第40号    2004年9月16日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●   NPO法人エコプラザさばえ(鯖江市環境情報学習センター)メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★  <目次>  ▽エコプラザさばえ土曜塾 番外編9/19  ▽会員対象:水害ボランティア体験談募集!  ▽イベント・9月19日(日)ちびっこ環境塾(鯖江)       ・9月23日(祝木)「秋の里山であそぼう!」(今立)       ・9月25日(土)ほか「NPOのためのチラシ作成講座」(鯖江)       ・10月20日(水)ほか「NPOのためのHP作成講座」(鯖江)       ・10月1日(金)〜3日(日)環境教育ミーティング中部(乗鞍)       ・10月2、16、30日(土)環境活動リーダー育成講座(福井)  ▽Dr.コトー・環境情報シリーズ「ダイオキシン」  ▽日本の豊かさは14位(OECD加盟30カ国で)  ▽気象庁、紫外線の知識をオゾン速報に掲載 ■■土曜塾番外編 「環境塾」へ参加しよう  京都から学生さん、ボランティアさんが鯖江に来られて「環境塾」を開きます。科 学者・芸術家の卵の皆さんによる、環境に関するお話や工作です。科学や絵の話も交 えて、楽しく学べます。科学や芸術を勉強している人たちとの交流の中から、何かを 感じ取って下さい。 日時:9月19日(日) 9:30 さばえNPOセンター集合 河和田へ出発    10:00 河和田小(Tel 0778-65-0050)にて「環境塾」    12:00 終了予定    12:30 NPOセンター帰着 解散 持ち物:筆記用具、内ズック、お茶、絵を描く道具(色鉛筆、クレヨン、絵の具など )、工作が出来る道具(はさみ、のり、セロテープなど) 参加費:500円(保険代・事務費として) ※土曜塾参加者も、今回は「番外編」ということで、参加費が必要となります。  また、お友だちもどんどんさそって下さいね。 申込締切:9月15日(水) 申込・問合せ先:エコプラザさばえ 真田まで(TEL.0778-54-8434) ■■エコプラザさばえ会員対象:平成16年7月水害ボランティア体験談 大募集!   〜私、こんな形で参加しました〜  平成16年7月に突然福井を襲った豪雨災害。災害にあわれた方には、心よりお見舞 い申し上げます。この前例のない大災害に、各方面から様々な方達が災害ボランティ アとして参加されました。そこで、エコプラザとして水害ボランティア記録をまとめ るにあたり、「私も参加しました」の声を募集いたします。  エコプラザ会員としてでなく、個人的にあるいは他の団体として活動した内容でも 構いません。様式は以下の通りです。 ・ボランティアを行った日と時間帯(午前、午後、終日等) ・ボランティアを行った場所 ・ボランティアの作業内容  件名は「エコプラザ水害ボランティア体験談」でinfo@sabae-npo.orgまでお願いし ます。締切は9月30日必着!お待ちしております! ---------------------┤イベント情報├--------------------- ■ちびっこ環境塾「地球人になろう!」  科学者・芸術家の卵の皆さんによる環境に関するお話や工作です。絵や科学の話も 交えて、低学年から高学年まで楽しく学べます。参加者は、絵が描けるもの(クレヨ ン、絵の具など)や工作が出来る道具(はさみ、のり、セロテープなど)を持参して ください。 日時:9月19日(日)午前10時〜正午 会場:河和田小学校ミーティングルーム(体育館の横) 参加料:無料 講師予定者  浅利美鈴さん  京都大学・工・環境工学・D3  片木孝治さん  京都精華大学・美術・デザイン学・非常勤講師  唐沢民さん   立命大学・政策科学部・B3  佐藤明子さん  京都府立大学・B4  戸田真希子さん 京都市立芸術大学・美術・彫刻・B4  永谷真理さん  京都精華大学・美術・デザイン学・D2/非常勤講師 主催:new letters from Kyoto (NLK) 事務局 協力:NPO法人かわだ夢グリーン 支援:財団法人日産科学振興財団 問合せ:かわだ夢グリーン 青山英彦 e-mail Aoyama.Hidehiko@city.sabae.fukui.jp ■第5回 森の探検隊「秋の里山であそぼう!」 日程:9月23日(木・祝)集合9:30 今立町役場前(バスで八ッ杉へ)             解散16:00 今立町役場前 定員:20名 対象:親子・一般(小学3年以上は、子供のみの参加可) 参加費:1000円(バス・昼食・体験・保険料込み) プログラム ◇凧を作って、凧あげしよう! 自分の好きな形の凧を作ったり、木の実の汁で和紙に絵を描いたりして、オリジナル 凧を作ろう!お父さんお母さんも一緒に作りませんか?出来上がったらみんなで凧あ げ大会しましょう! ◇どんくりの木を育てよう! 2年前に植えたどんくりが芽を出し、小さな苗木になりました。鉢に植え替えておう ちに持って帰りましょう! 持ち物:長袖、長ズボン、帽子、木綿軍手、水筒、合羽、バンダナ・タオルなど 主催・申込み:今立町八ッ杉森林学習センター、        tel.0778-42-3800 fax.0778-42-3801 指導・協力:福井県フォレストサポーターの会            ■NPOのための!ボランティア養成講座 開催! 「HPをつくったけれど、その後の更新がサッパリ・・」 「デジカメで写真をとったけど、HPにのせるにはどうしたらいいの?」 「イベントや、活動報告をしたいが、上手にチラシをつくれない・・」  そういった悩みを抱えながら一生懸命活動されているNPO・ボランティアの皆さ んを対象に、”NPOのためのITボランティア養成講座”を開催します。 【NPOのための情報誌・チラシ作成講座】(イラストレーター基礎講座) 場所:サンドーム福井CAD室  定員:先着10名 ※パソコンの基本的な使い方、打ち込みができる方が対象です。  1回目:9/25(土)13:00〜15:00 チラシ作成例、印刷の基本、地図づくり 2回目:10/2(土)13:00〜15:00 ロゴ・表・文字加工・グループの作り方、                   写真加工についていて 3回目:10/9(土)13:00〜15:00 印刷、きれいなデザインについて、                   その他ツールの使い方 【NPOのためのHP作成講座(グレードアップ講座)】 場所:文化の館LAN研修室 定員:先着15名 ※HPを作成したことがある方、又は他のHP作成講座を受講したことがある方  が対象です。  1回目:10/20(水)19:00〜21:00 復習講座、サーバーUP、テーブル、                    レイヤーの入れ方 2回目:10/27(水)19:00〜21:00 デジカメ写真の加工や補正の基本講座 3回目:11/10(水)19:00〜21:00 FLASH講座 4回目:11/17(水)19:00〜21:00 アンケート作成(HPビルダーを使用)、                    写真集作成、NPOのHP活用事例紹介 講師:Office MuMu 松宮守克氏(Design Writer) ※受講者は、当センターの広報部会員として登録されます。(登録料1,500円) 受講希望者の方は、氏名・団体名・住所・TEL・FAX・ご希望の講座名をセンター事務 局までご連絡下さい。 TEL.0778-54-7055 FAX.0778-54-7058 E-mail info@sabae-npo.org ■環境教育ミーティング中部2004 in のりくら〜つなげよう、5000尺からの環  中部ミーティングがスタートして、はやくも7年目を迎えます。各県で回を重ねる うちにいつの間にか、環境教育に関心をもつ人たちの環が、世代を超えてひろがって きました。今年の開催地、国立乗鞍青年の家は標高約1500m。清らかな自然に恵まれ た北アルプスの一角です。いのちの水が生まれ、自然の循環、地球の営みのはじまり を感じることができるかもしれません。この5000尺(1500m)の地から、若さと熱意 にあふれる新たなつながりの環を発信したい。  今年のミーティングは、出会いから生まれる“進化へのコラボレーション”をめざ します。ごいっしょに、参加しませんか?(下記HPから申込み可) http://www.yamazato.jp/eemc/norikura/noritop.htm 日程:10月1日(金)14:00〜3日(日)15:00(二泊三日) 場所:国立乗鞍青年の家(岐阜県高山市岩井町913) 定員:200名(先着順) 申込期間:9月20日まで ※定員になり次第締め切り 参加費:一般12,000円 学生9,000円(全日程2泊3日参加の場合)      参加費の入金確認順に参加を確定 ※全日程参加できない方や子供料金などには事務局までお問い合わせ下さい。 <予定スケジュール> ◇10月1日(金) 14:00  受付 ※事務局からご送付した詳細資料等をお持ちになってください。 15:00  開会式 15:30  オープニングコンサート:黒野宏通さんによる「オカリナコンサート」 ※オープニングコンサートは、ミーティングにお申し込みされていない方でも自由に ご参加いただけます(障害保険料として100円のみ徴収)。 17:00  夕食と入浴 19:30  交流会(中部食紀行)/分科会プレゼンテーション ◇10月2日(土) 7:30〜9:00  分科会エントリー ※2日目からのご参加の方も同時にエントリーできます。 7:40   朝食 9:30   各々の分科会へ 12:00  昼食 13:00  分科会 17:00  夕食と入浴 19:30  自主講座 ◇10月3日(日) 朝   自主講座 7:40  朝食 9:00  公開プログラム/事例報告会  ※公開プログラムはミーティングにお申し込みされていない方でも自由にご参加いた だけます(障害保険料として100円のみ徴収)。    12:00  昼食(フェアウェルパーティー) 13:00  全体会(各分科会の発表と全体の振り返り) 15:00  終了予定 <ますます発展、分科会!>  分科会は当日エントリーです。お楽しみに!さまざまなテーマを多彩なプログラム で体験いただけるよう各分科会のプレゼンテーション後ご希望の分科会にエントリー いただきます。 ◇分科会「エコツーリズムについて考える」  担当/中澤朋代(ホールアース自然学校)   〜環境と観光、どっちも大事!?  地域の自然・人・文化資源を生かし、保全しながら成り立つ観光のしくみがエコツ ーリズム。長野県飯田市よりゲストを招き、国内の最新状況をお伝えしながら、みな さんと「あり方」について考えます。 ◇分科会「シンボルマークをみんなでつくろう」  担当/本田恭子(本田恭子企画室)   〜中部ミーティングはどこへ行く?  中部ミーティングの目的を明らかにし、マークのコンセプトづくりからアイデア、 表現に至るプロの技を垣間見たりして、参加者みんなで楽しみながらシンボルマーク をつくります!外へスケッチに出かけたり、おおいに楽しみながら進めたいですね。 ◇分科会「環境教育が世界遺産に貢献できることは何?」  担当/山田俊行(トヨタ白川郷自然學校)   〜本当に実行してみましょう。  骨太のワークショップです。白川郷で暮らしている方をゲストに迎え、自然環境と 観光の関係、文化財での暮らしと現代生活のバランスなど「事実」を元に「実際に環 境教育でできること」を一つだけ合意し、実行までの具体策を作ります。 ◇分科会「森の中で本を読もう」  担当/亀井浩次(名古屋大学院・言語文化部)   〜秋の森の中で「読書」と出会う。  「本を読む」ことを環境教育にどのように取り入れるかを考えるプログラムです。 乗鞍の秋、森の中での読書体験からどのようなアイデアが生まれるでしょうか。森の 中で読みたい本、他の人に紹介したい本などご持参のうえご参加ください。 ◇分科会「ちょっと大変、でも大事なことがある」  講師/館野尚文(あいち野外料理研究所)、  担当/福本 將(ビオトープを考える会)   〜スローが良い!...ときもある。  スローライフ・スローフードについて、奥飛騨の郷土食を実際に再現することで、 その価値を再確認します。一緒に食事をつくり、楽しく食し、感じるものが得られる 時を提供します。 ◇分科会「高嶺の花はシロイハナ」  担当/日置俊之(森林文化アカデミー)   〜本物のわらび餅。食べたことありますか?  山菜として有名な「わらび」とあなたの知っている「わらび餅」。この2つは繋が りますか?「繋がらないなぁ〜」「本物のわらび餅って??」というあなた。この分 科会に参加すれば疑問は解消、お腹もこころも大満足。ただし、それなりの苦労はと もないますが・・・。 ◇分科会「若者とつくる環境教育」  担当/小西清明(国立乗鞍青年の家)、樋口 拓・稲木和彦(国立中央青年の家)   〜新大陸発見!!開拓するのはみなさんです。  青年の家では「環境」と「ボランティア」に関わる事業を全13施設で実施していま す。事業内容の報告や青年の家の取り組みを話題提供し、今後の青年の家の役割や新 しい環境教育プログラムの展開をみんなで考えたいと思います。 <事例報告会>  担当/佃 正壽(森林たくみ塾)   〜それぞれの活動をもっと知ろう!  この中部地域で活躍中のさまざまな分野の方々に活動事例についてご報告していた だきます。それぞれの活動を知り、理解を深めるとともにさらにネットワークを広げ ましょう。 <公開プログラム> ※ミーティングにお申し込み頂いていない方でも参加できます(障害保険料として 100円のみ徴収)。 ◇「お木楽工房」 担当/上村智彦(森林たくみ塾)  自然の小枝や木を使って、あなたも「世界でたったひとつのもの」をつくりません か?おもしろい音のでる笛やかっこいいフォトフレームなど、出来るものはあなたの アイデア次第です。 ◇「山岳ガイドウォーク」 担当/中澤朋代(ホールアース自然学校)  秋の北アルプスのふもとをインタープリタ−と一緒に楽しみながら歩きます。トレ ッキングシューズ・防寒具・手袋(軍手)・雨具をご用意ください。※雨天時には、 いざという時に役立つ!「ロープワーク教室」を開催します。 主催:環境教育ミーティング中部2004inのりくら実行委員会 後援予定(順不同):高山市・丹生川村・岐阜県教育委員会・高山市教育委員会・飛 騨市・飛騨市教育委員会・環境省・林野庁・愛知県・岐阜県・富山県・三重県・石川 県・長野県・福井県・静岡県・(社)日本環境教育フォーラム・NPO法人自然体験活 動推進協議会・日本環境教育学会 申し込み:環境教育ミーティング中部実行委員会事務局      森林たくみ塾内  谷垣紀子 E-MAIL eemc2004@yamazato.jp      TEL.0577-68-2300 FAX.0577-68-2469 http://www.yamazato.jp/eemc/index.htm ■2004環境活動リーダー育成講座 <基礎講座>  環境ふくい推進協議会では、これから環境保全活動や環境教育に関わっていきたい という意欲のある方を対象に、地域のコーディネーターとして具体的な活動を展開し ていくための必要な技術を身につけていただくことを目的として、本講座を開催しま す。  環境保全活動や環境教育に関心があり、何かをはじめたいと考えている方、活動し ているけれどもっとスキルアップしたいと考えている方は、ふるってご参加下さい。 (応用講座も11月から三回シリーズであります) ◇第1回  日程:10月2日(土)  会場:福井県衛生環境研究センター  内容:10:00〜12:00「和やかな雰囲気作りを学ぶ」      講師/坂本均氏(GNOM自然環境教育事務所代表)     13:00〜15:00「福井県の環境の概況を知る」      講師/福井県衛星環境教育センター職員 ◇第2回  日程:10月16日(土)  会場:福井県生活学習館  内容:10:00〜12:00「水生生物による水質調査」      講師/高津琴博氏(NPO法人田んぼの学校越前大野学 校長)     13:00〜15:00「NPOの組織づくり」      講師/伊井野雄二氏(NPO法人赤目の里山を育てる会 理事) ◇第3回  日程:10月30日(土)  会場:福井県生活学習館  内容:10:00〜12:00「実践!エコライフ」      講師/宮川琴恵氏(びわ湖会議 事務局長)     13:00〜15:00「環境プログラム体験」      講師/神谷佐緒理氏(木曽川三川公園 環境教育専門員) 定員:30名(県内在住で18歳以上の方) ※3回まとめて受講できる方を優先いたします ※応募者多数の場合は抽選となります 受講料:2,000円(希望する回のみ受講は各800円) 申込締切:9月27日(月) ※希望する回のみ受講も可能です。開催日の5日前に申し込んで下さい 申込み:下記まで、希望する講座(回)、住所、氏名、電話番号、メールアドレス、     生年月日、活動団体、勤務先を電話、FAX、メールにてご連絡下さい。 問合せ:環境ふくい推進協議会事務局      tel.0776-20-0301 fax.0776-20-0634     e-mail :kankyou@ain.pref.fukui.jp ------------------------------------------------------ ■■Dr.コトー・環境情報シリーズ「ダイオキシン」  ダイオキシンとはポリ塩化ジベンゾ−パラ−ジオキシン(PCDD)とポリ塩化ジベン ゾフラン(PCDF)をまとめてダイオキシンと呼んでいます。無色無臭の固体で、水に は溶けませんが、脂肪などには溶けやすいという性質を持っています。  ダイオキシンは、意図的に作られることはありませんが、水素・塩素が熱せられる ような工程でできてしまうのです。主な発生源は、ごみの焼却による燃焼工程等の他 、金属精錬の燃焼工程や紙などの塩素漂白工程など、様々なところで発生します。わ が国全体では、ダイオキシンは一年間に約5,140〜5,300gが環境中に排出されていま す。  ダイオキシンには強い急性毒性があることがわかっています。またWHO(世界保健 機構)によれば、人に対する発がん性があるという評価が出ています。妊娠中の動物 にダイオキシンを与える実験で、口蓋裂、水腎症などの奇形を起こすこともわかって います。  人については、ベトナム戦争帰還兵の子供の脊椎の奇形について、ダイオキシンと 関連があるのでは、との報告もあります。ダイオキシンは脂肪に溶けやすいので、脂 肪分の多い魚、肉、乳製品、卵などに含まれやすくなっています。ひとたび体に入る と、その大部分は脂肪に蓄積されて体にとどまります。ごくわずかな量が、分解され たりして体の外に排出されますが、その速度は非常に遅く、人間の場合は半分の量に なるのに約7年かかるとされています。  わが国における母乳中のダイオキシン濃度は、他の先進国とほぼ同じくらいである と考えられています。WHOなどは、「母乳中にはダイオキシンやPCBが含まれているが 、母乳栄養には乳幼児の健康と発育に関する利点を示す明確な根拠があることから、 母乳栄養を奨励し推進すべきである」としています。  わが国では、ダイオキシンの約9割が身の回りのごみや産業廃棄物を焼却する時に 出ると言われています。たばこの煙などからも検出されています。ごみの量が減れば 、ダイオキシンの発生量が減るので、塩化ビニル製品を含めて、ものを大切に長く使 うことやごみの分別・リサイクルを進めていくことなどにより、ごみの発生量を減ら すことが重要です。  また、ダイオキシンは不完全燃焼によって発生しやすくなりますので、高温での焼 却、排ガスの適正な処理ができる焼却施設で処理することが望ましいと思われます。 わが国は諸外国に比べてごみを埋め立てるのではなく、焼却する割合が高く、一年間 で約4,000万トンのごみを焼却しています。このため、ごみの焼却に由来するダイオ キシンの発生量が多いと考えられています。  私たちが身近にできることは、リサイクルなどを通してゴミを減らすことだと思い ます。(硬派な少林寺拳士より) ■■日本の豊かさは14位 OECD加盟30カ国で  社会経済生産性本部が発表した国民の豊かさの国際比較調査によると、経済協力開 発機構(OECD)加盟30カ国の中で日本は14位と、ほぼ中間に位置していることが分か った。  購買力平価に換算して健康支出や所得、教育費など48種類の指標を分析した。日本 は世界有数の経済大国とされているが、生活の質は意外と低いといえそうだ。  総合的な豊かさ指標で1位となったのはルクセンブルク。米国は7位で、日本はフラ ンス(15位)やドイツ(16位)とほぼ同程度。最下位はトルコだった。  日本の豊かさを分野別に見ると、健康が4位、環境は13位、労働経済も13位、教育 は23位−−など。平均寿命や1000人当たりの日刊紙購読部数、乳児死亡率などの指標 では1位だったが、国民1人当たりの国際観光収入や経済成長率、政府累積債務では最 悪国となった。(共同通信4月) ■■紫外線の知識を解説 気象庁、オゾン速報に掲載  気象庁は7月、来年度から紫外線の予報や観測結果の提供を始めるのを前に、毎月 20日ごろ発表しているオゾン層観測速報に、紫外線が人体に与える影響の度合いを示 した「UV指数」の解説や基礎知識の掲載を始めた。  オゾン層の破壊で地上に到達する紫外線が増え、白内障や皮膚がんの増加など影響 が懸念されている。国内でも環境省が紫外線保健指導マニュアルを作成するなど取り 組みが進められている。  気象庁が発表したオゾン層観測速報では「UV指数1−2は紫外線が弱く、安心して外 で過ごせます」「指数8−10は非常に強く、日中の外出はできるだけ控えよう」など と、対応基準を解説した。  オゾン層観測速報は気象庁のホームページで閲覧できる。(共同通信7月) ------------------------------------------------------ □□ことばピックアップ:杉山晴美(主婦)  人間にとって乗り越えられない苦しみはない、  そのことが私にとって驚くべき真実でした。  これは夫が命がけで示してくれた教訓であり、  そのことを子供たちに伝えていくことが私の使命だと感じています。  (手記「天に昇った命、地に舞い降りた命」原作のTVドラマ「911」から) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人エコプラザさばえ 鯖江市民活動交流センター内      〒916-0024 鯖江市長泉寺町1-9-20       (朝10時〜夜10時、日曜朝10時〜夜7時、月曜・祝祭日休館)     Tel.0778-54-8434 Fax.0778-54-7058     E-mail info@sabae-npo.org     Web  http://www.sabae-npo.org/ecoplaza/ 【編集】林 暁、真田俊子、辻子裕二 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●  エコプラザさばえメールニュース 第40号      2004年9月16日発行