいと思 います。 日時:9月21日(日)10:00~12:00  場所:県民会館 5階会議室 参加費:100円(会員 無料) 問合せ&申込み:同上 ※準備の都合上、できるだけ出欠のお返事をください ■かんきょう市民大学 第1回「環境教育」 最近、自然系環境学習の分野で優れたプログラムが開発・実施されています。さら に進んで、自然への共感を暮らしの振り返りや実践に結びつける様々な示唆を、北欧 視察経験もまじえ紹介します。 日時:9月21日(日)14:30~16:10 講師:堀孝弘氏(特定非営利活動法人 環境市民事務局長) 定員:100名 会場:アイアイ鯖江多目的ホール 参加費:無料 申込み&問合せ: 鯖江市環境課 tel.0778-53-2220 fax.0778-51-8256 e-mail : sc-kankyo@city.sabae.fukui.jp ※9月21日から11月30日までの全5回シリーズ。どなたでもどうぞ。 ■「ラポーゼかわだ 学校と子ども達の森づくり」 身近に山があるのに、森の中で遊ぶことができない子ども達。私たちがよく遊んだ 里山、子どもが安心して遊び、生きる力を育む楽しい森を、子ども達と一緒にみんな で造ってみませんか? 日時:9月27日(土)午前8時半?3時 *雨天決行 参加対象:一般市民200名程度 場所:ラポーゼかわだの森(受付:ラポーゼかわだ) 持ち物:作業ができる服装、雨具、軍手、長靴、お弁当、水筒etc. 参加費:無料 主催:ラポーゼかわだの森づくり実行委員会、河和田小学校PTA、福井県フォレスト サポーターの会 申込み&問合せ:ラポーゼかわだ Tel.0778-65-0012 福井県フォレストサポーターの会(澤田 Tel.0778-65-2151) ------------------------------------------------------ ■■ピースフルトゥモローズ「平和な明日をつくる 9月11日 家族の会」 9.11二周年をむかえて声明から抜粋(翻訳:停戦委員会スタッフ) 家族を失った悲しみにくれる者として、私たちは怒りや恐れを感じることが、癒さ れていく過程においてはごく自然なことであるのを知っています。しかし私たちは、 そのような感情にまかせて行動することが健康的でもなければ建設的でもないことを 学びました。9.11に対するアメリカ政府の対応は、私たちすべてが9.11の衝撃的な出 来事によって味わった恐怖とパニックから抜け出せなくしています。 アメリカにとって9.11が未曾有の悲劇である一方、これまで他の国々の人たちはそ れぞれの「9.11」を私たちほどに注目を浴びることもなく経験してきたというのが悲 しむべき現実です。 私たちピースフル・トゥモーローズの会員たちは、自分たちの悲しみを平和に向け ての行動に変えようという取り組みをするうえで、模範とあおぐべき世界各地の暴力 の犠牲者たちに会う機会を得ました。暴力によって子供を亡くしたイスラエルとパレ スチナの親たち、ケニヤの米大使館爆破事件の犠牲者、子供が行方不明になった中南 米の母親たち、そして究極の暴力といえるアメリカによる広島・長崎への核兵器投下 を生き延びた人々...。 これらの人々に会い、私たちピースフル・トゥモーローズの会員たちは、自分たち がテロを体験しながらもそれに対して平和をもって答えてきた世界の家族たちの一員 であることを感じたのでした。9.11は私たちに、人間同士が互いに恐ろしい暴力を振 るうことができるということを教えました。 しかし9.11はまた、人間の心は「9.11」が存在しない世界を作るために恐れと憎悪 を乗り越えることができることをも教えてくれたのです。そしてこの希望こそ、私た ちが個人として、そして国家として築いてゆくべきものなのです。 2003年9月9日 http://www.peacefultomorrows.org/ ------------------------------------------------------ □□ことばピックアップ:マーガレット・ミード(米国の文化人類学者 1901-78) 戦争のない地球へ・・・ ・・疑いもなく、小グループの思慮深く献身的な市民が世界を変えることができ る。 実際、そのような者だけが世界を変えるのである。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人鯖江市民活動交流センター内 エコプラザさばえ実行委員会 〒916-0024 鯖江市長泉寺町1-9-20 (朝10時?夜10時、日曜朝10時~夜7時、月曜・祝祭日休館) Tel.0778-54-8434 Fax.0778-54-7058 E-mail info@sabae-npo.org Web  http://www.sabae-npo.org/ecoplaza/ 【編集】林 暁、白井純子、辻子裕二 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● エコプラザさばえメールニュース 第20号      2003年9月17日発行