第43号    2004年11月12日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●   NPO法人エコプラザさばえ(鯖江市環境情報学習センター)メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★  <目次>  ▽事務局メールアドレス変更  ▽エコプラザさばえ土曜塾 第六回11/13開催  ▽「河和田のオシドリたちの生態」11/29NHK総合オンエア!  ▽「あめつちのうた in さばえ」レポート  ▽イベント・11月14日(日)オシドリの観察と巣箱の手入れ(鯖江)       ・11月20日(土)「自然エネルギーとお金の別な使い方」(鯖江)       ・11月20日(土)持続可能な開発のための教育10年(福井)       ・11月20日(土)ほか 環境活動リーダー育成講座 応用編(福井)       ・11月21日(日)エコ活動入門/はじめの一歩(福井)       ・11月23日(祝・火)ネイチャーゲーム・ミニ研修&体験会(福井)       ・11月28日(日)「インタープリテーションのすすめ」(大野)  ▽Dr.コトー・環境情報シリーズ「シックハウス症候群の真実は?」  ▽「森のクマさん」 ■■エコプラザさばえ事務局メールアドレス変更のお知らせ <新アドレス> ecoplaza@sabae-npo.org <変更時期> 平成10月29日(金)より  当面の間は、旧アドレスでも受信いたしますが、徐々に新アドレスのみの受信に移 行していきます。登録変更を宜しくお願いいたします。 ■■エコプラザさばえ土曜塾 第六回「オシドリ観察」  土曜塾の「オシドリ観察」は、NHKの番組で河和田のオシドリの生態が紹介される のに合わせた企画です。水害にも負けず育つ鳥たちの姿をぜひご覧ください。10日午 後下見に行ってきましたが、オシドリがあんなに綺麗な鳥だとは!!感激しました! おそらく40羽以上見れました。本当に愛らしい姿でした。  現地集合の方は別司町の東部児童センターを目印においでください。河和田の市街 地に入る手前で、鯖江から河和田に向って左手になります。(塾長 鈴木早苗) 日時:11月13日(土)13:15 NPOセンター集合(雨天決行)            14:00 オシドリ観察            16:00 NPOセンター帰着            16:30 解散 主な活動場所:東部児童センター(別司町21-17)近辺 講師:谷口真栄さん・利恵子さん 持ち物:筆記用具、お茶、宿題の用紙と写真 単発参加:500円(小4〜中3対象) 問合せ&申込み:エコプラザさばえ事務局 真田 ■NHK『地球ふしぎ大自然』にて、「河和田のオシドリ」オンエア決定!  昨年、12月より企画、(株)GENと「河和田自然に親しむ会」より2月より観察・撮 影を続けて来た「河和田のオシドリたちの生態」(仮)の放映が決定しました。  雪の中オシドリの群れから始まり、ペアリング、夕暮れの神秘的な交尾、 樹洞探し、 抱卵、 雛の飛び出し、子育て、エクリプス、水害後のオシドリ、 採餌の様子、銀杏羽の様子等 が佐久間文男氏によるハイビジョンカメラで 撮影に成功しました。そして、現在、久保嶋ディレクターによる編集に移行し ています。  河和田の自然を織り込んで、オシドリたちの不思議の一部が紹介される予 定です。「自然」や「野鳥」や「河和田」に興味のある多くの方ご覧下さい。 ◇「河和田のオシドリたちの生態」(仮題) 11月29日(月)20:00〜20:45 NHK総合『地球ふしぎ大自然』  〜ハイビジョンで撮影・カメラマンは佐久間文男氏〜 ■■「あめつちのうた in さばえ」レポート  食いしん坊の鈴木が、「えま&慧奏コンサート あめつちのうた in さばえ」での 試食会をかるく(?)レポートいたします。来年1月29日オープン予定の、嚮陽会館 内『心流(ここる)』で提供される献立を食べさせていただきました。  紫雲米のおにぎりは、過去1度、河和田の‘たんぽぽ’で食べたことがあります。 私は、とっても大好きな味です。鯖の味噌煮、里芋のコロ煮、お葉漬けなどは、まさ に「おふくろの味」の王道ですね。でも、食べ慣れているメニューほど皆の口はコエ テいるというもの。その献立で皆に「美味しい!」と言わせるあたりはさすがです。 こじわりも、冠婚葬祭などではよく登場しますが、この日のものが非常に美味しかっ たです。  お味噌汁の具は、大根のみ。葉も皮もすべて使って食感の違いを出し、1種類の具 材とは思えない深みを出しておられました。全粒粉の‘うどん’は、初めて食べまし た!冷たいバージョン、温かいバージョンと時間差で出され、気遣いが感じられまし た。  その‘うどん’は、少し色が茶色いんですよ。真っ白ではないんです。すぐに質問 しちゃいました。お米も、玄米は茶色くて、精米して白くなりますでしょ。それと一 緒だそうです。精米ならぬ「精麦」?をせずに、うどんにしたものとのこと。う〜〜 ん、なんだか身体によさそう!  デザートは、宮崎村の柿。よく熟してビタミンたっぷりって感じ!そして、忘れて ならないのは、ダシをとったあとのかつお節や昆布を佃煮にして、箸休めの1品とし て出されていたこと。これは嬉しい! そして、ここもさすがって感心! 捨てるも のを極力おさえるというコンセプトが、きちんと伝わってきます。  お腹いっぱいスローフードを満喫し、いよいよコンサートです。えま&慧奏さんに は、昨年11月の土曜塾でお世話になりました。なので、演奏を聴くのは私は2度めで した。  昨年は、昼間のコンサートで子ども向きの内容でしたが、今回は岡田浩安さんとい うケーナとサンポーニャという南米の笛を操るゲストミュージシャンも交え、また趣 の違った中身を堪能させていただきました。  自然素材を使用した楽器、お人柄のあふれたトーク、澄んだ歌声、時に優しく、時 に情熱的に、時にほのぼの、時に果てしない世界観、と楽しみ、アッという間の2時 間でした。実行委員会の皆様、本当にありがとうございました。 ◇「ここる」は、地産地消、食育、障害者・高齢者・女性の社会参加、地域コミュニ ティの再生等を目的に、市民・市民活動団体・企業・行政等が幅広く協働して運営す る市民参加型の店舗=コミュニティ・カフェです。  地元の安心安全な食材を使った健康ランチ、どこかなつかしいシンプルな料理をメ インに、誰もが気軽に集える場づくりを目指しています。スタッフとして、二名の障 害のある若者も参加します。心あったまるお店「ここる」にご期待ください。 (NPO法人鯖江市民活動交流センターコミュニティレストラン実行委員会) ※今回の試食会の模様は11/11の福井新聞にも記事になりました。 ---------------------┤イベント情報├--------------------- ■オシドリの観察と巣箱の手入れ  全国に放映されるオシドリを観察します。その後、巣箱の手入れやカンバンの掃除 を行います。作業は不参加でも結構です。双眼鏡などは用意します。温かい服装でど うぞ。 日時:11月14日(日)8:30〜 場所:河和田東部児童館(別司町) 参加費:無料 内容:河和田の冬鳥・オシドリ観察と巣箱やカンバンの手入れ その他:観察や作業場所へ移動します。集合時間厳守でお願いします。 問合せ:河和田自然に親しむ会事務局 谷口真栄・理恵子     鯖江市寺中町21-3 TEL.0778-65-0308 FAX.0778-65-0398     E-mail masaki-t@mitene.or.jp ■平成16年度 第五回かんきょう市民大学   「未来はある!〜自然エネルギーとお金の別な使い方〜」  環境問題というとつい悲観的な話になりがちです。勤勉でない人にできる解決策は ないのでしょうか。問題を原因までさかのぼってみると別な解決策が見えてきます。 地域でできるエネルギー、お金の新たな生かし方を考えてみませんか? 日時:11月20日(土)14:30〜16:00 会場:アイアイ鯖江多目的ホール 講師:田中優氏(NPO法人未来バンク事業組合理事長) 参加費:無料 定員:50名 申込み&問合せ: 鯖江市環境課 tel.0778-53-2220 fax.0778-51-8256                 e-mail :sc-kankyo@city.sabae.fukui.jp ■「国連・持続可能な開発のための教育10年 地域ミーティング in ふくい」   2005年度から「国連持続可能な開発のための教育(ESD)10年」がスタートします 。2002年のヨハネスブルクサミットにて日本のNGOと政府が提言し、来年度から実施 されるこのESD10年を、政府主導ではなく、地域から行っていこうと考えています。  「持続可能な開発のための教育」というと難解なものに聞こえると思いますが、 持続可能な(未来にむけて誰にとっても無理なくつづいて(つづけて)いくことので きる)社会や生活の実現をめざして何ができるかということをいっしょに考えてみよ うというものです。 ESDがまったくわからなくても、なにかの活動をしていなくても 全然かまいません。 少しでも興味をもっている方ならどなたでもけっこうです。 わ たしの・あなたの・わたしたちのESDをいっしょにかんがえてみませんか? 日時:11月20日(土)13:30〜17:00(13:10より受付) 会場:福井県教育センター3階 会議室(301−303) 内容:・「国連・持続可能な開発のための教育(ESD)10年」とは何か?    ・福井におけるNPO、市民活動団体による活動事例報告    ・ワークショップ兼交流会 問合せ&申込み:(特活)コラボNPOふくい 山本康夫          TEL. 090-7745-1345 E-mail. yasuu5315@yahoo.co.jp ■「エコ活動入門/はじめの一歩」  〜秋の足羽山の自然観察を通じて環境教育について考えてみませんか?〜  環境を守るためには、正しい知識と感動する心を持って、行動することが大切です 。このことを体験的に学び、修了後には、地域や学校・企業での様々なイベントや学 習会あるいは啓発活動などをリードしていただくことが、今回の目的です。このセミ ナーは、修了者が次回のお手伝いをしていただくという形で、継続して進めて行きた いと考えています。 日時:11月21日(日)10:00〜15:00 場所:福井市足羽山、福井市自然史博物館 対象者:満15歳以上の、福井市内に住むか、福井市内に通勤通学する方で、受講後、 地域や学校・企業等で指導者として活動を希望する人 内容:足羽山でのフィールドワーク(野外学習)やグループワークなどを通して、    環境教育について考えます。お昼は足羽山の茶屋で交流します。 定員:20名(先着順) 参加費:1000円(講座資料、昼食代、保険料等を含む) 受付:10月26日(火)8:30〜電話又は窓口受付 主催:福井市環境パートナーシップ会議 問い合わせ:福井市環境パートナーシップ会議事務局 福井市環境政策課内       TEL.0776-20-5398 E-MAIL kankyo@city.fukui.lg.jp ■2004環境活動リーダー育成講座 <応用講座>  環境ふくい推進協議会では、これから環境保全活動や環境教育に関わっていきたい という意欲のある方を対象に、地域のコーディネーターとして具体的な活動を展開し ていくための必要な技術を身につけていただくことを目的として、本講座を開催しま す。環境保全活動や環境教育に関心があり、何かをはじめたいと考えている方、活動 しているけれどもっとスキルアップしたいと考えている方は、ふるってご参加下さい 。 ◇第1回「環境教育プログラムの活用方法を学ぶ」  日時:11月20日(土)10:00〜15:00  講師:神谷佐緒理氏(木曽三川公園環境教育専門員) ◇第2回「インタープリテーション〜環境の大切さを伝えよう」  日時:11月27日(土)10:00〜15:00  講師:古瀬浩史氏(自然教育研究センター主任研究員) ◇第3回「思いをカタチに〜グループ活動の企画とワークショップ」  日時:12月4日(土)10:00〜15:00  講師:坂本均氏(GNOM自然環境教育事務所代表) 会場いずれも:福井県文書館研修室     定員:30名(地域や団体等で活動した経験のある方、基礎講座修了生) 受講料:2000円、基礎講座修了生は1000円(希望する回のみ受講は各800円) 申込締切:11月15日(月) ※3回まとめて受講できる方を優先いたします ※応募者多数の場合は抽選となります ※希望する回のみ受講も可能です。各800円 開催日の5日前に申し込んで下さい 申込み:下記まで、希望する講座(回)、住所、氏名、電話番号、メールアドレス、     生年月日、活動団体、勤務先を電話、FAX、メールにてご連絡下さい。 問合せ:環境ふくい推進協議会事務局      tel.0776-20-0301 fax.0776-20-0634     e-mail :kankyou@ain.pref.fukui.jp ■ネイチャーゲーム・ミニ研修会&体験会  〜自然の色を探そう、自然の絵を描いてみよう〜  今月の「ミニネイチャーゲーム」は「色を楽しむ」がテーマ。絵の具を使った「色 合わせ」や「フィールドスケッチ」、午後はペン一本で描くカッティングなどを楽し みます。絵心のあるなし、上手い下手は全く問いません。ちょっとしたコツを覚えて 、自然をうつしとる楽しさ味わってみませんか?途中参加もOK。 日時:11月23日(祝・火)午前9時〜午後3時頃 場所:福井市自然史博物館(足羽山) 参加費:博物館入場料100円(昼食は各自で。お茶屋もあります) 持ち物:下記までお問い合わせを 問合せ:ふくい緑ネイチャーゲームの会事務局 朝日正之     福井市足羽2-11-14 TEL.0776-35-0416 FAX.0776-35-0415     携帯TEL.090-8265-1486 asasun@nifty.com ■事実の背景を伝えることって?「インタープリテーションのすすめ」  〜ノンビリ・ユックリ・ジックリと   ジブンノカンセイでモリとイキモノとタノシンデミヨウ〜 『僕が「インタープリテーション」に興味を持ったのは、生き物や植物に興味を持っ た時期とほぼ同時期だ。ということは、約7年ほど前になる。当時、何も知らない僕 にとってはフィールドを散策する事は「宝探し」のようで、とても楽しかった!その うちに、探した「もの」そのものよりも場所に興味を持つようになり、 季節に興味 を持つようになり、人の暮らしに興味を持つようになった。  今年は、初めて稲作に取り組んだ。刈り取りの時期に思わず物を発見した!カヤネ ズミの巣である。約60u程度の小さな田んぼに4つもの巣が..。事実はいつも私達 に見えないものを提案してくれる。カヤネズミの巣が示してくれている事実を、どう 私たちは伝えるのか?「インタープリテーション/伝え方の一つの手法」という手法 で、どう伝えられるのか?』 by さかもと ひとし 日時:11月28日(日)9:00〜15:00 場所:ハックリベリーの森(大野市南六呂師) 講師:古瀬浩史氏(自然教育研究センター主任研究員) 内容:午前 ハックリベリーの森でインタープリテーション    午後 インタープリテーションの講義/中級編 参加費:3000円 対象:高校生以上で、自然観察の指導に興味がある人、野生の動植物に興味がある人、    自然や環境のフィールドワークに興味がある人、自然ガイドなどをすることが    ある人など 定員:20名 申込方法:ハガキ、FAX、Eメールで以下の項目をご記入の上、お申込み下さい。1週 間以内に受理通知と資料等をお送りします。・「第2回六呂師エコロジーキャンプ参 加希望」・お名前(ふりがな)・郵便番号・住所・電話番号・職業(学校名)・年齢 ・性別・参加の動機・何を通じてこのプログラムを知ったか・メールアドレス(あれ ば) 申込み・問合せ:GNOM自然環境教育事務所 (担当 坂本)         勝山市昭和町1丁目4-9 TEL/FAX.0779-87-6474          E-mail fukui_wildlife@yahoo.co.jp ------------------------------------------------------ ■■Dr.コトー・環境情報シリーズ「シックハウス症候群の真実は?」  シックとは病気、ハウスは家です。つまり家が原因で病気になることです。症候群 とは病態がはっきりしていない状態のことです。住宅の新築や改装工事後、住宅建材 から室内に発生する揮発性化学物質やダニアレルゲンが原因で体調不良または健康障 害を引き起こすと言われていますが、正確には病態や原因などは明確ではないのです 。化学物質過敏症とは違うそうです。シックハウスだという固有の症状はなく、個人 差も大きいのですが、一般的には次の症状が出ると言われています。  ・慢性疲労・思考力の低下。  ・頭痛。  ・注意力の低下・意欲の低下。  ・寝付きが悪い。  ・朝すっきり起きられない。  ・イライラ・怒り・感情の爆発  これらの症状を見ますと明らかな化学物質の問題で起こると言うよりも、自律神経 失調的なものが多いのにお気づきだと思います。しかし、日常生活にも大きな支障を きたす場合が多く、現実に自宅を離れ療養生活を余儀なくされている方も少なくあり ません。新築・リフォーム後に突然発症したという例が多数報告されています。その 中でも特に主婦層が多いと言われている事から、住環境に大きく起因している可能性 が指摘されています。但し、発症時期とその可能性については個人差が大きいのです 。  私論ですが、引越しうつ病というのがあります。新居を建てる時のストレス、引越 しのストレス等が関与している可能性も大きいです。家の中にこもりやすい主婦に多 いというのも気になります。建築屋さんは、化学物質の少ない材料でシックハウスを 無くすと言いますが、上記の理由から疑わしいとも言えます。 (硬派な酒造り職人より) ■■投稿:「森のクマさん」  クマの出没および事故については、「殺処分せずに、奥山等に放獣したら」「クマ も好きで里に出てきているわけではないのだから」との意見も多く聞かれますが、福 井県で、奥山とはどこでしょうか?奥山に放せば、事故は起きないのでしょうか?  今年の出没する要因について、天候やキクイムシが増えどんぐりが減少した、猟師 の数が減った、イノシシが増えすぎたなど、いろいろな意見が出されています。 近 年、クマが急激に増えたとの意見が出ない事は、クマにとって幸いだと思います。 しかし、県内で、サルやカモシカ、イノシシなどの大型哺乳類は確実に数を増やし、 県内はもとより、国内各地で問題化しています。クマについては、個体数が増加した との意見は今のところ聞かれませんが、 それでも、他の大型哺乳類のケースと同様 、個体数が増加した場合どうすればよいか。  「もともとは、動物たちの土地だった」という考えの人もおられると思います。で も、動物たちに土地を返す事は現実的ではありません。 確かに「安易に捕獲・殺処 分」も問題があると思います。 しかし、「かわいそうだから保護」も問題解決には いたらないと思います。   問題となっているツキノワグマと、国内では北海道にしか生息しないヒグマを混 同している人も多くいるようですので「ツキノワグマとはどういう動物か」勉強会等 の開催をすると同時に、放獣や殺処分する場合のルールを作るべきではないでしょう か。  今シーズン、テレビで親グマは殺処分、こどもは奥山放獣している場面を見ました が、 かわいそうだからと放された小熊のその後の生活は、きっと過酷なものがあり ますよ。放すなら親グマと一緒でないと、きっと生存出来ないです。  ちなみに「動物園で」との意見については、動物園は現在国内に80施設ぐらいあり ます。手元に今、資料が無いので、はっきりした数字は判りませんが、クマ類を飼育 してい るのは、そのうち40〜50施設ぐらいだと思います。 1施設で、ツキノワグマ を飼育している頭数は1〜2頭(レッサーパンダは、1施設10頭ぐらいはザラにありま すが) 。  「ツキノワグマ」で、九州は絶滅?ですが、本州、四国には各地に生息しているた め、多くの動物園では入手に、そう苦労する事は無いようです。 クマ類の飼育下の 寿命は、たぶん15〜20年ぐらい。 これを短いと思うか、長いと思うかは人それぞれ 。しかも、ツキノワクマは飼育下でも結構殖えるんです。殖えても引き取り手が無い 場合は、殖やした動物園でも困るので必要が無い場合は単頭で飼育したり、オス・メ スを別けて飼育しています(ツキノワグマにおいて、飼育下繁殖個体を放獣する計画 は現在無い) 。  クマ以外の動物でも殖えすぎないように管理されている動物は他にもいます。ツキ ノワグマは、動物園では、こんな扱いなので全国規模の飼育下個体の登録や血統管理 ・計画的な繁殖などは行われておりません。(動物園職員Kさんから) ------------------------------------------------------ □□ことばピックアップ:かりやす(ミュージシャン)  あおくひかる わがほし   うつろやみに かがやく  ひとはめぐり つきそう   いのちいずる ふるさと  (えま&慧奏ミニコンサート 11/6吉川公民館にて) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人エコプラザさばえ 鯖江市民活動交流センター内      〒916-0024 鯖江市長泉寺町1-9-20       (朝10時〜夜10時、日曜朝10時〜夜7時、月曜・祝祭日休館)     Tel.0778-54-8434 Fax.0778-54-7058     E-mail ecoplaza@sabae-npo.org     Web  http://www.sabae-npo.org/ecoplaza/ 【編集】林 暁、真田俊子、辻子裕二 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●  エコプラザさばえメールニュース 第43号      2004年11月12日発行