第37号    2004年6月9日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●   NPO法人エコプラザさばえ(鯖江市環境情報学習センター)メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★  <目次>  ▽さばえ環境フェア2004 6/19-20  ▽ 「温暖化ストップ親子大作戦」参加ファミリーの募集  ▽「ふくい環境力向上プロジェクト推進事業」の募集  ▽イベント・6月12日(土)初夏の里山 ほおばめし・ちまきづくり(今立)        ・6月12日(土)ホタルと筝とピアノの夕べ(今立)        ・6月12日(土)自然のホタル観察会(鯖江)        ・6月13日(日)夏鳥観察会(鯖江)        ・6月27日(日)美しい地球を子どもたちに(鯖江)        ・7月17日(土)ネイチャーゲームリーダー養成講座(小松)  ▽九州南部並みの暑い夏に 100年後の関東地方  ▽「100万人のキャンドルナイト」6/19-21  ▽Dr.コトー・環境情報シリーズ「ゼロエミッションとは?」 ■■「さばえ環境フェア2004」〜みんなで行こう!環の国へ 日程:6月19日(土)10:00〜16:00     6月20日(日)10:00〜15:00 会場:嚮陽会館 ※イベント参加者にはもれなく「廃食用油せっけん」プレゼント! ※ご来場はなるべく公共交通機関またはコミュニティバスをご利用ください。 ◇6月19日(土) ・10:10〜11:40 環境デザイン大賞投票&発表会 〜環境国際都市を目指して ・11:40〜15:00 コミバスで行く!ふるさとグルメツアー  嚮陽会館前(第1便7:50、第2便11:40)発のコミュニティバスに乗って市内の  環境資源めぐりにいきませんか?昼食には、地元でとれた野菜、お肉をふんだん  に使ったバーベキューをご賞味ください。 ◇6月20日(日) ・10:00〜12:00 めざせ地産地消!ふるさとランチコンテスト   予選を勝ち抜いた3チーム(個人)が鯖江市近郊の食材を使ったオリジナルの  「ふるさとランチ」を披露します。料理バトルの生中継に加え、先着30名様は会  場審査員として試食に参加できます。 ・10:30〜14:30 でんでん虫の集い  エコプラザさばえとその仲間たちがお届けするお楽しみタイムです。  環境紙芝居、環境お宝鑑定団、エコエネ教室〜体験!自転車発電、エコランチ  など、楽しくタメになるバラエティーショー! ◇環境「道の駅」コーナー ・手打ちそば、だんご、焼きいも、ポップコーン、アマランサスコーヒー ・有機野菜即売会 ・野菜たっぷり大鍋コーナー(無料、19日のみ) ※お椀・お箸を持参された方には特典あり! ◇その他のコーナー ・ネイチャークラフトコーナー ・環境「おすすめ図書」の市    ・環の国テーマブース ・環境クイズラリー  ※全問正解者には景品有り! ・粗大ゴミ再利用品展示販売コーナー 抽選は20日の12:30  ・電気自動車、低公害車展示&試乗コーナー 問合せ:環の国さばえ実行委員会事務局 鯖江市環境課 TEL.0778-53-2220 ■■ 「温暖化ストップ親子大作戦」参加ファミリーの募集  県では、子どもたちの地球温暖化防止に対する意識を高め、家庭からの二酸化炭素 を削減することを目的として、夏休み期間を中心に節電に取り組む親子(ファミリー )を募集しています。昨年に比べて電気使用料の削減率が大きかった親子を表彰しま す。 募集期間:平成16年6月1日〜6月30日 応募条件:福井県内の小学生、中学生、高校生を持つ家庭 応募方法:県環境政策課、県各健康福祉センター、各市町村環境担当課等にある応募 用紙内の「申込はがき」により応募してください(郵送、FAX)。 取組み期間:平成16年7月10日(土)〜9月10日(金) ※取組み例・冷房の使用時間を少なくする       ・ムダな照明は消す       ・テレビを見る時間を少なくする       ・テレビ等を使用しないときはコンセントを抜く       ・冷蔵庫のドアをむやみに開けない  など 表彰:昨年に比べて電気使用量の削減率が大きかった親子を表彰します。    ・大賞 5組(副賞…旅行券5万円)     ・努力賞 100組(副賞…省エネグッズ) ※昨年は631家庭から御応募がありましたが、本年は1000家庭を目標としています 応募・問合せ先:福井県環境政策課 tel.0776-20-0303 fax.0776-20-0634 http://info.pref.fukui.jp/kankyou/p&c.html ■■「ふくい環境力向上プロジェクト推進事業」の募集  福井県環境政策課では、今年「ふくい環境力向上プロジェクト推進事業」として、 NPO等が地域の子どもたちと一緒に環境保全活動に取組む事業を支援することとしま した。詳細は環境政策課のホームページをご参照ください。 活動期間:平成16年7月〜平成17年1月(委託10件、20万円/件) 委託件数:10件 委託事業費:1件あたり20万円以内 募集期間:6月1日(火)〜21日(月) 提出&問合せ先:福井県環境政策課 tel.0776-20-0303 fax.0776-20-0634 http://info.pref.fukui.jp/kankyou/ ---------------------┤イベント情報├--------------------- ■「初夏の里山 ほおばめし・ちまきづくり」四季の里山体験シリーズ3  緑ゆたかな初夏の森、若葉の香り、伝承の味覚を楽しみましょう。 日時:6月12日(土)10:00〜1400 会場:今立町 八ッ杉森林学習センター 定員:30名 参加費:1500円(昼食、持ち帰り品代込み) 申込み:八ッ杉森林学習センター TEL.0778-42-3800 http://www.town.imadate.fukui.jp/ ■「ホタルと筝とピアノの夕べ」  大正初期に地元産100%の木材で立てられた、今立固有の様式を持つ古民家でのミニ コンサート。外は丁度ホタル乱舞の季節。田舎の自然と伝統家屋のたたずまいを合わ せて体感してください。 日時:6月12日(土)午後7時から 会場:今立町南坂下  入場料:無料ですが、おひねり投げ銭をご用意ください 出演:江藤しのぶ(筝)、辻 守(ピアノ&シンセサイザー)    演目 『六段』八橋検校作曲        『空を推す』ネプチューン海山作曲        『春よ、来い』松任谷由美作曲、鈴木豊乃編曲 ほか 主催:NPO法人森のエネルギーフォーラム 共催:今立町南坂下区 問合せ:増田頼保 今立町大平2-4-89     yoriyasu@me.ttn.ne.jp TEL. & FAX. 0778-43-0717     http://laputa.fpu.ac.jp/mori ■「自然のホタル観察会」  5/26にホタルが飛び始めました。6/10〜12頃が河和田地区ではゲンジボタルのピー クとなりそうです。 集合日時:6月12日(土)小雨決行 雨天翌日      18:30〜受付 19:30〜オリエンテーション 20:00〜現地観察 集合場所:鯖江市別司町 東部児童館 参加費:無料 ※受付参加者には手作り郷土食「ほおば飯」プレゼント(数量限定) ※自然に負荷のかけない観察会にご協力を!  ・駐車や観察コースは係員の指示に  ・ホタルの捕獲は厳禁  ・子どもは保護者同伴のこと  ・懐中電灯は足元を照らす小さなものを(赤セロファンでおおうなど)  ・ゴミは持ち帰り 問合せ:河和田コミセン TEL.0778-65-0001     河和田自然に親しむ会 谷口 TEL.0778-65-0308 ■「夏鳥観察会」  田んぼでペアになっていたオシドリも今は子育て真っ最中。アオバズクにアカショ ウビンも鳴いています。オオルリやホトトギス、ツツドリなど夏鳥の出会いが期待で きます。 集合日時:6月13日(日)7:30〜受付 11:30終了予定 小雨決行 集合場所:ラポーゼ農園駐車場 観察場所:殿上山林道及びキャンプ場 参加費:大人200円 子ども無料 持ち物・服装:山歩きの服装で、おやつ・水筒・お弁当・メモ帳・図鑑など持参。    ※双眼鏡は不要 問合せ:河和田コミセン TEL.0778-65-0001     河和田自然に親しむ会 谷口 TEL.0778-65-0308 ■「美しい地球を子どもたちに」〜北陸で初のセミナー開催!  「えっ、知らなかった!地球ってそんなに大変なの!?」高木善之さんの講演会を 初めて聴いた方の感想です。地球環境の事実を話し、どのように問題を解決していけ ばいいのか、まるでひとり一人に問いかけるような講演会。講演会を聴いてくださっ た方が少しでも何かを感じ、できる事からはじめてくれたらうれしい、と高木さん。  そんな高木さんに、地元鯖江に再びお招きしたいというスタッフみんなの思いで、 今回の講演会を企画しました。みなさん是非一度、お出かけください。ご来場、心よ りお待ちしております。 日時:6月27日(日)午後2時〜5時(開場1時半) 場所:アイアイ鯖江・健康福祉センター 多目的ホール 講師:高木善之氏(NPO法人 ネットワーク『地球村』代表)  1970年大阪大学卒業。国連地球サミットなどに出席。  著書は、『本当の自分』、『新地球村宣言』、『オーケストラ指揮法』、『転生  と地球』など多数。 http://www.chikyumura.org/ 参加料:前売り1000円 当日1200円 主催:鯖江『地球村』 後援:鯖江市、鯖江市教育委員会、NPO法人 鯖江市民活動交流センター 問合せ:石本 TEL.&FAX. 0778-52-2416     田辺 TEL. 0778-51-1936 FAX. 0778-54-7278 ■ネイチャーゲームリーダー養成講座  ネイチャーゲームの基本的な理念と指導方法を学ぶとともに、公認ネイチャーゲー ムリーダーの資格が取得できる講座です。18歳以上で、ネイチャーゲームに関心があ る方ならどなたでも参加できます。講義8時間、野外実習12ゲーム、検定(筆記試験 )がありますが、ネイチャーゲームを学びたい方のための講習会ですので、事前のネ イチャーゲームに対する知識は必要ありません。 日程:7月17日(土)13:00〜7月19日(月・祝)16:00(二泊三日) 場所:小松市木場潟スポーツ研修センター 参加費:一般24000円、学生・会員23000円 募集人数:30名(定員間近!)  ※他にハンドブック代・指導員報「自然案内人」代4000円と登録費等諸費用(後日口 座振替で6300円)が別途必要。 申し込み:木谷一人 TEL.076-263-5255 FAX.076-263-5283      E-mail BZC00103@nifty.ne.jp http://www.naturegame.or.jp/ng_kousyukai-schedule.html ------------------------------------------------------ ■■九州南部並みの暑い夏に 100年後の関東地方  2100年夏、関東の最高気温は、九州南部とほぼ同レベルに−。気象庁が7日発表し た約100年後の関東地方の気温変化予測によると、地球温暖化と都市化の影響で、夏 の平均気温は現在より最大約1.5度も上昇し、最低気温が25度以上の熱帯夜になる地 域は関東平野のほぼ全域に広がることが分かった。  同庁は「狭い領域で約100年後の気温を算出したのは世界的にも珍しい。今後、関 東以外の地域での算出も検討したい」としている。  気象庁によると、同庁が開発した都市気候モデルを使用し、晴れて風が弱い日を想 定して算出した。温室効果ガスの影響などにより、日平均気温は都心部では約1度、 それ以外の地域では約1.5度上昇するとみられる。  日最高気温(午後2時)は関東平均で約1度上昇し、関東平野内陸部の広範囲で35度 以上になると予測。日最低気温(午前5時)が25度以上になる地域は関東平野のほぼ 全域に広がり、関東平均で約2度上昇する見込み。(6月7日 共同通信) ■■「100万人のキャンドルナイト」に参加しよう!  昨年6月の夏至の日、夜8時から10時まで、「電気を消してスローな夜を」の呼びか けに応えて約2300カ所の建物が消灯し、約500万人が家庭でオフィスで居酒屋でロー ソクを点して参加し大きな話題となった「100万人のキャンドルナイト」。今年は「 100万人の環」をめざして6月21日夏至の日の夜8時から10時をピークに取り組まれま す。  今年は、環境省とのパートナーシップを一層強めるとともに、広く世界150カ国に も呼びかけて日本のNGO発の国際的な運動にしていく方針。自分や家族で参加するだ けでなく、周りの仲間や所属する組織などにも働きかけて、この運動を大きく広げま しょう。イベントを企画して参加者を募りたい場合は、事務局に登録するとホームペ ージで告知してくれます。  辻信一(明治学院大学教授)、藤田和芳(大地を守る会会長)ほか9人の呼びかけ 人代表による呼びかけ文は次の通りです。  2004年の夏至の日、6月19、20、21日夜、8時から10時の2時間、  みんなでいっせいにでんきを消しましょう。  ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。  しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。  ある人は省エネを、ある人は平和を、  ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。  プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。  それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、  文明のもっと大きな可能性を発見する  プロセスであると私たちは考えます。  一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、  ただ2時間、でんきを消すことで、  ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を  地球上にひろげていきませんか。  2004年、6月19、20、21日夏至。よる8時から10時。  でんきを消して、スローな夜を。  100万人のキャンドルナイト。 http://www.candle-night.org/ ■■Dr.コトー・環境情報シリーズ    「ゼロエミッションとは?」  一般には“排出ゼロ”と訳されます。これは廃棄物0(ゼロ)の実現に向けて国際連 合大学が提唱している構想で、ナミビア共和国におけるビール醸造工場における実験 、コロンビア、スウェーデンのゴトランド島などにおいて実践活動を展開するほか、 毎年世界各国で国際会議を開催しています。  この言葉は「排出」「再利用」「廃棄物」のどこに着眼するかで幾通りかの言い換 えが考えられますが、基本的に「排出」を中心に考えています。例えば、廃棄物ゼロ 、ごみゼロ、完全再利用などと言い換る事もできます。  産業界においては、生産活動の結果排出される廃棄物をゼロにして、循環型産業シ ステムを構築しようとする構想です。例えば、廃棄物や廃熱として捨てられているも のを活用して、無駄に燃やされたり、埋められたりしないようにすることです。ある 産業にとって廃棄物であっても、別の産業にとっては資源となる可能性があります。 そのような産業連関の輪を作り上げ、廃棄物を出さない環境保全的な産業構造を創造 しようというものです。  現在具体的に取り組まれているものをご紹介します。 1)宮古島エコロジーパーク構想では工場からの排出物羽醸造業のかす(焼酎かす) が牛肥などと混合され、そこから肥料、飼料、ガスなどが採取され農業などで再利用 されます。 2)ゼロ・エミッション・ロード構想は道路整備及び道路の維持管理における発生物 の抑制、完全リサイクルや無害化を他の公共事業や民間事業と連携しながら目指して いこうというものです。 3)ゼロエミッション工場ではアサヒビール茨城、博多の二工場を“廃棄物ゼロモデ ル工場”に指定し、廃棄物ゼロを実現することを目標に、資源再利用に取り組んでい ます。  以上は主に産業界での例ですが、皆さんの家庭に於いてもその構想を実践すること はできます。具体的には4R運動として表現されます。 ◇4R運動 ・R e f u s e(リフューズ)=断る   ごみになるようなものは使わない。過剰包装は断る。 ・R e d u c e (リデュース)=減らす   ごみの減量に努める。詰め替え商品を使うようにする。 ・R e u s e (リユース)=再利用   物を繰り返し使う。物を修理・修繕して長く使うようにする。 ・R e c y c l e (リサイクル)=再資源化   資源の有効利用に努める。資源ごみ回収日に分別。 難しいことはありません。日常生活の中でできることから手を付ければよいのです。 環境に優しいだけではなく、家計にも優しいと思います。  少し余談ですが、中国では、養鶏場の床が金網でできていて、その下に池があり、 鯉の養殖が行われています。鶏の排出物を鯉が食べ、その鯉を人間が食べるのです。 ある意味での炭素循環型社会ではないでしょうか。 (by 硬派な整形外科医) ------------------------------------------------------ □□ことばピックアップ:セレン・ジャンソン(アースデイネットワーク)  自分自身が自然とつながっていること、自分自身のライフスタイルが持続可能であ ることはとても大切なことなんです。これは育児を通して子どもから教えてもらった こと。母になってから自分の息子の中にもまた一つの宇宙があることを感じます。彼 を通して自分も自然や宇宙の一部だと感じることもできるんです。  (「ソトコト」7月号 インタビュー記事から) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人エコプラザさばえ 鯖江市民活動交流センター内      〒916-0024 鯖江市長泉寺町1-9-20       (朝10時〜夜10時、日曜朝10時〜夜7時、月曜・祝祭日休館)     Tel.0778-54-8434 Fax.0778-54-7058     E-mail info@sabae-npo.org     Web  http://www.sabae-npo.org/ecoplaza/ 【編集】林 暁、吉年純子、辻子裕二 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●  エコプラザさばえメールニュース 第37号      2004年6月9日発行