第65号     2006年5月22日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●          NPO法人エコプラザさばえ メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ □▽△□------------------------------------------------------□▽△□ <目次> ▽エコプラザ情報   ・ご挨拶:理事長 石本豊昭   ・6/3 第1回土曜塾   ・6/24 速報!第一回エコサロン ▽鯖江関連情報   ・6/6 「学ぼう!ビオトープ!」 ▽イベント情報   ・5/24 「ふくいの伝統野菜」   ・5/28 「里地里山の植物を観察して薬草と語ろう」   ・5/28 カリンバワークショップ   ・6/16 「ホタルを見よう ナイトハイク」 ▽書籍情報:『戦争って,環境問題と関係ないと思ってた』 ▽エッセイ:「ソースカツ丼」 ▽その他:「異常気象」は”人為的”温暖化が原因と初の指摘 □---------------------┤エコプラザ情報├-----------------------□ ■ご挨拶:特定非営利活動法人エコプラザさばえ理事長 石本豊昭  このたび、平成18年度の、特定非営利活動法人エコプラザさばえの理事長とい う大役をさせていただくことになりました。4月21日に行われた(特)エコプラザ さばえの通常総会にて、前年度理事長である井上哲夫氏より、しっかりバトンを 受け取りました。まだまだ未熟ものですが、引き受けた限りは精一杯やらせて頂 く所存ですので、皆様、何卒よろしくお願いします。  エコプラザさばえは、今年3月末には、エコプラザさばえの事務所をエコネット さばえに移転し、環境NPOとして3年目の活動をスタートすることになります。 これまで、エコプラザさばえの活動の基礎かためと、運営のリードをして頂いた 谷田さん、井上さんの、これまでの功績に対して深く敬意を表します。又、それ だけに、これからの私の役割、責任はとても重要だと認識しております。  原点に返って、エコプラザさばえの理念である「気づき、学び、体験できる空 間の創造と活用を通して、人や自然、地域と共生できる環境市民の育成を目指す」 に沿って、自主的で楽しい活動を行い、「でんでん虫」のように着実な歩みをして いきたいと思います。  今年度の主な事業としては、 ・昨年度のでんでんむしアワーを、拡大した『エコプラザサロン』の開催 ・ホームページ、メールニュース、リーフレットなど情報発信の充実 ・コミュニティスクール土曜塾の開催 ・環境施策提言 などを計画しています。  理事全員一致協力して、希望と期待に応えられるよう取り組んでいきたいと思 いますので、みなさまのご支援とご協力、どうぞ宜しくお願いします。 ■第1回土曜塾「さぁ始まるよ!土曜塾で楽しもう」  〜みんなおいで、まってるよ!〜 日時:6月3日(土)9:00〜12:15 場所:鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ) 講師:鹿ノ内美智子さん    (ボーイスカウト指導者・レクリエーションインストラクター) タイムスケジュール:(雨天決行)  9:00 受付   9:15 開校式  9:20 昨年度の活動の様子のスライドショー  9:35 名札づくり(1年間つかう名札を作ります)      ※スタッフが桜の木の廃材を加工して、名札用に準備中!  9:50 ゲーム大会(いろんなゲームをして楽しもう)  12:00 ふりかえり 次回のお知らせ  12:15 解散 持ち物:水筒、筆記用具、タオル類(動きやすい服装でご参加ください) 参加対象:小学4〜中学2年生 参加費:年間4500円 後援:鯖江市、鯖江市教育委員会、鯖江市PTA連合会    (特)さばえNPOセンター、鯖江市壮年グループ連絡協議会 協力:鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ) ※「土曜塾」はこどもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)の助成 金交付を受けて活動しています 申し込み・問合わせ:(特)エコプラザさばえ事務局 ◇土曜塾準備編「イモの苗植えinエコプラザファーム」 日時:5月27日(土)午前10時集合 場所:エコプラザのイモ畑(中野町) ※お手伝いいただけるかたは、汚れてもいい格好で来てください。 問合わせ等:土曜塾 鈴木まで TEL.0778-52-7521 ■速報!エコプラザサロン第一回 開催  今年度の新しい企画として、年数回、会員や一般の方が集って学び楽しむフリ ーな場を開きます。いろいろ楽しいネタでどなたでもご参加いただけます。初回 はおいしい食事とエネルギー関連の話題の予定。どうぞお楽しみに! 日時:6月24日(土)18時〜21時半 場所:ここる(鯖江市嚮陽会館内) 講師:福嶋輝彦氏((有)PTP代表) 定員40名、参加費1000円程度 □---------------------┤鯖江関連情報├-----------------------□ ┏━━━━━━━━★ ┃■第3回環境井戸端会議「学ぼう!ビオトープ!」 日時:6月6日(火)19:00〜20:30 場所:エコネットさばえ 2階会議サロン 講師:井上哲夫氏(丹南地域環境研究会) 定員:20名 問合せ・申込み:エコネットさばえ TEL.0778-52-0050 □---------------------┤イベント情報├-----------------------□ ┏━━━━━━━━★ ┃■さばえライブラリーカフェ「ふくいの伝統野菜」 日時:5月24日(水)19:00〜21:00 場所:鯖江市文化の館 喫茶室 講師:玉井道敏さん 参加費:500円(コーヒー・ケーキ代) 問合せ・申込み:鯖江市文化の館 TEL.0778-52-0089 ┏━━━━━━━━★ ┃■「里地里山の植物を観察して薬草と語ろう」  越前市坂口地区の里地里山を歩きながら、薬草として役立つ植物の観察会を 行います。見分け方はもちろん、薬草としての効能と使い方もお話してくださ います。  講師は丸山昇さん。福井県フォレストサポーターとして各地で植物観察の講師 を務められ、薬草の分類に詳しい方です。 日時:5月28日(日)9:00〜12:00 集合場所:越前市エコビレッジ交流センター 参加費:無料 定員:20名 持ち物:野外で歩ける服装、タオル、帽子、水筒 あると楽しいもの:お弁当 問合せ&申込み:越前市エコビレッジ交流センターまで         TEL・FAX.0778-28-1123         E-mail http://jp.f37.mail.yahoo.co.jp/ym/Compose?To=ecovilg@ tk.ttn.ne.jp&YY=89840&order=down&sort=date&pos=0&view=a&head=b ┏━━━━━━━━★ ┃■カリンバワークショップ   「何か楽器ができるようになりたいなあ」、「でも楽譜はチョット苦手」と思 っている人にとっても最適なワークショップです。  「カリンバ」は親指ピアノともいわれ、木の箱に何本かの細い鉄の板が取り付 けられたシンプルなアフリカの楽器です。その箱からは思いもつかないほど素敵 な音が生まれます。いつでも、どこでも、手軽に、新しい音楽の世界が広がるこ とでしょう。  講師は、世界中を旅して世界の音楽に精通する民族音楽のマルチプレイヤー、 京都 在住のアメリカ人、ロビン・ロイドさんです。流暢な日本語で、カリンバの演奏 指導とアフリカ音楽の素晴らしさを紹介してくださいます。  日時:5月28日(日)16:00〜18:00 会場:きつつきホール(福井銀行田原町支店北側) 参加費:4000円(受講料+カリンバ代) 定員:15名 ※残僅少! ※大きなカリンバをご希望の場合は、別途追加料が必要です。 ※もちろんカリンバは持って帰れます。ご自宅で演奏してください。 ※当日、Myカリンバを持込される場合は、2000円のみとなります。 申込み:Nスタジオ(中林)TEL/FAX 0776-27-0559 主催:民族楽器音楽グループ「豪音 Go−On」(森TEL0776-22-3221) ┏━━━━━━━━★ ┃■「ホタルを見よう ナイトハイク」  越前市坂口地区は県内有数の蛍の生息地です。夜空に乱舞するたくさんの蛍 を観察します。 日時:6月16日(日)19:30〜21:00 集合場所:越前市エコビレッジ交流センター 参加費:無料 持ち物:多少汚れても良い服装、傘か合羽、懐中電灯 問合せ&申込み:越前市エコビレッジ交流センターまで         TEL・FAX.0778-28-1123         E-mail http://jp.f37.mail.yahoo.co.jp/ym/Compose?To=ecovilg@ tk.ttn.ne.jp&YY=89840&order=down&sort=date&pos=0&view=a&head=b □---------------------┤メディア情報├-----------------------□ ■書籍:『戦争って,環境問題と関係ないと思ってた』     〜平和をあきらめたら、地球に誰も生き残れない 480円+税(岩波ブックレット) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000093754/junkoedahiro-22/503- 7488817-3088764 平和をあきらめて、環境問題の解決だけ進めたらどうなるか−−それを真剣に調 べてみました。やっぱり人類は生き残れません。ではどうしたら戦争を止められ るのか、戦争の原因はどこにあるのか−−それを調べた結果は、エネルギーの問 題と金儲けの仕組みにありました。どちらも私たちの生活と密着した問題です。 ところが戦争の現実は、エネルギーや金儲けのフィルターを通して見ると現実感 がなくなります。このままでは戦争の悲惨さを実感したり、その悲劇に共感した りすることもできません。 では、どうしたら戦争の悲惨な現実に共感できるのか、戦争をさせないために、 どう社会を組み換えていったらいいのか。それを一緒に考えてほしいと思います。 そのきっかけになる一冊のつもりで書きました。ぜひ手にとって見てほしいと思 います。 あきらめずに平和を求めることは、環境問題の解決にもつながるのです。(著者) □---------------------┤エッセイ├-----------------------□ ■食育を考えるシリーズ「ソースカツ丼」  一般にソースカツ丼は福井独特の食文化とされていますが本当でしょうか?鯖 江市内のあるお店でお聞きしたところ、鯖江市では注文の8割は卵カツ丼だそう です。 ソースカツ丼で有名なヨーロッパ軒ですが、店舗数は福井市12、敦賀市6、春江、 丸岡、神明各1です。この数字を人口比で考えてみますと、ソースカツ丼文化圏 は福井市と敦賀市であり、鯖江市は卵カツ丼文化圏です。  カツ丼の種類には大きく分けて、卵とじ、ソース、醤油だれ、味噌、ドミグラ スなどがあります。ソースカツ丼の誕生には諸説あります。 1.明治時代高畠増太郎氏が早稲田大学前の食堂で売り出し、終戦とともに故郷へ 帰り福井で開業(ヨーロッパ軒)した。 2.早稲田大学大学院生中西啓敬二郎氏が考案した。 3.上野の楽天というお店が始めた。 などがあります。これらの説によると福井のソースカツ丼はかなり正統派に近く 、福井市を拠点とするようです。  ところが全国的には長野県、群馬県、福島県、滋賀県、岐阜県などにかなり一 般的に存在し、決して福井独特の食文化ではないのです。長野県駒ヶ根市では街 をあげてソースカツ丼による街づくりに取り組んでいますし、群馬県桐生市では 町の名物メニューになっています。  私は北陸三県全てに住んだことがありますが、この文化圏に限ればソースカツ 丼は福井にしかないので、福井独特の文化であると誤解しているのではないでし ょうか。 (硬派な料理人) □-------------------┤その他の話題├---------------------□ ■「異常気象」は”人為的”温暖化が原因と初の指摘  近年の熱波などの異常気象や北極の氷の減少が、人間活動による地球温暖化 が原因で起こっている可能性があることを初めて指摘した国連の「気候変動に 関する政府間パネル(IPCC)」の第1作業部会の第4次報告書の原案が明らかに なっています(共同通信)。  北極の氷(毎年9月が最小となります)の減少は、衛星画像による観測によっ てテキサス州の約2倍の大きさにのぼることが確認されています。  詳しくは↓ http://www.nasa.gov/vision/earth/environment/arcticice_decline.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人エコプラザさばえ      〒916-0033 鯖江市中野町73-11     鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ)内     (休館:毎週水曜、国民の祝日、年末年始 夜間10時まで)     TEL&FAX.0778-54-8434 E-mail http://jp.f37.mail.yahoo.co.jp/ym/Compose?To=ecoplaza@sabae-npo.org &YY=89840&order=down&sort=date&pos=0&view=a&head=b     Web  http://www.sabae-npo.org/ecoplaza/     ※事務局開局曜日(イベント、会議時のぞく)      月・火・木・金:9:00〜16:00 土:12:00〜16:00 【制作】エコプラザ広報部 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●