第45号    2004年12月9日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●   NPO法人エコプラザさばえ(鯖江市環境情報学習センター)メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★  <目次>  ▽第7回土曜塾『クリスマス環境クイズ大会』 12/11   ▽環境教育カリキュラム研修ワークショップ開催! 12/13  ▽イベント・12月11〜12日(土日)第二回いまだて遊作塾(今立)       ・12月18日(土)クリスマス映画会「もも子」(鯖江)       ・12月18日(土)環日本海自然エネルギーシンポジウム(福井)       ・12月19日(日)環境パートナーシップ交流会(福井)       ・12月23〜26日(木〜月)「子どもアートセミナー」(今立)  ▽Dr.コトー・環境情報シリーズ「オゾンとは?」  ▽100万人のキャンドルナイト 2004年冬至 12/21 ■■エコプラザさばえ 第7回土曜塾『クリスマス環境クイズ大会』  自転車こいで、すごろくして、ツリー灯して、ケーキまでいただいて..。 日時:12月11日(土)    13:30 受付    13:40 開始 ミニレクチャー(講師・福嶋輝彦氏)        ツリーの飾りつけ(国際交流協会さんと共同で)          環境すごろく 環境かるた        自転車発電によるダンスダンスレボリューション        &クリスマスソング合唱&ツリー点灯        おやつは、ぱせり工房特製ケーキです!お楽しみに!    16:00 ふりかえり 次回告知    16:15 解散 会場:さばえNPOセンター交流サロン 参加費:500円(市内小4年〜中3年対象、単発参加OK!) ※保護者同伴の場合は、対象年齢外でも受け付けます。 申込・問合せ先:エコプラザさばえ事務局 真田         Tel.0778-54-8434 Fax.0778-54-7058         E-mail ecoplaza@sabae-npo.org ■■環境教育カリキュラム公開ワークショップ   「やってみよう!あなた(の考える、も楽しむ)環境学習」  “環境教育”の重要性が唱えられる中、実際の学習はどのように進めたらよいので しょうか?この研修会では“環境学習の組み立て方やその考え方”について、現場で 役立つお話しと企画立案などのワークを行います。  学習の進め方、プログラム企画や指導法で日頃お困りの方には特にオススメ!環境 学習に関わりのある保育や学校関係 者の方、また一般の方で学校や地域で活動されている方、どなたでもご参加ください。 日時:12月13日(月)夜7時〜9時半 会場:鯖江市役所4F会議室 講師:滋賀大学環境総合研究センター     環境教育研究部門 助教授 市川智史氏 http://www.sue.shiga-u.ac.jp/~ichikawa/  1960年、京都市生まれ。京都教育大学附属高校講師、(財)日本環境協会事業課長、 国立教育研究所科学教育研究センター共同研究員などを経て2004年4月から現職。研 究テーマは、環境教育・環境学習の目的・目標論、政策論、カリキュラム・プログラ ム開発、国際動向、エコ・スクールなど。  滋賀県エコ・スクール検討委員会委員長(H13)、文部省環境教育指導資料(中学 校編)作成協力(H12)、中四国環境教育ネットワーク代表(H10-11)、「こどもエ コクラブ「エコロジカルあくしょん」選考委員会」委員(H10)、「環境教育の総合 的推進に関する調査」環境庁班検討会委員(H9-11)など歴任。  福井では仁愛女子短大今村研究室で宿泊研修にも講師参加。元「福井環境教育を語 る会」にも参画。また「第1回エコリーダー養成セミナー」講師(福井市2003年)、 「NPO・ボランティア交流フォーラム」環境交流会アドバイザー(福井県2002年)、 福井県教育研究所「環境教育研修講座」講師(2001年)のほか、全国各市町村で講演 及び指導経験多数。 参加費:無料   定員:30名 主催:エコプラザさばえ、鯖江型環境教育カリキュラムづくり実行委員会 申込・問合せ先:エコプラザさばえ事務局 真田         Tel.0778-54-8434 Fax.0778-54-7058         E-mail ecoplaza@sabae-npo.org ※この事業は、平成16年度藤本倫子環境保全活動助成基金を受け実施します。 ◇NPO法人エコプラザさばえでは、主に学校現場で環境学習を促進していただくため の資料集を作成・配布する自主事業として「e-ファイル」プロジェクトを今年度から スタートしています。これは、A4バインダーを市内小中学校15校に置き、ゲスト講師 の一覧や事例報告、環境学習の参考となる各種資料を随時リフィルとして編集。学校 へ直接配布して民間と教員との連携を深めながら、環境学習のガイドや情報の共有を 図るものです。  また「鯖江型環境教育カリキュラムづくり」は、市からNPO法人鯖江市民活動交流 センターへの委託事業で、市民と教員関係者10名ほどで構成し、GNOM自然環境教育事 務所坂本均氏がファシリテーターとして参加。11月末までに九回の会合を重ね、環境 教育とは何か?カリキュラムとは?鯖江型とは?というような議論から、文章化とモ デルプログラム立案の作業に取りかかっています。 ---------------------┤イベント情報├--------------------- ■いまだて遊作塾「今立のモノづくりと新しいライフステージ」  第二回 古民家再生と和紙制作体験講座  “匠”による本物を学び創作する「いまだて遊作塾」は各回ともに定員10名を予定 しており、参加は回ごとに承ります。ご関心がある方は事務局までお問い合わせ下さ い。講師および講座費、宿泊等の詳しい案内書を送付させていただきます。 日時:12月11日(土)〜12日(日) 参加料:5000円 宿泊・食事:8000円(今立町八ッ杉森林学習センター)  ◇中世のころより、福井県は北東アジア(中国や朝鮮半島など)からの最先端の大陸 文化の伝承地として日本の歴史文化に深く関わって来ています。今立・武生地域には 当時から途絶えることなく匠の技が引き継がれており、日本を代表する和紙や宮大工 、漆器などが崇高な芸術としてだけでなく、人々の生活にも深く根ざしています。  また、近代化された産業界からも“モノづくりの技“に対する再評価も近年盛んに なってきています。我々はこうした尊敬すべき伝統の技を関係者だけでなく、広く一 般の方が伝統に触れ、モノづくりに参加し、新しい活動を興すことで“モノづくり“ を次代につなげて行きたいと考えています。  福井県今立町は、1500年の歴史を持つ越前和紙や繊維・漆器等を地場産業とする歴 史、文化と豊かな自然環境を有する地域です。「今立・古民家・匠・ロングステイプ ロジェクト」では、福井県「地域ブランド創造活動推進事業」の支援を受け、歴史、 伝統工芸、農業など今立の地域資源と数多く残る古民家の再生を組み合わせた中長期 滞在型の観光・研修プログラムを企画しております。 ■クリスマス映画会「もも子」〜かえるの歌が聞こえるよ  酸素ボンベで呼吸しながら天真爛漫なもも子と、兄・力(りき)の優しさと心の成 長を中心に、家族愛と葛藤、健常者と障害者の共生の問題を通して、生きる喜びと悲 しみを感動的に描く。原作は実体験をもとした星あかりの「もも子・ぼくの妹」、音 楽を大島ミチルが担当。文部科学省選定、長編アニメーション。 日時:12月18日(土)第一回14:00〜 第二回19:00〜 会場:鯖江市文化センター 入場料:900円(4歳以上) 会員割引あり 主催:鯖江子ども劇場 TEL.0778-53-0815 チケット:アルプラザ鯖江、くじら館 ■第7回 環日本海自然エネルギーシンポジウム 『子どもと描く未来の風』 日時:12月18日(土) 会場:福井大学 総合研究棟13F大会議室 <プログラム> 13:00 挨拶・来賓挨拶 13:10 NEDO事業紹介 13:30 基調講演 井上智広氏(NHK番組制作局 科学技術番組部ディレクター)     「“ためしてガッテン”する新エネルギー 〜科学教育の現場から」 14:20 今立町岡本小学5年生エネルギー学習成果発表     「未来を救え!地球に優しいエネルギー」 14:50 パネルディスカッション「子どもと描く未来の風」     パネラー      井上智広氏(NHK番組制作局 科学技術番組部ディレクター)      朝倉八千代さん(福井県児童科学館エンゼルランドふくい 前館長)      高島正之氏(福井大学地域共同研究センター センター長)      中西昭雄氏(中西製材株式会社 代表取締役)     コーディネーター      間宮務氏(福井県中小企業団体中央会 振興課課長) 連絡先:プロード TEL.0776-38-6166 大学事務局 TEL.0776-23-0500 主催:協同組合プロード、NEDO新エネルギー・産業技術総合開発機構関西支部 協力:NPO法人森のエネルギーフォーラム、福井大学地域共同研究センター ・協同組合プロード http://www.chuokai-fukui.or.jp/~prod/index.html ・NPO法人「森のエネルギーフォーラム」 http://laputa.fpu.ac.jp/mori ・今立 古民家・匠ロングステイプロジェクト実行委員会 http://www.imadate-kominka-takumi.com/ ■環境パートナーシップ交流会  事例発表を交えた座談会形式の意見交換会を行います。 日時:12月19日(日)10:00〜12:00 会場:福井県民会館(福井市大手3-11-17 TEL.0776-23-8400) ・205会議室/地域環境保全活動 〜活動を広げる、つなぐ〜      コーディネーター 吉川守秋氏(NPO法人エコプランふくい) ・305会議室/環境学習 〜気づきから行動へ〜      コーディネーター 水上聡子氏(アルマス・バイオコスモス研究所) ・306会議室/エコライフ 〜どこでもできる、環境にやさしいくらし〜    コーディネーター 中野佐知子氏(地球温暖化防止活動推進員) 参加費:無料 申込締切:12月10日(金)(定員になり次第締め切り) 主催:環境ふくい推進協議会 申込み先:同事務局(福井県福祉環境部環境政策課内)      Tel.0776-20-0301(直通) fax.0776-20-0634      E-mail kankyou@ain.pref.fukui.jp ■いまだてフリースクール「子どもアートセミナー No.3」  (森の芸術で子どもの成長を支援するプロジェクト)  合宿形式による「いまだてフリースクール・子どもアートセミナー」は今年8月に 開校。今立の素敵な里山、森の中で、子供達が農業、食作り、炭焼き、古民家の暮し 等を体験し、また、絵画、舞踊、演劇、音楽等で自由に表現をする喜びを感じてもら います。案内人は、絵描き、風車製作者、新聞記者、料理人、学者、大工、ダンサー 、演出家等です。 日程:12月23日〜26日(祝・木〜日)    ※一日ごと、日帰りの参加、親の参加も可能 会場:今立町八ツ杉森林学習センター(Tel.0778-42-3800) 会費:三泊四日20000円(一日ごとの参加7000円、日帰り参加6000円) 持ち物:保険証写し(継続的に病院に通っている方はその診断書)、常備薬、     着替え(下着、靴下、Tシャツ、上着(長袖、半袖)、ズボン)、     簡易雨ガッパ、洗面用具、ハンカチ、はなかみ、     作業用服(長ズボン、長袖シャツ)、パジャマ又はそれに変わるもの、     バスタオル2枚、タオル3枚、靴(スニーカー等運動しやすいもの)、長靴、     サンダル、帽子、水筒、筆記用具、探検バックetc. <活動プログラム> 1)創造的生活の実践プログラム   衣食住の色々な面でそこに芸術(創造性を開発する)を導入することでテレビ   など受身文化に感化されてしまっている子どもに、自力で生きる活力をつかむ   自信をつけることを目的にしたプログラム。水彩画を描いて自分の環境を考え   たり、演劇表現により、自分や興味のある事柄を体と言葉を使って表現したり、   ダンス表現により、自分の身体を見つめ直し体を動かす喜びを再認識したりし   ます。   講師:中島陽典(俳優、演出家)      伊藤千枝(ダンサー、振り付け師) 2)素材を知るプログラム   人、地域、資源を知ることで何に役立てることが出来るかを創造します。   講師:杉村和彦(福井県立大学学術教養センター教授)      清水葉子(福井県立大学経済学部講師)      松尾斗伍郎(福井大学名誉教授、ふくい市民共同発電所をつくる会代表)      松浦次雄(福井県工業技術センター工学博士) 3)木炭ガス発生装置で発電    木炭ガス発生装置製作者の炭発電によるクリスマスツリー点灯など、森のエネ   ルギーの潜在能力を確かめます。   講師予定:茂呂茂也(茂呂メンテナンス代表)        田中秀幸(八ッ杉森林学習センターマネージャー) 4)世界の共食を体験する(全日程)   複数の参加者と食事を一緒にすることでこころの壁をなくします。   共食の描く世界について専門家から話を聞くプログラム。 5)炭焼き体験プログラム    火を使うことで原始から使われてきた技術を後世に伝えるプログラム。ドラム   缶やオイル缶などを使って炭を焼く素材調達から加工、窯詰め、火入れ式、窯   止め、炭釜出し、炭を使ってバーベキューやパン焼きなどを食べるプログラム。   レッサーパンダの糞を炭にするプログラム。   講師:福嶋輝彦(有限会社PTP)      畠山かなこ(フリーエディター)      <主な日程> ◇12月23日   9:30 集合  10:00〜 オリエンテーション、自己紹介  10:30〜 炭焼きワークショップ  12:00〜 昼食  13:00〜 演劇ワークショップ1(中島)〜まずは参加者一人一人と面接  16:00〜 クリスマス会の準備 炭焼きワークショップ  18:00〜 食事の準備、夕食  20:00〜21:00 ジミー粟田部 ライブセッション ◇12月24日  9:00〜 朝食  10:00〜 人を知るフィールドワークプログラム(杉村)  11:00〜 炭取り出し  12:00〜 昼食  13:00〜 演劇ワークショップ2(中島)  16:00〜 クリスマス会の準備  18:00〜21:00 夕食 クリスマス会 木炭ガス発生装置でツリーの点灯 ◇12月25日  9:00〜 朝食  10:00〜 地域を知る地域通貨体験ゲームプログラム(清水)  12:00〜 昼食  13:00〜 ダンスのワークショップ(伊藤)  16:00〜 冬の里山探索  18:00〜21:00 夕食&ラストナイトパーティ ◇12月26日  9:00〜 朝食  10:00〜 餅つき 解散 <主な講師のプロフィール> ・中島陽典:1960年生まれ。日本大学芸術学部中退。映画、演劇、テレビ等に俳優と して活動する傍ら、中島陽典シアターカンパニーとして演劇公演の演出を行う。主な 出演作品 映画:「バカヤロー」「瀬戸内少年野球団」「顔」、演劇:「奇跡の人」 、「阿国」、「ゴドーを待ちながら」主な演出作品「KOTODAMA」(文化庁芸術文化基 金助成公演)「死の棘」2001年より松涛アクターズギムナジウム映像演劇科講師を務 める。学生を対象にした演劇ワークショップ等を行い、精神の様々な状態をテーマに した演劇表現を行っており、子ども達の心を理解しながら自由に表現活動を行うプロ グラム。 ・伊藤千枝:1970年生まれ、東京都出身。4歳より東京にてモダンダンスを学び、15 歳よりクラシックバレエを学び始める。18歳で処女作発表。本格的な創作法を学ぶた め、1989年日本大学芸術学部演劇学科西洋舞踊コースに入学。同大学在学中に珍しい キノコ舞踊団を結成、以降全作品の演出、振付、構成を担当。2001年よりソロ公演開 始。同年11月「ウィズユー2」を上演した。2000年横浜ダンスコレクションで財団法 人横浜市文化振興財団賞受賞。個人の活動として、N.Y.の劇作家、リチャード・フォ アマンの日本での舞台化 (「マイ ンドキング」演出:巻上公一氏、「パーマネント ・ブレイン・ダメージ」演出:川村毅氏)への振付、出演。俳優座公演「ロミオとジ ュリエット」への振付などがある。子どもを対象としたNHK教育番組の踊りのパート を担当しており、子ども達がどんな身体表現に関心を抱くかを熟知している。場所や 人間それぞれの個性が持つ、自由な身体表現を行っており、子ども達に身体を動かす 楽しさを感得させ、表現を体験させるプログラム。 ・福嶋輝彦:環境エネルギー教育プログラムの開発を行い、全国の小中学校にエコエ ネ授業の実践を行っている。全国で行っているエコエネ授業プログラムの中には炭焼 きも含まれており、炭と環境問題、エネルギー問題との結び付きを知るプログラム。 主催:NPO法人 森のエネルギーフォーラム http://laputa.fpu.ac.jp/mori/ 連絡先:〒915-0228福井県今立郡今立町大平第2-4-89 増田     TEL.0778-43-0717/090-1394-9964 FAX.0778-43-0717 ※本プログラムは、子ども夢基の金助成事業です。 ------------------------------------------------------ ■■Dr.コトー・環境情報シリーズ「オゾンとは?」  オゾンとは酸素の同素体で、化学式 O3です。通常の酸素はO2ですが酸素原子が3つ くっついたものです。空気中で放電したり紫外線をあてたりすると発生します。  オゾン層とは、地上約20〜30キロメートルのところにある、オゾンが多く含まれて いる空気の層のことです。上空なので空気がうすいため、地上にもってくるとわずか 3ミリにしかなりませんが、このうすい層がバリアとなって、有害な紫外線B、C波を 通しにくくしています。  紫外線とは可視光線の紫より波長の短い波です。光は電磁波であり、波長が短いほ うがエネルギーが高いのです。エネルギーの弱いほう(波長の長いほう)からA波( UV-A)、B波(UV-B)、C波(UV-C)と区別されています。特にB波とC波はエネルギー が高いので有害です。  このオゾン層を破棄するのがフロンガスです。大気中に放出されたフロン(炭化水 素の水素をフッ素、塩素などのハロゲンで置換した化合物)は、対流圏では分解され ずに化学的に安定ですが、成層圏(高度15km〜30km)では太陽からの強い紫外線を受 けて分解され塩素と反応することで、オゾン層を破壊します。   「日光浴は体にいい」と昔からいわれてきました。確かに、紫外線A波は、体の中 のビタミンDを活性型ビタミンD3に変換し骨を丈夫にしたりします。しかしB、Cはエ ネルギーが高く有害なのです。  オゾン層が破壊されると紫外線B、C波が地上に降り注ぎます。このエネルギーの高 い電磁波が生体にあたると活性酸素を生み出します。活性酸素とは酸素原子が単独で 遊離したもので、エネルギー的に不安定なため、電子を受け取ろうとして他の物質と 反応し、結果的にDNAの破壊や皮膚がんをもたらします。  南極上空のうすくなったところ(オゾンホール)は知られていますが、日本の上空 でも最高で3割も減少しているのです。実際1990年までの15年間で、日本人の皮膚ガ ン発生率はすでに2倍となっています。日光浴はもう時代遅れです。むしろ麦わら帽 子、サングラス、日焼け止め等で紫外線を防ぐ時代です。子供にも充分気をつけさせ ましょう。  余談ですが、紫外線を浴びると歳をとります。見た目に老けるのです。失礼ながら 、屋外作業をする方は屋内労働の方より、60歳くらいで、10歳くらい見違えることが あります。女性の肌にも紫外線は大敵です。 (硬派な整形外科医より) ■■100万人のキャンドルナイト 2004年冬至 12月21日夜  私たちは 100万人のキャンドルナイト を呼びかけます。  2004年の冬至の日、12月21日夜、8時から10時の2時間、  みんなでいっせいにでんきを消しましょう。  ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。  しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。  ある人は省エネを、ある人は平和を、  ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。  プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。  それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、  文明のもっと大きな可能性を発見するプロセスであると私たちは考えます。  一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、ただ2時間、でんきを消すことで、  ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を地球上にひろげていきませんか。  2004年の冬至の日、12月21日夜、8時から10時の2時間。  でんきを消して、スローな夜を。  100万人のキャンドルナイト。 http://www.candle-night.org/index.html ------------------------------------------------------ □□ことばピックアップ:レスター・ブラウン(アースポリシー研究所所長)  いかに行動の変化を起こすかということを考えたとき、新たな情報や新たな経  験によって、人は行動を変えていく、思うのです。  私がいまだに希望を持っている理由の一つは、社会的な変化というのは、突然  全く予測できない形でやってくることもあるからです。社会がある「閾値」を  超えると、どんどん変わり始める。その時期がいつかということを、われわれ  は必ずしも予測できないのだと思います。    (04年11月12日大阪特別講演から) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人エコプラザさばえ 鯖江市民活動交流センター内      〒916-0024 鯖江市長泉寺町1-9-20       (朝10時〜夜10時、日曜朝10時〜夜7時、月曜・祝祭日休館)     Tel.0778-54-8434 Fax.0778-54-7058     E-mail ecoplaza@sabae-npo.org     Web  http://www.sabae-npo.org/ecoplaza/ 【編集】林 暁、真田俊子、辻子裕二 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●  エコプラザさばえメールニュース 第45号      2004年12月9日発行