第84号     2007年12月20日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●          NPO法人 エコプラザさばえ メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ <目次> ▽特集「マイはし」「マイバッグ」   ・「たったひとつ」のもの   ・箸と日本文化   ・我が家のエコ作戦 ▽エコプラザさばえレポート「エコプラザNOW」   ・第6回土曜塾「プロジェクトWET」 ▽エコプラザさばえ情報   ・第7回土曜塾「真っ白な雪で遊ぼう」 1/19 ▽エコネットさばえ情報   ・ビオトープ講座のご案内   ・第5回環境井戸端会議 12/22   ・エコメイト クリスマス 12/22   ・環境シネマ〜それゆけ!アンパンマン ゴミラの星〜 1/12   ・第6回環境井戸端会議 1/22   ・第3回環境井戸端会議 1/29   ・平成19年度 こどもエコクラブ活動交流会 2/2 ▽イベント情報   ・ゴスペルクワィアークィーンライブ 12/24   ・「NGO/NPO・企業環境政策提言」募集 11/22〜1/31   ・「低炭素社会づくりに向けて」意見募集 12/11〜1/7 ▽地球環境情報   ・世界の石油埋蔵量は37・6年分 5年前より5年分増   ・地球温暖化対策 日本は56カ国中42位 □−−−−−−−−−┤特集「マイはし」「マイバッグ」├−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━★ ┃■「たったひとつ」のもの 外食の際、自分が使うはしを持参する「マイはし運動」が、静かなブームになって います。 携帯用のはしを売り出している小浜市内のメーカーによると、首都圏では供給が追 いつかないほどの人気だとか。 日本一の塗りばし産地の小浜市は、職員を対象としたマイはし運動を始めました。 鯖江でも、商工会議所がマイはし運動の展開を行なっているようです。 NHKの連続ドラマ「ちりとてちん」が放映されていることもあって、絶好のタイ ミングだと思います。 さて、最近読んだ「たったひとつ」をテーマに地球の現状を見ようという記事の中 に、 割り箸について、以下のようなことが書かれていました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ● 割り箸 食事のときに何気なく使った「その」割り箸。たくさんの割り箸のうちのひとつで すが、「たったひとつ」の大切な存在です。半年前には鳥や虫が飛びかうシベリア の森の中で、一本の白樺の木として立っていました。シベリアの夏は短く、日差し を精一杯浴びて生きていました。 ・2ヶ月前に、丸太として中国の港に積まれていました。 ・1ヶ月前に、製材所で切断され割り箸として加工されていました。  ・2時間前に、コンビニでお弁当を買い、その割り箸をレジで受け取りました。 ・1時間後には、食事が終わったあなたは、割り箸をゴミ箱へ。 ・3日後には、ごみ収集車で運ばれ、焼却場で燃やされてしまいます。 ************************************************************************* 日本で1年間に消費される割り箸は約250億膳(木造住宅2万件分に相当)。 99%は中国からの輸入、一部はシベリアの木材が中国経由で輸入されています。 ************************************************************************* もしたくさんの割り箸を日本で消費していなければ、もしあなたが割り箸を使わな ければ、今も極寒のシベリアの森で暖かい夏を夢見て生きていたかもしれません。 私たちが使っているものはすべて「たったひとつ」のもの、この世にひとつしかな いもので、ほとんどが生き物です。それを簡単に捨ててしまうようになった私たち の生活は、何かおかしくないでしょうか?「地球」もたったひとつです。大気や水 の汚染、温暖化、オゾン層の破壊。地球上の生物の滅亡を防ぐのは私たちです。 そして私たち、自分自身もたったひとつです。自分を大切に、今をしっかりと生き たいものです。                              理事長 石本豊昭 ┏━━━━━━━★ ┃■箸と日本文化 箸は世界の30%の人が使っています。残りの40%が手食、30%がナイフ、フォーク 文化です。現在、日本・中国・台湾・シンガポール・ベトナム・モンゴル・韓国・ 北朝鮮などで使われていますが、食事に箸だけを使うのは日本だけです。中国など では汁物、ご飯などは匙(さじ、スプーン)で食べ、おかずを箸で取ります。 箸は中国で5000年前、煮えた熱いものを鍋から取り出すのに使ったのが起こり と言われています。その頃は枝や竹を真ん中で2つに折って物を挟む、いわゆるト ングのようなものでした。その後孔子が、「君子厨房に近寄らず」の格言に基づき、 厨房や屠殺場でしか使わない刃物を食卓で使うことに反対したので、料理は一口大 で食べられるように切りそろえられました。今でも中華料理はほとんど同じ大きさ に切りそろえられています。ですから中国の箸は先が太く物を挟むだけの用途です。 日本では焼き魚のように食材が丸ごと出ることもありますから、その身を骨からは ずすために先の細い箸を用います。朝鮮半島では戦乱が多かったため箸に耐久性が 求められ、短く、やや平たい金属製のものを使うことが多く、現在は主にステンレ スなのでかなり重いようです。孔子は儒教を説いた人で礼節を重んじました。この 中国文化がその周辺国に伝わったのです。 一方ヨーロッパなどのナイフとフォークの文化は狩猟や牧畜で得た動物を丸ごと食 卓に置いて、自らのナイフで切り取って食べるという野蛮な文化とも言えます。孔 子の説く礼節とは程遠い感じです。日本人はナイフとフォークの使い方が難しいと 言いますが、ご飯などヨーロッパにないものをフォークで食べようとするから難し いのであり、洋食を食べる分には非常に単純で大雑把なものです。 日本には7世紀ごろ遣隋使によってもたらされ聖徳太子が宮中の儀式に取り入れて 広めたそうです。それまでは手食でした。そして現在も色々な種類の箸が使われて います。詳細は避けますが、丁六(ちょうろく)、小判(こばん)、元禄(げんろ く)、利久(りきゅう)、天削(てんそげ)、竹割(たけわりばし)、丸箸(まる ばし)、利久箸(懐石用)などがあります。最近のマイ箸運動に使う箸は“携帯箸” と言います。 さらに特徴的なことは、日本では昔からマイ箸があったことです。つまり家族各人 が自分の箸を決めていたのです。これは世界には類を見ない文化です。であれば、 自分の手に合った大きさの箸を使うことが可能となります。長さの目安は“ひとあ た”の1.5倍です。“ひとあた”とは、箸を持つ手の親指と人差し指で直角を作り、 その親指の先端から人差し指の先端までの長さです。その長さの1.5倍が、一番使 いやすいとされます。自分の手に合わせた「マイ箸」を「携帯箸」として使うこと はある意味で大変贅沢なことだと思います。 現在エコプラザの推進するマイ箸運動には色々な反論もありますが、私は環境運動 のひとつの象徴としてとらえています。象徴ですから必ずしも数字でその効果を表 すことは出来ないのです。そして私にとっては何よりも有毒物質を大量に含む中国 製割り箸から身を守る切り札だと思っています。マイ箸運動は環境を考える人々の 知的な行動であり、環境保護を他人にアピールする有効な手段でもあるのです。                                硬派な釣り師 ┏━━━━━━━━★ ┃我が家のエコ作戦 1我が家の「マイバック」 ここ1年位の間に「マイバックプレゼント」で我が家にはマイバックが10枚は あるでしょうか。お店のイメージアップもあってか今はいろいろな企業もエコバッ クを作っているようです。スーパーではエコバックを持参の方にはスタンプをプレ ゼントし、貯まった時にはさらに商品等のプレゼントです。 スーパーの袋を利用しない事は、石油製品の節約と、ごみの節減、さらに焼却の 燃料の節減なんですが・・・・と、言いながら普段買い物に行く時、つい車の中に 忘れてしまう自分です・・・自覚がないというか、レベルが低い限りです。さらに、 近いお店(スーパー)にも車で出掛けてしまう自分が、本当に情けないと思う今日 この頃です。 2我が家は「オール電化住宅」 テレビでは毎日値上げのニュース。今日は牛乳が値上げ・・・買い控え! ガソリンが急騰・・・出掛けない! 灯油が急騰・・・他人事! ガスも必要なし! と言った我が家ですが、オール電化住宅のおかげで、ずいぶん助かっています。 空気はクリーンで、体にも優しく光熱費も前の家に比べたら3分の1以下!大げ さに言えば地球にやさしい住宅なんでしょうね・・・欲をいえばもっと設備代が 安くなって、太陽熱による自家発電ができれば言うことなし!です。 何か自慢になってしまいましたが、建替え・リフォームを考え中の方は参考に してください。                                エコ主婦T □−−−−−┤エコプラザさばえレポート 「エコプラザNOW ├−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━━★ ┃第6回土曜塾「プロジェクトWET」 12月15日(土)に第6回となる土曜塾「プロジェクトWET」が開催されました。 今回の土曜塾は講師を田中けんじさんをお迎えして「プロジェクトWET」という河川 水を題材とした環境教育プログラムを行いました。アクティビティは次の3つ。 『大海の一滴』 『驚異の旅』 『みんなの水』 3つのアクティビティを通して子ども達、スタッフ共に水の大切さを知りました。 環境教育では「気づく」ことが大切だと言われますが、プロジェクトWETでは簡単な シミュレーションによって今の現状や今後の予想が専門的な知識がなくても体験す ることができます。子どもたちだけでなく、私たち大人が「気づく」から一歩先に 進まなければと感じました。 □−−−−−−−−−−┤エコプラザさばえ情報├−−−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■第7回土曜塾「真っ白な雪で遊ぼう」 日 時:2008年1月19日(土) 9:30〜16:00 場 所:鯖江青年の家 〜集合・解散ともに〜 スケジュール:  9:30 鯖江青年の家 集合及び受付  10:00 午前の活動(雪遊び)  12:00 昼食・休憩  13:00 午後の活動(雪遊び)  15:30 ふりかえり 次回のお知らせ  16:00 解散  *天候などの状況により、活動の内容が変更になることがあります。  *スタッフ集合は、8:45です。 持ち物:  弁当  水筒  長靴  雪遊びのできる格好(スキーウェアなど)  着替え(ぬれた時に着替えます・靴下など)  内ズック  ビニール袋(ぬれたものなどを入れます)  タオル  筆記用具 後 援:鯖江市 鯖江市教育委員会 鯖江市PTA連合会   (特)さばえNPOサポート 鯖江市壮年グループ連絡協議会   (社)鯖江青年会議所 協 力:鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ) 主 催(問い合わせ先):(特)エコプラザさばえ  □−−−−−−−−−−−┤エコネットさばえ情報├−−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━★ ┃■ビオトープ講座のご案内 ビオトープに関する専門家養成講座を開催しています。 すでにエコネットのきらめきビオトープにおいて、5月から11月までの夏場に、 フィールド使っての実践講座として15回の開催をしております。 今後12月より翌年3月まで冬場の講座として開催します。 今後、随時ご案内を致します。 参加ご希望の方は、準備の都合上、ご面倒でもその都度井上宛連絡下さい。 これまでの夏場は、試験的に福井高専の環境都市工学科の学生を対象に案内し て開催を続けて参りました。それを踏まえ、今後はこのフリーMLの受信者に は、どなたでもご案内させて頂くとし、多数のご参加を頂きたく思います。 講座は今後も永続的に開催する予定です。なので途中からいつでも参加が可能 となる方法で進めていきたいと思います。 講座内容:自然環境についてキチッとした全般的な基礎知識を身につけたいか たは、是非ともこの講座をご利用下さい。 冬場の内容は室内講義と現地見学が中心です。 ・生態学 ・ビオトープ論 ・環境関連法 ・ビオトープ計画および施工 ・現地見学 を学びます。  講師は井上他、ゲストティーチャーで行います。  目的は専門家養成ですが、講義の水準は高校生以上の一般知識を持った方を 想定しています。「入門編」でおこないます。 ビオトープ「はじめの一歩」という教科書があるので、それをコピーして教材 とします。または井上の手持ちのパワーポイントの教材で行います。 場所はエコネットです。参加料は原則無料ですが、内容によっては実費を頂く ときがあります。 今後の予定(予告なしで変更の場合もあります。): 第16回 12月9日(日) 9:30〜11:30 講義 (既に終了) 第17回 12月22日(土) 9:30〜13:30 古代米餅つき、ケーキ作り、                 手動でひかるイルミネーション作り、食事            14:00〜16:00 講義 (井上、浅利氏他) 第18回 1月12日(土) 9:30〜11:30 講義            11:30〜13:30 新年会(餅でバーベキュー)  第19回 1月19日(土) 9:30〜13:30 現地見学(市内:含む昼食) 第20回 2月16日(土) 9:30〜16:00 現地見学(市外または県外:含む昼食) 第21回 2月23日(土) 9:30〜11:30 講義            11:30〜13:30 エコ鍋にて昼食会  第22回 3月8日(土)  河和田の古民家を借りて宿泊研修            9:30〜    講義            11:30〜    エコ鍋            13:30〜    蒔絵教室            15:30〜     講義(ゲストティーチャー)            18:00〜    懇親会(卒業式)           宿泊     3月9日(日)朝食 〜9:00 第23回 3月22日(土) 9:30〜11:30 講義又は維持管理作業 問合せ:井上哲夫 t-inoue@seibu-con.jp     環境省 環境カウンセラー ・福井県 環境アドバイザー     鯖江市 環境アドバイザー ・ビオトープ管理士 ┏━━━━━━━━━━━★ ┃■第5回環境井戸端会議   〜地球温暖化と生物多様性〜 人間環境と自然環境について、浅利美鈴氏と井上哲夫氏が熱く語ります。 日 時:12月22日(土)14:00〜16:00 場 所:エコネットさばえ 講 師:浅利 美鈴氏(京都大学物質環境工学環境保全工学助教)     井上 哲夫氏(環境アドバイザー・ビオトープ管理士) ┏━━━━━━━━━━━━━★ ┃■エコメイト クリスマス エコメイトと子どもたちのクリスマス会です。 日 時:12月22日(土)10:00〜14:00 場 所:エコネットさばえ  定 員:30名 ┏━━━━━━━★ ┃■環境シネマ   〜それゆけ!アンパンマン ゴミラの星〜 日 時:1月12日(土)10:00〜11:00 13:30〜14:30 15:00〜16:00 場 所:エコネットさばえ ┏━━━━━━━━━━━★ ┃■第6回環境井戸端会議   〜魂の森を行け! 3000万本の木を植えた男〜 「生き物は嗅いで、なめて、触って調べよ。」若き日のドイツ留学において、 過酷な地質調査で自からを鍛え「潜在自然植生」に基づく森林再生術を習得 した植物生態学者 宮脇昭氏。 79歳の今も植樹指導に奔走する宮脇氏を囲んでの懇親会です。 日 時:1月22日(火)18:30〜20:30 場 所:ラポーゼかわだ 講 師:横浜国立大名誉教授     宮脇 昭 氏 定 員:20名 参加料:2800円(夕食代) ┏━━━━━━━━━━━★ ┃■第3回環境井戸端会議 (前回延期になった分)   ごみの現状と3R(Reduce,Reuse,Recycle)の推進 鯖江市のゴミの現状を説明しながら、なかなか進まない循環型社会の構築に向け て、われわれ地球に住む人類の一員としてどのように取り組まなければならない か、皆さんと一緒に考えます。 日 時:1月29日(火)19:30〜21:00 場 所:エコネットさばえ 講 師:福田 栄喜 氏    (鯖江市広域衛生施設組合事務局長) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■平成19年度 こどもエコクラブ活動交流会 こどもエコクラブは、環境省が応援している小中学生の環境活動クラブです。 今年度もこどもエコクラブメンバーが、1年間の自分たちの活動を発表します。 また楽しい交流会もあります。 日 時:2月2日(土)9:00〜12:40 場 所:鯖江市嚮陽会館 *登録以外の小中学生、一般市民の参加もお待ちしています。 □−−−−−−−−−−−−−−┤イベント情報├−−−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■ゴスペルクワィアークィーンライブ 日 時:12月24日(月)振替休日     1stは19:00〜、2ndは20:00〜 場 所:スターバックスコーヒー大和田店     お代は要りません! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■「NGO/NPO・企業環境政策提言」募集 「NGO/NPO・企業環境政策提言」事業は、環境省が、国民、NGO/NPO、企業、行政等 のパートナーシップによる環境保全の取組を推進するため、NGO/NPOや企業などから 環境に関する政策提言募集し、政策への反映を目指して、平成13年度から毎年実施 しているものです。第3者の視点から、環境政策にとって重要と思われる提言を選考 するため、今年度も、環境政策に精通された専門家からなる「NGO/NPO・企業環境政 策提言推進委員会」が、環境に関する政策提言を募集、審査します。この事業を通 じ応募された提言は、環境省温暖化対策モデル事業「学校エコ改修・環境教育事業」 の全国9校における事業展開、イベントなどにおけるリユースカップ利用事業拡大、 違法伐採材の政府調達からの排除等、政策への反映実績をあげてきています。 第7回募集期間:平成19年11月22日〜平成20年1月31日 詳しくは ⇒ http://teigen.jp/ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■「低炭素社会づくりに向けて」意見募集 「低炭素社会づくりに向けて」のサブタイトル(低炭素社会づくりをわかりやすく かつ前向きに言い表すもの)を募集します。 意見募集の対象: 低炭素社会づくりに向けて 英語版(Building a Low Carbon Society) 募集期間:平成19年12月11日(火)〜平成20年1月7日(月)【必着】 提出方法:電子メール( kyotomecha@env.go.jp )     (※件名は、【低炭素社会づくりに対する意見送付】としてください。) 記載事項:個人の場合は住所、氏名、性別、年齢及び職業を、法人の場合は法人名      及び所在地を明記 注意事項:電話でのご意見のご提出はお受けしないほか、ご意見に対する個別の回 答はいたしませんのでご了承願います。 ご提出いただいた個人情報については、ご 意見等の内容に応じ、環境省内の関係部局、関係府省に転送することがあります。 □−−−−−−−−−−−−┤地 球 環 境 情 報 ├−−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■世界の石油埋蔵量は37・6年分 5年前より5年分増  (毎日新聞11月29日)  石油鉱業連盟は29日、技術的・経済的に生産可能な世界の石油埋蔵量が05年末 時点で1兆1138億バレル(1バレル=159リットル)と、現在の生産量ベース で37.6年分に相当するとの試算をまとめた。5年前の同じ試算に比べ約5年分増 えたが、未発見分も加えたうえで石油資源を採取しきってしまうまでの期間を示す「 枯渇年数」は68年で11年短くなった。  生産可能な埋蔵量は、探鉱技術の進歩で資源が新たに確認されたため増加した。一 方、未発見分を含めた「究極可採資源量」は3兆380億バレルで5年前とほとんど 変わっていないが、新興国の経済成長などに伴って生産量が増えたため枯渇までの年 数が短くなった。  ただ、石油の枯渇時期は今後の技術革新やエネルギー転換の進展などによって変化 するため、不確定要素も多い。また、試算に含まれない「オイルサンド」などの非在 来型石油資源を加えれば、枯渇までの年数は約280年とも言われている。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■地球温暖化対策 日本は56カ国中42位  (時事通信社12月07日)  ドイツの環境保護団体ジャーマンウオッチ(GW)は7日、地球温暖化対策の実績 や取り組みに関する世界番付を発表した。二酸化炭素(CO2)の排出量や温暖化防 止の政策などを調査したもので、日本は56カ国中42位と厳しい評価となった。  GWによれば、CO2の排出傾向や水準、環境政策を数値化してランク付けした。 対象国のCO2排出量は世界全体の90%以上に当たるという。  上位3カ国にはスウェーデン、ドイツ、アイスランドと、環境保護に熱心とされる 欧州諸国が入った。最下位はサウジアラビア。京都議定書を離脱した米国は55位、 政権交代で批准したばかりのオーストラリアは54位だった。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人エコプラザさばえ      〒916-0033 鯖江市中野町73-11     鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ)内     (休館:毎週水曜、国民の祝日、年末年始 夜間10時まで)     TEL&FAX.0778-54-8434 E-mail ecoplaza@sabae-npo.org     Web  http://ecoplaza-sabae.jp      【制作】エコプラザ広報部 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●