From - Tue Aug 21 17:04:54 2007 X-ALMail-Status: AAABAKacyka1YwAAAAAAAAAAAAAA Return-Path: Received: from mx1.ttn.ne.jp (mx1.ttn.ne.jp [202.127.80.16]) by mail.sabae-npo.org (8.12.11.20060829/8.11.3) with ESMTP id l7L7P68i028969 for ; Tue, 21 Aug 2007 16:25:07 +0900 Received: from ecoplaza.sabae-npo.org (ttn202-127-86-133.ttn.ne.jp [202.127.86.133]) by mx1.ttn.ne.jp (Postfix) with SMTP; Tue, 21 Aug 2007 16:24:59 +0900 (JST) Message-Id: <200708210724.AA00668@ecoplaza.sabae-npo.org> From: ecoplaza sabae Date: Tue, 21 Aug 2007 16:24:56 +0900 To: ecoplaza@sabae-npo.org Subject: メールニュース80号 MIME-Version: 1.0 X-Mailer: AL-Mail32 Version 1.13 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp X-UIDL: T60!!LZU!!DcK!!E#*"!         第80号      2007年8月21日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●          NPO法人エコプラザさばえ メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ <目次> ▽巻頭のことば   ・大きな変革は根本から ▽エコネットさばえ情報   ・平成19年度 第三回かんきょう市民大学講座 8/21   ・夏休み親子リサイクル体験ツアー 8/21〜24   ・親子で学ぶ水生昆虫観察会 8/26   ・平成19年度 第二回エコネットさばえ環境井戸端会議 8/28 ▽書籍の紹介   ・やってみよう!環境ボランティア ▽エッセイ   ・環境キーワードシリーズ、”チャイナ・フリー” □−−−−−−−−−−−−−┤巻頭のことば├−−−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━★ ┃■大きな変革は根本から 皆様、残暑お見舞い申し上げます。 今年の夏は、国内の最高気温の記録を74年ぶりに更新するという酷暑が続いてお り、各地で熱中症が原因とみられる死亡が相次いでいます。暑さには、十分気を つけましょう。 さて、日経ビジネスアソシエというビジネス誌 8月21日号 http://www.fujisan.co.jp/Product/1281679708 の 「ミキイズム」(ワタミの渡邊社長)というページに、今年の7月からワタミグ ループの国内全店舗(614店)で割り箸をやめ、プラスチック箸の塗り箸に切り替 えたことの経緯が紹介されていました。 そして、渡邊社長が割り箸を全廃した決断を題材に、物事を大きく変える時の価 値判断基準についての意見が書かれていたのですが、とても共感する内容でした。 ワタミでは、初め、何度も利用する箸を使えば洗剤を使うことになるので、使い 捨ての割り箸を使うことと環境への負荷はほとんど変わらないということで、わ ざわざコストをかけて割り箸をやめることはない、と考えていたそうです。 それが、ある人と対談をしたことがきっかけで、割り箸をやめる決断をしたそう です。 それは、ワタミがあえて割り箸をやめることで、お客様はもちろん広く日本国民 に、なぜワタミは洗って使う箸にしたのだろうかと考えてもらうことになり、そ れは環境メッセージになるというのです。 環境問題は、一人ひとりの意識が変わらなければどうにもならない問題です。環 境への負荷が同じくらいなら、あえて割り箸をやめるという選択をした方が、一 人ひとりに環境を意識させるきっかけになるはず、ということです。 最後に、 『大きな変革を起こす時、目先の損得だけで動かないでください。 根本を考えれば、必ず正しい答えに行き着くはずです。』 と書かれていました。 『大きな変革は根本から』 物事を判断するときの大切な視点だと思います。                            理事長 石本豊昭 □−−−−−−−−−−┤エコネットさばえ情報├−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■平成19年度 第三回かんきょう市民大学講座  「身近な自然と付き合う知恵と技術」〜鯖江の未来環境を考える  7月環境フェアでも身近で分かりやすくタメになるお話しが好評!河和田川流域や 浅水川水系をはじめ、福井県内にて様々な都市および里地里山地域における植生調査 や、環境教育プログラムの開発をふまえた今後の鯖江の自然環境についてお話を伺い ます。 日時:8月21日(火)19:30〜21:00 会場:エコネットさばえ会議室 講師:(財)国際生態学センター主任研究員 矢ケ崎朋樹氏  <講師プロフィール>  1973年神奈川県生まれ。横浜国立大学教育学部卒業。同大学大学院博士課程修了。 専門分野は植生生態学、植物群落評価、地域環境計画、環境教育。IGES-JISE研究プ ロジェクト「地域生態系の構造と動態およびその評価に関する研究」を担当。所属学 会/団体:日本生態学会、日本環境教育学会、(社)環境情報科学センターほか。  日本の都市、里地・里山地域を中心に、人と環境の持続可能な関係を構築するため の地域環境計画や景観評価手法の開発などを手がけています。とくに、森林、草原、 湿地、河川、海岸など、様々な場所に生えている様々な植物群落を対象とした野外で の植生調査、生物分布調査、環境計測、自然資源調査を行い、各種環境データを地域 環境計画へ応用するための方法論、野外環境教育ツール(環境地図)の開発を中心に 手がけています。その研究成果を活かし、毎年の人材育成事業(環境学習)では、植 物生態を題材にした環境教育プログラムの開発・実践(環境地図づくり)に取り組ん でいます。 http://www.jise.or.jp/top1.html 定員:40名 受講料:無料 問合せ先:鯖江市環境教育支援センター (エコネットさばえ)      Tel. 0778-52-0050 Fax.0778-52-0909       E-mail sc-econet@city.sabae.fukui.jp ┏━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■夏休み親子リサイクル体験ツアー  皆さんの家庭から出た資源物が再生される様子を見学していただくバスツアーです。 見学日と見学先: Aコース(8/21・火)&Bコース(8/22・水) ・潟Gフピコ中部工場(白色トレイ)、名古屋市東山動植物園 Cコース(8/23・木) ・小島産業且賀工場、滋賀県立琵琶湖博物館 Dコース(8/24・金) ・東洋ガラス梶E東洋カレット且賀工場、滋賀県立琵琶湖博物館  いずれも午前7時〜午後6時30分(市役所発着)  ※コースにより発着の時間が多少変更となることがあります。 定 員:各コース 40人 対 象:市内にお住まいの小中学生(小学生は保護者同伴。中学生のみの参加は、     保護者の同意が必要です。また、幼児づれの参加は御遠慮ください。) 参加費:大人 1,000円 小中学生 500円 (昼食は各自でご準備下さい) 申込締切:7月31日(火)申込み多数の場合は、抽選となります。     申込みはハガキになります。詳しい応募方法については広報誌または     ホームページをご覧下さい。 問合先:鯖江市役所 環境課 循環型社会推進グループ     TEL.0778-53-2228 FAX.0778-51-8156 ┏━━━━━━━━━━━━━★ ┃■親子で学ぶ水生昆虫観察会  河川を愛し、自然と人との関わりを深めてもらうため、日野川に生息する水生昆 虫の観察会を開催します。 開催日:8月26日(日)午前8時30分から11時30分まで(雨天中止) 集合場所:日野川有定橋河川敷公園 対 象:自然や水生昆虫に興味のある小中学生(小学4年生以上)     ※小学生は、保護者同伴 定 員:40名 参加料:無料 申込締切:8月17日(金) 申込みは、電話またはFAXにて、住所・氏名・年齢・電話番号を記入の上、お申 し込みください。 問合先:鯖江市役所 環境課 日野川(支流を含む)を清く美しくする会事務局     TE.L0778-53-2227 FAX.0778-51-8156 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■平成19年度 第二回エコネットさばえ環境井戸端会議   「モンゴルの風と大地 植林ボランティアに参加して」   〜スライドショー&フリートーク  今、世界では一秒間にサッカー場一面分の緑が切られ続け、中国・内モンゴルでは 一日最大30メートルの速さで砂漠が広がっています。世界中で森が切られ、生態系が 破壊され、異常気象が拡大..。  地球温暖化ストップ!可能性はゼロじゃない、動けば可能性はどんどん上がる。世 界中の未来の子どもたちの為にも、木を植えて雨を呼び込み、森を増やして温暖化を 止めよう!そんな思いで、90人の方と一緒に中国内モンゴル植林ツアーに参加してき ました。現地の様子、そこで味わった素晴らしい感動をお話しできればと思っていま す。 日時:8月28日(火)19:30〜21:30 会場:エコネットさばえ1F会議室 参加費:無料  講師:石本豊昭氏(NPO法人エコプラザさばえ理事長) 問合せ先:鯖江市環境教育支援センター (エコネットさばえ)      Tel. 0778-52-0050 Fax.0778-52-0909       E-mail sc-econet@city.sabae.fukui.jp □−−−−−−−−−−−−┤ 書籍の紹介 ├−−−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■やってみよう!環境ボランティア 2006年に発行した、「やってみよう!環境ボランティア2006-2007」の改訂版が 発行されました。多くのご要望に応え、ボランティアを実践した8人の生の声を 掲載されました。 概要:環境問題への関心が高まる中で、「環境ボランティアをはじめたい」とい う人が増えています。この冊子では、地球環境パートナーシッププラザの環境情 報検索サイト「環境らしんばん」に集まるたくさんの環境ボランティア情報の中 から、初めての人にも参加しやすそうなものを紹介しています。実際にボランテ ィア情報を探している人はもちろん、ボランティアをコーディネートする方も、 ぜひご活用ください。  詳しくは、地球環境パートナーシッププラザ  http://www.geic.or.jp/  □−−−−−−−−−−−−┤ エ ッ セ イ ├−−−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃環境キーワードシリーズ、”チャイナ・フリー” 海外旅行へ行くと、duty freeの表示を良く見かけますが、いわゆる免税品のこと です。チャイナ・フリーというのは新しい言葉で、中国産原料などが含まれていま せん、という意味だそうです。ただし、中国とアメリカが政治経済で対立的立場に あることも考慮しなくてはなりません。 引用開始 ユタ州オレムに本社を置くFood for Health International社は、人間用とペット 用の自然食品サプリメント全般を製造している。同社のフランク・デービス社長 は、同社の食品は、 中国から来た成分をまったく使っ ていない事実の喧伝を始めると述べた。 「ナイン・ア・デイ-プラス」カプセル、 自然食「アクティブ・アダルツ」、サプリメント 「ヘルシー・ドッグ」などの同 社の製品に「チャイナ・フ リー(China-Free)」ステッカー を貼る計画だ。同社はさらに広告やプロモーショ ンに「チャイナ・フリー」を使う。 「これは報道に対する対処です。それらを読 んだのは私たちだけ ではないという見解を私 たちはとっています」と、デービスはロイターに語った。 これは中国製品と関連がある汚染された製品を詳述しているニュース記事をさし たもの。同社の製品は有機的に生育した食品工程で生産され、化学添加物なしで アメリカ合衆国で包装されていると言う。 アメリカ食品医薬品局は、シーフード にその起源を表示することを要求しているが、肉や 農産物には必要ない。官僚と メーカー、消費者の全員が製品にラベルをつけるよりよい方法を議論しているけ れど、「チャイナ・フリー」より優れたものはまだない。 引用終わり 私は以前から繰り返し中国産品は食べないと主張してきましたが、このチャイナ フリー運動が日本でも起こることを期待しています。中国製品の世界的輸出はま た、地球規模的環境汚染の原因と同じ事です。経済を最優先しているために地球 環境が急速に破壊されています。社会主義国に自由経済を導入するというのは歴 史上稀有だと思います。今年の猛暑は偶然ではありません。体温を超える猛暑日 が普通になってしまいました。福井豪雨の時と同じく、これは偶然ではない、全 ては終わりの始まりなのです。北極の氷の融解が予測より20−30年速いそうです。 二酸化炭素を含めた地球温暖化は人類の予測を超えて進行しているようです。 それにしても行政の取り組みがあまりにも遅いように感じるのは私だけでしょう か。環境NPOによる市民環境意識の改善と同時に、経済政策(利益誘導)によ る国を超えての行政主導が必要だと思います。今回の参院選は年金問題が争点で したが、次回衆院選では環境問題も、もう少し取り上げてもらいたいと思います。 (硬派な世捨て人より) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人エコプラザさばえ      〒916-0033 鯖江市中野町73-11     鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ)内     (休館:毎週水曜、国民の祝日、年末年始 夜間10時まで)     TEL&FAX.0778-54-8434 E-mail ecoplaza@sabae-npo.org     Web  http://ecoplaza-sabae.jp     ※事務局開局曜日(イベント、会議時のぞく)      月・火・木・金:9:00〜16:00 土:12:00〜16:00 【制作】エコプラザ広報部 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 特定非営利活動法人エコプラザさばえ ecoplaza@sabae-npo.org 電話&FAX:0778-54-8434 事務局 瀧谷えみ子