第30号    2004年2月6日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●   NPO法人エコプラザさばえ(鯖江市環境情報学習センター)メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★  <目次>  ▽エコプラザ土曜塾 最終回「修了パーティー」2/14  ▽イベント・2月19日(木)、28〜29日(土日)環境リーダー養成講座(鯖江)       ・2月28日(土)ネイチャーゲーム・ミニ研修会&体験会(鯖江)       ・2月29日(日)ZATSUBOKURINシンポジウム2004(福井)       ▽インフルエンザについて  ▽「雪が降ったら..」 ■■エコプラザ土曜塾 最終回「修了パーティー」 5月から始まった土曜塾もいよいよ今年度最後となりました。1年間、いっしょに活動 したお友達やスタッフの思い出を色紙に残しましょう。 色紙には、自分で折り紙を使って飾り付けをします。男の子は、福井にちなんで ‘きょうりゅう’を、女の子は色とりどりの‘花束’を作る予定です。 おやつには、バレンタインにちなんだお菓子を用意します。どうぞお楽しみに・・・ ・・ 日時:2月14日(土)9:00〜12:00 場所:さばえNPOセンター  内容:・今年度土曜塾の活動の思い出(スライドショー)     ・いろんな折り紙作り、ゲーム、おやつタイム など 持ち物:色鉛筆、のり、はさみ、定規、皿、フォーク、コップ 参加費:500円(1回のみの参加の場合) 締め切り:2月10日(火) 問合せ&申込み:エコプラザさばえ事務局 吉年(よどし) *来年度も土曜塾の開講を待っていてくださいね! 学校よりお便りが配布された ら、お友達を誘って来てくださいね。 ---------------------┤イベント情報├--------------------- ■環境リーダー養成講座〜環境NPOと市民との連携に向けて  講座前半は、環境保全や環境教育はみなさんが思っているほど難しくないことを理 解していただき、環境リーダーとしての視点を学びます。後半は、鯖江市のポテンシ ャル(人材・資材等)を活かした環境NPOの事業プログラムづくりを体験します。み なさんが主役の楽しいワークショップです。ふるって御参加ください!! 日時:2月19日(木)19:00〜21:00 及び    2月28日(土)〜29日(日)の一泊二日 会場:鯖江市民活動交流センター(19木) 及び    今立町八ッ杉千年の森(28土〜29日) 定員:20名(先着順)※残りあとわずか!  受講料:3000円(宿泊研修用食事代・計四食分) 講師:坂本均氏(GNOM自然環境教育事務所) 締め切り:2月16日(月) <日程と内容> 第一日目:2月19日(木)19:00〜21:00 会場:鯖江市民活動交流センター       オリエンテーション      ・講座全体のねらいや目的の共有      ・環境教育の概念等の理解 第二日目:2月28日(土)9:00〜21:00 会場:今立町八ツ杉千年の森      講義1「そんなに難しくないぞ『環境教育』!」      講義2「環境リーダーとしての大切な視点」      交流会      ・人間の価値観、倫理観を考え、自分に出きることを見つめ直す      ・コミュニケーション機能等の体験 第三日目:2月29日(日)9:00〜17:15      体験1「環境NPOの事業プログラムづくり」      ・鯖江のポテンシャルの確認      ・事業企画づくりのポイントを体験から学びます      全体のふりかえり 主催:鯖江市  協力:(特)エコプラザさばえ 問合せ:鯖江市役所 環境課 TEL.0778-53-2220 FAX.0778-51-8156               E-mail:SC-kankyo@city.sabae.fukui.jp ※内容等については、都合により変更となる場合があります。 ※移動には送迎バス(市役所前発、河和田コミュニティセンター経由)をご利用くだ さい。 ■ネイチャーゲーム・ミニ研修会&体験会  ネイチャーゲームは五感を使って自然を楽しみ、味わい、学ぶプログラム。指導員 の人の腕試しを兼ねたネイチャーゲームの体験会を毎月第四土曜日に開きます。一般 の人も、親子連れでも参加大歓迎!是非ご一緒に楽しみませんか? 日時:2月28日(土)9時〜午前中 場所:県立鯖江青年の家 内容:室内のゲームと裏山に出ての雪の中のネイチャーゲームの予定 参加費:無料 問合せ:ふくい緑ネイチャーゲームの会事務局 朝日政之     福井市足羽2-11-14 TEL0776-35-0416 FAX0776-35-0415     携帯TEL090-8265-1486 asasun@nifty.com ■ZATSUBOKURINシンポジウム2004「いっしょに雑木林の使い方考えませんか」  平成15年度 福井大学公開講座「地域環境の重要性に関するセミナー」 日時:2月29日(日)午後1時から 場所:福井大学文京キャンパス 総合研究棟13階ホール 参加費:無料 基調講演「まちづくり教育における大学と地域」      本多昭一(福井大学教育地域科学部教授) 事例報告「雑木林を利用した地域活動」      地域住民・福井大学生・中学生 パネルディスカッション「地域社会での雑木 林共有の方法について」  コーディネータ:薬袋奈美子(福井大学工学部講師)  パネリスト:上田弘幸(春山小学校教諭)        竹原育美(雑木林を楽しむ会代 表)        野尻章博(田原町商店街青年部代表)        本多昭一(福井大学教育地域科 学部教授) 主催:福井大学地域環境教育研究センター・福井環境科学技術研究会・雑木林 を楽 しむ会 連携:福井ライフアカデミー http://www.anc-d.fukui-u.ac.jp/~nminai/zatsubokurin/ (参加希望者は2月26日までに 氏名・住所・電話番号・ E-mailアドレスを記入の上 、メールまたはFAXでお申し込み下さい。Tel/Fax 0776-27-8606 mail  zatsubokurin2003@yahoo.co.jp) ------------------------------------------------------ ■■インフルエンザについて (by 赤川節二:エコプラザ会員、医師)  パソコンのウイルスも蔓延してますが、鳥インフルエンザもやばそうです。  以前スペイン風邪では全世界で3000万−4000万人死にました。その後アジア風邪、 ソ連風邪、香港風邪など大体30年に一度の世界的流行があり、その流行はそろそろな んです。人口比で行くと今回は世界で1億近くの死者が出ても不思議ではない。  小泉首相は鳥インフルエンザの発生したタイ、ベトナムなどに薬を送りました。し かし日本国内の薬は1300万人分位しかなく、つまり国民の1割分しかない。もし日本 で大流行したら、日本人を犠牲にして自分の顔を立てたということです。  このウイルスと環境との関係は良くわかりません。BSE、クロイツフェルトヤコブ 、スクレイピー、アルツハイマー、エイズ、鯉ヘルペス、SARS、インフルエンザ、鳥 インフルエンザなどほんの1−2年ですごい感染症です。まだまだ出ます。人類の進化 とウイルスの進化は似てますから、逃れることはできません。  しかし、見方を変えれば、地球に取り付いたウイルスの名前が人類で、その特効薬 がインフルエンザという薬かも知れません。つまり地球環境を破壊する人類を、イン フルエンザを使って撲滅する..。 <感染の現状>  昨年12月以降に鳥インフルエンザの感染の確認された国は10カ国(韓国、日本、中 国、ラオス、台湾、タイ、カンボジア、ベトナム、インドネシア、パキスタン)。な かでも、人の感染者がでたのが、中国、タイ、ベトナムの3カ国で、タイ、ベトナム では13人の死傷者が出ている。 ・ベトナムのレポート  昨年から、全国の8割の地区で、鳥インフルエンザでニワトリが死亡。800万羽を処 分。死者が9人でそのうち4人よりH5N1型鳥インフルエンザが確認される。 ・人-人の感染の疑いの例  1/12ハノイの南の地区で、鳥の解体をする男性(兄)が死亡。男性を介護していた 家族である30才と23才の姉妹が1/13より入院。10日後に2人とも死亡。そのうち一人 は、鳥との接触がなかった。 <鳥インフルエンザの人への感染> ・どうして人に感染したのか?  1997年香港で、18人が鳥インフルエンザに感染、うち6人が死亡。いずれも、市場 で鳥を扱う職業に従事している人間だった。  ウイルスの表面にある突起が細胞の受容体に結合することにより感染がおこる。通 常、鳥インフルエンザウイルスにある突起は、人の細胞には結合しない。  ただし、沢山のウイルスが体内に入ると、まれではあるが人の受容体と結合をする ことがある。現在までの感染者は大量のウイルスが入ったために発病したと考えられ 、現時点で人から人へ感染する確立は低いと考えられる。 ・新しいウイルス発生するか?  人のインフルエンザウイルスに感染した細胞が、鳥インフルエンザに感染すると、 細胞の中で人へ感染する力を持った鳥インフルエンザウイルスが発生する可能性があ る。新しいウイルスを出現を防ぐには、鳥インフルエンザの流行を早期に解決しなけ ればならない。 ■■「雪が降ったら..」  空気の乾燥が著しい二月。室内でも暖房が効いて体もカラカラに乾くので、生水で ちびちび水分補給。ここで雪が降ると、湿度が上がって呼吸が楽になり、インフルエ ンザのウィルスも退治されます(ウィルスは湿度30%以上になると死ぬものも多い) 。雪の結晶はゆっくり溶けて空気を潤し、土を潤して数日間は空気の潤いを保ってく れます。昔から雪に大地の消毒作用があるとも言われる所以。  雪に潤った地面の中では春に向かって種や根が活動を始めます。人間の体でもやは り解氷現象が起こり始める時期。腎臓の血流が徐々によくなってきますが、暴飲暴食 で腎臓に負担をかけたまま春を迎えると、今度はそのツケが肝臓に来ます。腎臓に溜 まったものが捨てられずに肝臓の働きが高まり、イライラ怒りっぽくなったり、アレ ルギー=つまり花粉症が引き起こされるのです。  花粉症対策は暖かくなる前のこの時期からですね。 (「整体生活和の暦/寺門琢己・白泉社」から) ------------------------------------------------------ □□ことばピックアップ:大野直子(ライター、金沢市在住)  「春だね」と  言えば  心が春になる  「たのしいね」で  たのしくなる  ( 「ひきだし」 04/02/04 立春の日に) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人エコプラザさばえ 鯖江市民活動交流センター内      〒916-0024 鯖江市長泉寺町1-9-20       (朝10時〜夜10時、日曜朝10時〜夜7時、月曜・祝祭日休館)     Tel.0778-54-8434 Fax.0778-54-7058    E-mail info@sabae-npo.org   Web  http://www.sabae-npo.org/ecoplaza/ 【編集】林 暁、吉年純子、辻子裕二 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●  エコプラザさばえメールニュース 第30号      2004年2月6日発行