第8号 2003年3月19日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● エコプラザさばえ(鯖江市環境情報学習センター)メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ <目次> ▽エコプラザNEWS ▽ネットに署名1000人超「戦争したくない」 ▽イベント・3月23日(福井)「竹取、竹プランター作り」 ・3月26日(鯖江)夢広場 ・3月27日(鯖江)『環境⇔産業』セミナー ▽神奈川県の小学校、雨水タンクで環境教育 ▽「米国に罪はないのか」 ▽「今こそ合州国の正体直視を」 ▽ワールドピースナウからの呼びかけ ■■エコプラザNEWS: ○14年度 土曜塾の記録をホームページにアップしました。 http://www.sabae-npo.org/ecoplaza/doyoujuku.html ○鯖江中学校一年生は14年度、「人と環境」というテーマで総合学習に取り組みました。 その発表会で使用したパネルや、鯖江の将来像を描いた新聞がエコプラザ内に掲示してあります。 どうぞご覧下さい。 ■■「戦争したくない」 ネットに署名1000人超 アピール文も作成 米大使館に提出 http://www.kenmin-fukui.co.jp/00/fki/20030317/lcl_____fki_____010.shtml イラク情勢が緊迫する中、ホームページ上で反戦の草の根運動に取り組む福井市の市民ら が武力攻撃への反対署名を募る活動を展開している。十六日までに国内や米国から千人以上の 署名と平和を願うメッセージが寄せられた。 活動の中心となっているのは、福井市町屋の会社員石丸朗さん(41)。「いつでも反戦の意思が 示せる場を」と、ネットで知り合った東京に住む仲間と協力し、一昨年の米中枢同時テロ後、 HPを設けて反戦、平和を訴えている。 イラク攻撃への反対署名には、国内からは「太平洋戦争の悲惨さを思い出してほしい」 と訴える年配の人のほか、「僕は戦争はしたくありません」とのメッセージをつづった 五歳の男の子も。 また、▽武力行使を断念し、査察継続に努める▽国連中心の平和的解決に努力する の二点を日米両政府に要望するアピール文も作成。東京の仲間が十五日、署名リストと 一緒に米大使館に届けた。今週中に日本の首相官邸にも提出する予定だ。石丸さんは 「今回の署名呼び掛けはささやかな活動だが、政府には戦争を拒否しても米国民と仲良く やっていけることを示したい」と話している。(3月17日中日新聞) 上記の署名ができるHP http://homepage2.nifty.com/mekkie/peace/berkley.html *18日時点で日米の賛同者1800名をこえ、3月20日午後2時に政府へのアピール提出の 予定です。 ---------------------┤イベント情報├--------------------- ■「竹取、竹プランター作り」 足羽山の竹を採って、プランターを製作します。風流塾が、製作のレクチャーをし ます。作った半分は愛宕坂の修景に使わせてください。使用後は、花付で差し上げま す。(枯れているかもしれませんが) 日時:3月23日(日)午前9:00~ 集合場所:足羽山三段広場下 問合せ及び申込み: 風流塾 fuji@ma.interbroad.or.jp ■第24回「夢広場-向当 和弘さん」 NPOセンター夢広場委員会企画運営の定例サロン。市内外で活躍の市井の方々を招 いて「夢」を語り合います。オープン形式ですので、どうぞご自由にお越し下さい。 日時:3月26日(水)20:00~21:00 場所:さばえNPOセンター交流サロンにて ゲスト:向当 和弘さん テーマ:身土不二の心と共に広がる音楽 *今回のコーディネーターはエコプラザ事務局の白井さんです。 ■さばえ『環境⇔産業』セミナー 環境調和型企業経営の必要性-エコロジーとエコノミーの調和- 日時:3月27日(木)午後1:30~3:00 会場:嚮陽会館2階大会議室 講師:麗澤大学国際経済学部教授 大橋照枝氏 定員:先着90名 受講料:無料 問合せ:鯖江市環境課 tel.0778-53-2220 E-mail sc-kankyo@city.sabae.fukui.jp ------------------------------------------------------ ■■神奈川県の小学校、雨水タンクで環境教育 大和市教育委員会は、環境教育の一環として市立小学校全19校に今年2月に雨水タ ンクを1基ずつ設置した。容量は250リットル。かつてウイスキー樽として使われたも のをタンク本体として再利用している。 雨どいにパイプを接続し、フィルターを通してろ過した雨水を貯留するもので、花 壇の水やりなどに利用していく。教育委員会では、「自然のたいせつさ、ひいては地 球環境のことに目をむける手助けになれば」と、設置効果に期待している。 ある小学校では、雨水タンクの設置業者の社長に雨水利用や雨水タンクについての 話を聞いたり、実際の雨水タンクの設置状況を見学するなど学習を深めた。設置の際 には、児童も雨どいをのこぎりで切ったり、パイプをセットしたりなど手伝った。 http://www.city.yamato.kanagawa.jp/kouhou/HTML/p1048.html ■■「米国に罪はないのか」(抜粋) 米同時多発テロ(911)事件が起きた後、いつのまにか「テロとの戦争」は「イラ ク戦争」に焦点が移り、しかも当初は「テロ支援国家への攻撃」と説明されていたの が、「大量破壊兵器保有国への先制攻撃」へと変わった。最近のブッシュ米大統領の 演説では、中東に民主的国家をつくるための「体制転換」、つまり、フセイン政権の 転覆だという。 イラクの大量破壊兵器問題でいえば、米国もその責任を免れない。米国は軍事支援 のみならず、炭疽(たんそ)菌など生物兵器のための培養基をも供与した疑いがある 。イラン・イラク戦争およびクルド人掃討作戦では、イラク軍の化学兵器使用を見て 見ぬふりをした。 フセイン政権はいかがわしい。だが、米国の主張もうさんくさい。 ひとことでいえば、何のための戦争なのか?はっきりしないのだ。 だから、世界の多くの人々が反戦デモに参加する。うさんくさい戦争は支持できな いのである。 「国際紛争の解決には、時として、武力行使も必要だ」との主張も分からないでは ない。「戦争が人類の歴史を変えてきた」という国際政治のリアリズム論も分かる。 しかし、私は記者として、世界各地の戦場を目撃し、泣き叫ぶ子どもたちや疲れ切 った表情で座り込む母親、さらには焼け焦げた戦車の傍らに転がる若い兵士の黒い遺 体を目撃してきた。 戦争はない方がいい。「戦争は最後の手段だ」というフランスのシラク大統領の言 葉は決して間違っていない。(3月13日毎日新聞東京朝刊 外信部 石郷岡建) ■■「今こそ合州国の正体直視を」(抜粋) 国連安保理で否決されても、合州国は単独で開戦・侵略に踏み切る構えである。 あたりまえだ。アメリカ合州国の歴史は、こういうことの連続の末に今日の地球史 上最強・最悪の帝国となった。ワシントン初代大統領以来の二百余年間は、手段を選 ばぬ詐欺・脅迫・テロ・虐殺による侵略史にほかならぬ。そのことはこれまで機会あ るごとに触れてきたが、目前でまたしても超大軍事力によって同じことが強行されよ うとしている今、「正確な合州国史」にうといままその正体に気付かぬ例が多い日本 人のためにも、このさい改めて正面から指摘しておきたい。 米西戦争などで世界制覇競争に勝った合州国は、それまでに北米大陸での先住民族 侵略をウンデッドニー虐殺によって終了していたが、以降そのままハワイ・グアム・ フィリピンへと「西部へ西部へ」を進めた。朝鮮戦争につづくベトナム戦争で、合州 国軍隊はワシントン初代大統領以来初の敗戦を喫したものの、侵略のための巨大軍需 産業や体質に傷はつかなかった。その成りゆきとしてのイラク戦争(12年前も今回も )である。 合州国は"民主主義"をタテマエにしている。実態はともかく、民意を完全・明白 に無視した侵略は支持されない。そこで開戦のとき必ずといえるほど使われるテこそ 、相手が先に攻撃したとみせか ける捏造事件である。これは先住民族への侵略以来 イラクまで一貫してきた。戦艦メーン号爆破事件(米西戦争)をみよ。トンキン湾事 件(ベトナム戦争)をみよ。真珠湾(太平洋戦争)をみよ。そしてイラクのクウェー ト侵入(湾岸戦争)。 こんどはどんな捏造が、いいように操作されるマスコミによって"報道"されるこ とだろうか。(週間金曜日3月14日号「風速計」 本多勝一) http://www.kinyobi.co.jp/KTools/fusoku_pt?v=vol451 ■■ワールドピースナウの呼びかけより(抜粋) ◇私たちのお金が戦争につぎ込まれないようにするために。 私たちの暮らしが年々厳しくなる一方、私たちのお金が軍需産業、戦争につぎ込 まれています。日本がアメリカ国債を買い、ブッシュ政権の戦争を支えているのが現 在の実情です。私たちのお金が人殺しに使われるなど言語道断ですが、その仕組みを 絶たない限り、戦争資金への援助をそのままにしながら「戦争のない世界」を願うと いう、矛盾した構造に翻弄され続けることになります。 お金のあり方、使い道に取り組んでいるみなさま、地域が貧しくなり、そして戦争 が起こされるお金の流れについてアピールしましょう。お金の預け方と使い道を変え ることで私たちは真に平和な世界に近づけるはずです。 http://www.worldpeacenow.jp/ ------------------------------------------------------ □□ことばピックアップ:SMAP もし、世界中のすべての人が、 ありのままの自分を好きになれたら、 戦争なんてなくなると思う。 (新曲「世界に一つだけの花」のテレビCM) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人鯖江市民活動交流センター内 エコプラザさばえ実行委員会 〒916-0024 鯖江市長泉寺町1-9-20 (朝10時?夜10時、日曜朝10時?夜7時、月曜・祝祭日休館) Tel.0778-54-8434 Fax.0778-54-7058 E-mail info@sabae-npo.org Web http://www.sabae-npo.org/ecoplaza/ (↑メールアドレス・ホームページアドレスが新しくなりました↑) 【編集】林 暁、白井純子、辻子裕二 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● エコプラザさばえメールニュース 第8号      2003年3月19日発行