第75号      2007年4月20日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●          NPO法人エコプラザさばえ メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ <目次> ▽巻頭のことば   ・一年を振り返って ▽エコプラザさばえ情報   ・エコプラザ総会 ▽エコネットさばえ情報   ・第2回環境体験学習 4/22   ・第3回環境体験学習 5/19   ・環境シネマ 5/26   ・第4回環境体験学習 6/9 ▽イベント情報   ・世界アースデーに、「地球体験」してみよう! 4/22   ・第1回FEEF 4/28   ・八ッ杉千年の森 新緑祭 4/29   ・高木善之×てんつくマン トークライブ 4/30   ・アースデイとやま2007にいかわ、アースデイ全国交流会議 5/3,4,5 ▽エッセイ   ・スローライフ実戦偏 山菜のアクの抜き方   ・地球温暖化(共同通信より) □−−−−−−−−−−−−−┤巻頭のことば├−−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━★ ┃■一年を振り返って  理事長になって、早や一年が過ぎさろうとしています。過ぎ去ってみれば早 いものですが、振り返ってみれば、いろんなことがあった一年だったなあ、と 振り返っています。たくさんの方との出会いがあり、つながりが出来ました。 これまで支えてくださった方々、ご協力頂いた方々に深く感謝申し上げます。  平成18年度はエコプラザさばえにとって、新たなスタートの年になりまし た。 平成18年3月に、エコプラザさばえの事務局をエコネットさばえに移転し、4月 からは、エコネットさばえを拠点にして3年目の活動を行ってきました。今年度 は会員数も86名にまで増え、活動が広がってきました。ここまでの活動に関 わって下さった全ての皆さまに、深い感謝と敬意を表します。  運営面では、総会・理事会・運営会議・事務財務等が、かなり充実してきま した。理事会については、出席率が低い回もあり残念でしたが、雰囲気的には だんだん良くなり、活発な議論が出来るようになってきました。  委託事業については、環境まちづくり委員会ワーキンググループ会議 会議 録の作成業務、エコネット展示企画業務など、事務局が対応したものと、環境 フェア運営・サイン企画等委託業務、こどもエコクラブ活動交流会の実施業務 など、事務局、理事会で対応したものがありましたが、全体的にスムーズに対 応出来、業務の成果も高く、評価されるものになりました。これは、エコプラ ザさばえの事務局の力量と理事会のまとまりの結果であると思います。又、事 業を通して、メンバーのスキルアップも図れてきました。  エコプラザさばえの自主事業については、今年度、新規の事業として、誰で もが、気楽に、楽しく参加できて、環境のことを考えてもらいたいという趣旨 でエコプラザサロンを3回開催しましたが、毎回、多くの参加者があり、非常 に盛り上がり成功でした。  キャンペーン活動として、「マイ箸運動」を年間通して広げたり、家庭で出 来る身近な地球温暖化対策として、 一緒に始めるエコライフについてのアク ション宣言の投票を行ってもらいましたが、これは環境市民の育成にもつなが る活動になっています。  コミュニティスクール土曜塾は、エコプラザさばえ発足当初から毎年続けて きた事業ですが、これまで5年間継続出来たことは、大きな実績だと思います。  行政、市民からのエコプラザさばえに寄せる期待は、どんどん大きくなって きています。  平成19年度からは、さらに増える委託事業に対応する為、専従事務局員を一 名増員しました。  4月27日に平成19年度の通常総会を開催します。多くの方の参加をお待ちして おります。  ひとりひとりの力は微力かも知れませんが、無力ではありません。  「動けば変わる」  どう生きるかで、世界が変わります。  ちょっとでもいいから、楽しみながら動いていきましょう。                           (理事長 石本) □−−−−−−−−−−┤エコプラザさばえ情報├−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━★ ┃■エコプラザ総会  エコプラザの平成19年度総会を以下のように行います。会員の皆様には 別途ご連絡いたしますが、是非ご出席をお願いいたします。また、会員でな い方も、この機会にご入会くださいますよう合わせてお願いいたします。 日 時:平成19年4月27日(金)19:00〜 場 所:エコネットさばえ 以上、問合せ NPO法人エコプラザさばえ        TEL&FAX.0778-54-8434 E-mail ecoplaza@sabae-npo.org       Web  http://www.sabae-npo.org/ecoplaza/ □−−−−−−−−−−┤エコネットさばえ情報├−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━★ ┃■第2回環境体験学習  「森のめぐみ体験」  〜青い空、緑いっぱいの里山で  炭焼き&しいたけの菌打ち体験をしてみませんか!?〜  ※しいたけのほだ木は、お持ち帰り出来ます。 日 時:4月22日(日)9:00〜14:00 集合場所:吉江・米岡ふれあい会館 参加費:500円(昼食付) 定 員:30名(先着順) 対 象:小学生と保護者 ┏━━━━━━━━━━★ ┃■第3回環境体験学習 「環境紙芝居&リサイクルおもちゃ作り」 〜環境童話に耳をかたむけませんか!?     自然を大切にする心を養いましょう!!            どんなおもちゃが作れるかな〜                    ※おやつ付 日 時:5月19日(土)13:30〜15:30 語り手:瀧谷えみ子氏(NPO法人エコプラザさばえ) 会 場:エコネットさばえ 参加費:無料 定 員:30人(先着順) 対 象:幼児〜小学生 ┏━━━━━━★ ┃■環境シネマ  〜ALWAYS三丁目の夕日〜 日 時:5月26日(土)10:00〜12:00・13:30〜15:30 場 所:エコネットさばえ ┏━━━━━━━━━━━★ ┃■第4回環境体験学習 「デコパージュ」 〜紙でモノ(作品)を作る楽しさを学んでください。  改めて、紙の大切さを考える時間になると思います。〜 日 時:6月9日(土)13:30〜16:00 会 場:エコネットさばえ 講 師:田中晴美氏(デコバージュ教室ローズ・ピータ) 参加費:2,000円 定 員:6名 対 象:成人 以上、問合せ&申込み:環境教育支援センター(エコネットさばえ)            TEL.0778-52-0050 FAX.0778- 52-0909            E-mail sc-econet@city.sabae.fukui.jp  □−−−−−−−−−−−−−−┤イベント情報├−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■世界アースデーに、「地球体験」してみよう! 日 時:4月22日(日)11:00〜16:30 会 場:エコライフプラザ(福井市中央1−9−29) 内 容:  第6回子供地球体験会  「風が運ぶものってなんだろう?」   11:00〜12:00 ?15:30〜16:30   デジタル地球儀「触れる地球」を使って説明。  果物電池づくり   13:00〜13:20 ?13:35〜13:55   14:10〜14:30 ?14:45〜15:05   ミカンを使って電池を作り、体験を通してエコを感じる。 主 催:エコライフプラザ実行委員会     TEL.0776-30-1800  ┏━━━━━━★ ┃■第1回FEEF  〜環境教育についてフリートークしてみませんか?〜 日 時:4月28日(土)午後2時〜5時 会 場:越前市エコビレッジ交流センター(越前市湯谷町25-25-2) 参加費:無料    2時〜「環境、環境ってうるさいなあ」     話題提供者:冨永良史氏(発創デザイン研究室代表)    3時半〜「学校における環境教育・環境学習について語ろう」     話題提供者:市川智史氏(滋賀大学環境総合研究センター                      環境教育研究部門助教授)    終了後懇親会を予定 問合せ:越前市エコビレッジ交流センター野村     tel/fax0778-28-1123 ecovilg@tk.ttn.ne.jp ┏━━━━━━★ ┃■萌える新緑の森へ 森の恵美に感謝し、森のリフレッシュ作戦に参加しましょう。 みなさんの手で森をおそうじし、森をよみがえらせましょう。 日 時:4月29日(祝)9:00〜16:00 場 所:八ッ杉千年の森 参加費:大人1,000円 こども500円(昼食代こみ)     ベビーリーフ体験希望の方は別途一人500円 持ち物:帽子、軍手、ゴム手袋、作業着、桜染め用の布(絹か木綿)     ベビーリーフ体験の方はプランター1個持参 申込み:八ッ杉森林学修センター     電話:0778-42-3800 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■「美しい地球を子どもたちに」高木善之×てんつくマン トークライブ    〜出来ない理由を言わないで動けば変わるパート4  環境問題は、一般に知られているよりずっと深刻です。美しい地球を子ど もたちに残すために、出来ることから・自分から始めてみませんか。 日 時:4月30日(祝月)13:00〜17:00(開場12:00) 会 場:小松市小松ドーム  参加費:大人2500円/中〜大学生1500円(当日各500円増し) <出演> ・高木善之:NPO法人ネットワーク「地球村」代表 http://www.chikyumura.org ・てんつくマン:映画監督・路上詩人 http://www.tentsuku.com/ 主 催:出来ない理由を言わないで動けば変わる実行委員会 問合せ:鈴木 tel.090-3293-3513 sinsei@mti.biglobe.ne.jp http://www.geocities.jp/sisei3631/ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■アースデイとやま2007にいかわ、アースデイ全国交流会議 ●アースデイ・フォーラム  〜スローライフで再生。ふるさとの暮らしと自然〜 日 時:5月3日(祝木)18:30〜21:00 ゲスト:辻 信一(ナマケモノ倶楽部世話人)     正木高志(walk9で六ヶ所村まで平和巡礼中。 「木を植えましょう」著者)     稲本 正(森のゆめ市民大学副学長。オークビレッジ代表)     本田恭子(アースデイとやま実行委員長。環境教育) 司 会:シキタ純(アースデイ東京議長。BeGood Cafe代表) ビデオメッセージ:筑紫哲也(森のゆめ市民大学学長) ●辻信一さんトークと『ラダック懐かしい未来』『地域から始まる未来』上映 日 時:5月4日(金)14:30〜15:30 テーマ:GNH(国民総幸福量)とスローライフ、ハチドリのひとしずく。 出 演:辻 信一 映画上映:13:00〜 ●『六ヶ所村ラプソディ』上映と「核のない未来に向けて」のトーク 日 時:5月5日(土)16:00〜18:00 出 演:田中 優(未来バンク理事長/自然エネルギー推進市民フォーラム理 事)     山崎久隆(たんぽぽ舍/劣化ウラン研究会/魚津出身)    映画上映:5/4 16:00/19:00、5/5 13:45/19:00。 ●アースデイ・ギャザリング「アースデイ全国交流会議」 日 時:5月4日(金)10:00〜12:00/16:00〜18:00 出 席:アースデイ東京、アースデイエブリデイ、ほか。     全国のアースデイ関係者が一堂に集い、各地からの報告をしつつ、     環境対策への地域連携、今後の活動ビジョン、具体的な取り組み提 案、     情報意見交換などを行ないます。 会 場:新川学びの森天神山交流館 魚津市天神野新147-1 tel.0765-31-7001 入場料:入場無料 雨天決行 問合せ:tel:0765-33-9166 mobile:090-9810-8145 □−−−−−−−−−−−┤ エ ッ セ イ ├−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■スローライフ実戦偏 山菜のアクの抜き方 アクとは、食べ物に含まれる美味しくない成分のことを総称して言うようで す。成分的には色々のものがあります。肉や魚料理では煮ているときに、鍋 の上部に浮かぶ油や汚れ分も含めているようです。おたまですくい取ります。  野菜のアクは、特定の野菜に含まれるえぐみ、苦み、渋みなど不快で不要 な成分のことのようです。成分的には色々ありますので一律には抜けないよ うです。しかし余りぬきすぎると、山菜の独特の風味もなくなりますので注 意しましょう。  比較的アクの少ない山菜は、塩少々を入れ、ゆでるだけでアクが抜けます。 ふき、うど、コゴミなどは、ゆでた後流水にさらします。わらび、ぜんまい などは特にアクが強いので灰や重曹を使います。山菜の上に灰または重曹を 振りかけて熱湯を注ぎ、落し蓋をしてそのまま冷まし、一晩置いてから水に さらします。  代表的なタケノコでは 米ぬか・・・1/2カップ(米のとぎ汁、あるいは米をいれてもよい) 赤トウガラシ・・・1本 穂先を斜めに切り落とします。 縦に先端を深く、根元になるに従って浅く切れ込みを入れます。 好みで根元のボツボツした部分(根)を削り落とします。 鍋にタケノコとつかるまでの水、米ぬか、赤トウガラシを入れ、落とし蓋を して40分-60分煮ます。火を止め、さめるまでアクを抜くために4〜6時間は そのまま鍋の中に置いておきます。 皮をむいて米ぬかを洗い落とし、さら に水につけておきます。  スーパーにはさまざまのお惣菜が並び、特に福井は共働き率が全国1位な ので、よく売れます。その中の山菜のてんぷら、特にタラの芽のてんぷらの 立派なことといったらありません。とても美味しそうです。でも食べるとが っかりします。最悪にまずいです。中国から水煮で輸入され、漂白剤で脱色 後再び緑色の塗料で着色します。形はタラの芽ですが、中身は別物でしょう。 こんなものを食べるのはやめて、自分で山菜料理を楽しむと人生もまた楽し く、健康にも良いと思います。 (硬派な料理人) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■地球温暖化  3度超上昇で水不足さらに数億人 IPCC 4月6日 共同通信  ブリュッセルで開催されていた国連の「気候変動に関する政府間パネ ル(IPCC)」の第2作業部会は6日、地球温暖化が人類や生態系に 与える影響を盛り込んだ報告書を採択し閉幕した。観測した90%以上 の地点で温暖化の影響を受けていたほか、平均気温の上昇を90年に比 べ2〜3度までに抑えることができなければ、深刻な水不足に直面する 人口が2020年ごろに数億人増えると予測している。  報告書によると、観測の空白域だった途上国でも温暖化の影響に関す る分析が進んだ。評価した2万9000件以上のデータの90%以上で 温暖化の影響が確認された。  同部会は2〜3度の許容限度を超えて気温が上昇した場合に新たに起 きる悪影響などについて議論。中緯度以下の地域や半乾燥地域で干ばつ が増加して数億人が影響を受け、低緯度地域で穀物生産が低下する一 方、中高緯度で逆に生産性が向上することを示した。また、海水面が上 昇して沿岸部での洪水被害が毎年、最大数百万人に及ぶという。  生態系への影響も深刻で、最大30%の種が絶滅の危機にひんし、サ ンゴのほとんどが白化。15〜40%の生態系に悪影響が出る。その結 果、これまで二酸化炭素を吸収していたと考えられていた陸域生態系が 逆に放出するようになるという。  会議は現地時間の5日に終える予定だったが、気温上昇幅の許容限度 などの議論が紛糾し、翌6日の午後まで断続的に続いた。IPCCのパ チャウリ議長は「今回明らかになった各地の影響を最も受けやすいのは 貧しい人々だ。世界には彼らを救う責任がある」とまとめた。【山本建】  ▽IPCC 1988年に設置された国連の組織。三つの作業部会に 分かれ、第1は地球温暖化の進行の分析、第2は温暖化による影響、第 3はその対策を協議する。報告書は5〜6年おきに作成され、今回は4 回目。第1作業部会は2月、21世紀末に地球の平均気温が最大で6・ 4度、海面は最大59センチ上昇するとの予測をまとめた。第3作業部 会は4月30日〜5月3日、バンコクで開かれる。 ◇解説…許容限度1度の差で対応に違い  国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は、許容でき る平均気温上昇の限度を1990年比で2度とした原案から、3度まで 範囲を広げた。わずか1度の幅だが、二酸化炭素(CO2)排出量でみ ると、削減か増加でもよいのかという大きな違いをもたらす。  最新の研究では、2度の上昇で抑えるには2050年のCO2排出量 を00年に比べ30〜60%削減しなければならない。だが、3度なら ば10〜60%増でも達成は可能になり、今後の温室効果ガス削減策に 根本的な違いが出てくる。  今回の決定には先進国と途上国の間の複雑な利害が反映されている が、経済発展で温室効果ガスの排出増が確実視されている中国などに有 利といえそうだ。  しかし、3度に抑える場合でも、途上国のCO2排出量が今の勢いで 伸びると、50年には先進国の排出量をゼロにしなければ達成できな い。国立環境研究所の甲斐沼美紀子温暖化対策評価研究室長は「大気中 に放出されたCO2を減らすことは難しい。前倒しで対策を取る重要性 に変わりはない」と警告する。【田中泰義】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人エコプラザさばえ      〒916-0033 鯖江市中野町73-11     鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ)内     (休館:毎週水曜、国民の祝日、年末年始 夜間10時まで)     TEL&FAX.0778-54-8434 E-mail ecoplaza@sabae-npo.org     Web  http://ecoplaza-sabae.jp     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