第25号 2003年11月22日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● エコプラザさばえ(鯖江市環境情報学習センター)メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ <目次> ▽市民の環づくり実行委員会12/5 ▽イベント・11月29・30日(土日)NPOマネジメント実践講座(福井) ・11月29~30日(土日)体験学習法セミナー(岐阜) ・11月30日(日)かんきょう市民大学 第5回(鯖江) ・12月6日(土)NPO・ボランティア活動リーダー研修会(福井) ▽メディアチェック「カサンドラのジレンマ-地球の危機、希望の歌」 ■■市民の環づくり実行委員会スタート! 来年は鯖江市政50周年一年前にあたり、また鯖江市民活動交流センターが5周年を 迎えます。この機会を「市民主役のまちづくり運動を高める機会」と捉え、多数の市 民有志、市民団体、事業者、行政関係者に参画いただきながら、持続可能性を揺るが す環境問題の「環」と地域自立のための連携と結束を意味する「環」をキーワードと した事業展開を図ることになりました。 まず来年4月1日に、劇団ふるさときゃらばんによる「天狗のかくれ里」というファ ンタジー・ミュージカルを上演し、その利益を元に市内の里山において植樹・森づく りを進めたいと考えます。実行委員会と言いつつ出入り自由なミーティングとワーク ショップ形式ですので、どなたでも自由お気軽にお越しください。 ◇第一回ワークショップ 日時:12月5日(金)19:30~21:00 会場:鯖江市民活動交流センター交流サロン 内容:設立趣意、目的確認 「共に生きる都市さばえ」をテーマとしたミニワークショップ 定員:なし(自由参加) 連絡先:NPO法人鯖江市民活動交流センター事務局(担当 嶋野) Tel.0778-54-7055 Fax.0778-54-7058 ---------------------┤イベント情報├--------------------- ■成功するNPOのマネジメント実践講座 NPOなど社会貢献活動団体は、多様化・複雑化する社会の中でますます重要な役割 を果たしつつある昨今。思いを形にするための活動のなかで、団体のミッション(使 命)と実際の事業はうまく結びついていますか?事業のマンネリ化や、会員や参加者 が増えないなどと悩んでいませんか? 今回のマネジメント講座では、NPOの根本であるミッション、ミッションに基づい た事業づくりの発想、ミッションを実現するための人の活かし方などについて、講義 とワークショップを交えて実践的に学びます。 <1日目 NPOのミッションと事業づくり> 日時:11月29日(土)13:00~16:30 場所:鯖江市嚮陽会館2F大会議室(鯖江市桜町2-7-1 TEL.0778-52-5789) 内容:「NPOははじめにミッションありき」とは? ミッション・ステートメント、「事業」をつくる発想、事業づくりのアイデア <2日目 NPOを支える人材> 日時:11月30日(日)13:30~17:00 場所:敦賀市福祉総合センター(あいあいプラザ)1Fふれあいホール (敦賀市東洋町4-1 TEL.0770-22-3133) 内容:「人材を調達する」ために何をすべきか?NPOをとりまくヒトをどう活用するか? ステークホルダー・マッピング、人が活かされる組織とは? 講師:今田克司氏 (日米コミュニティ・エクスチェンジ代表、CSO連絡会事業開発オ フィサー) 1994年、米カリフォルニア州オークランドにて日本太平洋資料ネットワーク事務局 長。1997年、日米NPOセクターの人材交流を進める日米コミュニティ・エクスチェン ジ(JUCEE)を創設。団体設立にあたり、事務局長として、米国内での 法人化および非課税団体認定、理事会発足、資金調達等、NPO立ち上げのための諸作 業を行う。2000年7月より同代表/CEOとして東京に赴任。同10月より、国際協力・開 発の分野での日米協調および日本のNGOのグローバルなネットワーク化を進めるCSO連 絡会の事務局長と兼任。 日米のNPOセクター、NPOマネジメント、市民社会になどに関する講演、ワークショ ップなど多数。著作に、「日米のNPO交流を組織化する」(山岡義典編『NPO実践 講座』、2000年、ぎょうせい)など。 定員:各日40名(先着順ですので、どうぞお早めにお申込み下さい。) 参加費:無料                問合せ・申込先:地域構想センター 福井市高木北1-1103-1 山城優子 E-mail Cscinformation@aol.com  TEL.090-2839-3105 http://members.aol.com/CenterforCSC/ ■これからはじめる人のための体験学習法セミナー 私達の日常生活の中で、体験から何か物事に気付いたり学んだりする過程を、一つ の教育法として学びませんか?単に何か体験してみることだけを指すのではなく、体 験を通じて得られる気付きや学びを「体験学習の循環過程」を通じて、より効果的な ものにしようとするものです。 日時:11月29日(土)~30日(日)両日10:00?18:00(日帰り) 会場:岐阜県 河川環境楽園 自然発見館(木曽川) 対象:環境教育に関心を持つ学校教育や社会教育の指導者、教員、学生など 参加費:各8000円 定員:30名(申し込みは先着順) 講師:小河原孝生(NPO法人生態教育センター 理事長) 主催:NPO法人生態教育センター・木曽川公園管理センタ? 申込み&問合せ:河川環境楽園 自然発見館 tel.058-689-7022 fax.058-689-7021 Eメール shidoin@hakkenkan.go.jp http://www.hakkenkan.go.jp ■かんきょう市民大学 第5回「都市は生き物」 都市は生き物です。水・物質・エネルギーを受入れ、それを消費・生産し、廃棄物 処理施設から排出しています。このように生物の物質代謝として都市を見ると、興味 深い姿が浮かびあがってきます。 日時:11月30日(金)15:00~16:30 ※引き続き閉校式と環境市民賞授与があります。 講師:守田優氏(芝浦工業大学工学部土木工学科教授) 定員:100名 会場:アイアイ鯖江多目的ホール 参加費:無料 申込み&問合せ: 鯖江市環境課 tel.0778-53-2220 fax.0778-51-8256 e-mail : sc-kankyo@city.sabae.fukui.jp ■NPO・ボランティア活動を元気にするリーダー研修会 今年2月に引き続き、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表の川北秀人氏 を迎えたセミナーを開催します。今回は、「NPOの自己評価」がテーマです。NPOの事 業、ボランティア活動、イベント開催などの活動が「どれだけの成果があったのか」 、「その経験が次の活動に生かされているのか」。活動を振り返ることは非常に大切 なこととわかっていながら、なかなか反省・事業評価はできていないもの。 「自分たちの団体を自分たちで評価する方法」、「評価から判断・行動へつなげて いく方法」などを講義とワークショップ で学びます。 日時:12月6日(土)10:00~17:00 会場:生協会館 第3会議室福井市宝永3-3-1(NHK横)Tel.0776-22-0808 講師:川北秀人(人と組織と地球のための国際研究所代表) 定員:30名 参加費:3000円 主催:コラボNPOふくい、エコプランふくい 問合せ・申込先:エコプランふくい 福井市松本2-18-1  Tel.0776-30-0092 Fax.0776-54-4095 E-mail:ecoplanf@infoseek.jp -------------------┤メディアチェック├-------------------- ■■「カサンドラのジレンマ-地球の危機、希望の歌」 (著者:アラン・アトキソン 監訳者:枝廣淳子 PHP研究所) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569632149/junkoedahiro-22 「幸福になるためにわざわざ愚かな競争に参加する必要などなく、人間は自分が考 えているほど金銭に左右されないものであり、社会や技術が自分たちに追いついてく るのを待たなくても、今この時点でもっと持続可能な生活をすることができる」 た ぶん多くの方が著者のこのメッセージに、うんうん、とうなづいてくれるのではない でしょうか。 「このままじゃだめだよ、何とかしようよ」といくら訴えても、まわりの人が全然 耳を傾けてくれない、いくら警告してもわかってもらえないという重いテーマを、著 者は「どうしてそうなっているのか、どうしたらそのジレンマから脱出できるのか」 、原因と解決策を大変わかりやすく説明。 「そうか、こうなっているのか」「そうか、これが大事なのか」「そうか、こうい うふうに進めていけばいいんだ」と納得し、「できる!と元気と勇気と知恵と行動へ の一押しをしてくれます。とくに「あなたが悪いんじゃない。誰かが悪いんじゃない 。システムの性質からいって、そうなってしまうのだから、システムを直せばいいの だ」というシステム・ダイナミクスの考え方のわかりやすい説明は、日常生活にも活 かせます。 「地球が地球で、人間が人間であり続けるため」の持続可能性の原則や、新しい考 えやイノベーションはどのように広がるのか、何に気をつければ効果的に迅速に広げ ることができるのか、というイノベーション普及理論のわかりやすい説明も、環境問 題に限らず、仕事や日常生活のあちこちで役に立つことでしょう。(枝廣) 出典:Enviro-News from Junko Edahiro No. 924 http://www.ne.jp/asahi/home/enviro/ ------------------------------------------------------ □□ことばピックアップ:川口由一(自然農法・漢方医療研究家) 命の巡りのペースに添うしかないんです。もう自分の思いどおりになることはひと つもなくて、添うことによって目的を達する。「ゆっくり生きる」とは、速く、速く という気持ちを抑えて我慢することじゃない。寄り添って生きてこそ初めて常に満た されるという状態のことです。 (月刊誌ソトコト2003年12月号から) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人鯖江市民活動交流センター内 エコプラザさばえ実行委員会 〒916-0024 鯖江市長泉寺町1-9-20 (朝10時?夜10時、日曜朝10時~夜7時、月曜・祝祭日休館) Tel.0778-54-8434 Fax.0778-54-7058 E-mail info@sabae-npo.org Web  http://www.sabae-npo.org/ecoplaza/ 【編集】林 暁、吉年純子、辻子裕二 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● エコプラザさばえメールニュース 第25号      2003年11月22日発行