第86号     2008年3月11日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●          NPO法人 エコプラザさばえ メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ <目次> ▽巻頭のことば   ・「越の郷地球環境会議」 ▽エコプラザさばえ情報   ・平成20年度エコプラザさばえ総会 4/25 ▽イベント情報   ・国内外地域づくりの競創円卓会議 3/19   ・エコツーリズム放談 3/22   ・CSR環境セミナー 3/26   ・地球に・家計に優しい運転技術を学ぼう! 3/27 ▽地球環境情報   ・図書紹介「“環境問題のウソ”のウソ 」 ▽エッセイ   ・環境雑学シリーズ“黄砂” □−−−−−−−−−−−┤ 巻 頭 の こ と ば ├−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━★ ┃■「越の郷地球環境会議」 現在、「越の郷(こしのさと)地球環境会議」という会の設立に向けて準備が 進んでいます。 この会は、地球温暖化対策の推進に関する法律第26条に規定する地球温暖化対 策地域協議会の設立を目指しており、鯖江市環境まちづくり委員会や市内環境 団体、エコプラザさばえから代表が集まり準備会を開催しています。 ・地球温暖化を防止する条約、京都議定書の約束期間が今年からスタートする。 ・今後、地球環境を守るための地域からの取り組みが大切になってくる。 ・企業、学校、市民、行政が連携し、点的に行なっている市民レベルでの環境 保全活動を拡大し、多くの市民が参加する市民運動として展開する必要がある。 ということから、この会をつくることになったものです。 この会の目的は、地域の実情に即した地球温暖化防止につながる実践活動を行 なうことにあります。 当初のメイン事業として、地球温暖化防止の森づくりを行なう予定です。 二酸化炭素吸収、自然の生態系の保全、防災を目的とし、本物の森づくりを行 ないます。具体的には、山からどんぐりを収穫し、苗を育て、また山に還す運 動を市民運動として展開します。 又、地産・地消のための取り組みを行い、食の安全安心の確保と、フードマイ レージの減少を目指し、食材の地域内循環の推進活動を展開します。 他には、家庭や企業から排出されるごみを減らすため、生ごみ等の有効利用を 研究し実践する、バイオマス利用を研究し推進する、などの活動を計画してい ます。 これから、「越の郷地球環境会議」の個人会員、企業会員、団体会員を募集し ていきます。 詳しいことは、鯖江市環境教育支援センター 事務局にお問い合わせ下さい。 「越の郷地球環境会議」の活動を、市民運動として展開し、夢の広がる環境調 和型の社会をみんなで創っていきたいものです。 皆様の、ご賛同、ご協力をお願いします。                             理事長 石本豊昭 □−−−−−−−−−−−┤エコプラザさばえ情報├−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■平成20年度エコプラザさばえ総会 平成20年度のエコプラザさばえ総会は下記の日程で開催予定です。お繰り合わ せの上、ご参集いただきますようお願い申し上げます。 日 時:4月25日(金) 午後7時〜 場 所:エコネットさばえ会議室 □−−−−−−−−−−−−−−┤イベント情報├−−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■国内外地域づくりの競創円卓会議 環境保全活動に取り組む団体が一堂に会し、互いの意見を交換することで、活動 の新たな視点やノウハウを高める事を目的とした会議です。 日 時:3月19日(水) 13:30〜16:30 場 所:地球環境パートナーシッププラザ(GEIC) 対 象:国内で環境保全活動を行うNGO・行政・研究者、     途上国支援など海外支援を行うNGO・行政・研究者、     上記活動の支援等に関心をお持ちの企業、行政、一般の方 プログラム:発表、ワークショップ、懇親会 定 員:60名(懇親会以外は参加費無料) ┏━━━━━━━━━━★ ┃■エコツーリズム放談  平成15年11月に小池環境大臣を議長とする「エコツーリズム推進会議」が設置 され、日本国内のエコツーリズムの普及・定着のための検討が行なわれました。 エコツーリズム推進会議は、関係業界、有識者、関係府省などで構成され、官民 連携のもと新たな取組みとして、平成16年6月にエコツーリズム憲章、エコツアー 総覧、エコツーリズム大賞、エコツーリズム推進マニュアル、エコツーリズムモ デル事業の5つの推進方策をとりまとめ、平成19年にはエコツーリズム推進法が 成立しました。今後ますますエコツーリズム、グリーンツーリズムが活性化され、 事業として動き始める事が予想され、国もエコツーリズムに対する様々な支援策 や人材育成の事業を計画しています。今回は、岡本光之様から最新のエコツーリ ズムの動向や国の支援策について、山口喜久治様から越前市白山地区の里地里山 を活用した動きについての話題提供を頂いた後、参加者全員で意見交換を行いま す。 日 時:3月22日(土)午後1時30分〜午後4時 場 所:越前市エコビレッジ交流センター     〒915-1225 福井県越前市湯谷町25-25-2     TEL・FAX 0778-28-1123   E-mail:ecovilg@tk.ttn.ne.jp     http://www.ttn.ne.jp/~ecovilg 講 師:岡本光之様  環境省自然環境局自然ふれあい推進室長     山口喜久治様 しらやま振興会自然環境部事務局 主 催:越前市エコビレッジ交流センター   定 員:50人 参加費:無料 持参物:筆記用具、マイカップ (お茶を飲むため自分のコップをご持参ください) 申込方法:電話、FAX、E-mail、郵送いずれかの方法で      氏名、電話番号お伝えください。     定員に達しない場合は当日の参加も可能です 申込先・問合せ:     越前市エコビレッジ交流センター     〒915-1225 福井県越前市湯谷町25-25-2     TEL・FAX 0778-28-1123 ecovilg@tk.ttn.ne.jp     http://www.ttn.ne.jp/~ecovilg ┏━━━━━━━━★ ┃■CSR環境セミナー  「企業の力を子どもたちの環境教育に 〜環境貢献活動のススメ〜」 日 時:3月26日(水) 14時〜16時 会 場:福井県国際交流会館 多目的ホール 対 象:企業の環境担当者・CSR推進担当者、環境保全団体、学校関係者、    環境教育・学習に関心のある県民 定 員:100名(参加費無料) 申込み・問い合わせ:福井県安全環境部環境政策課 0776-20-0301 プログラム: 【1 基調講演】  「生き物から学ぶ企業の社会的責任(CSR)」  講師:ブレーメン・コンサルティング株式会社 代表取締役 岡本亨二氏 企業の不祥事が毎日のように報道されているが、企業にとって社会的責任 (CSR)とはどういうことなのでしょうか。今や、環境対策を怠ることは、結 果的には多大な経済の損失を被ることになります。自然から学び、企業の活 動を本質から見直すことが、企業として求められているのではないでしょう か。 【2 取り組み事例紹介】 企業が持つ専門的な知識を活かし、学校で出前講座を行なうなど環境教育・ 学習に取り組む企業が増えています。また、企業と環境保全団体とが協働す ることにより、お互いの専門性やノウハウを補完し合い、さらに充実した環 境教育・学習の提供が可能になります。  *「シャープの環境社会貢献活動 〜森と水と子どもたち〜」   講師:シャープ株式会社 環境安全本部 環境社会貢献部チーフ                            上谷信次氏  *「企業ができる子どもたちへの環境学習支援」   講師:NPOこども環境活動支援協会 理事  有吉直美氏 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■地球に・家計に優しい運転技術を学ぼう! 日頃、何気なく運転している自動車。ちょっとした工夫で燃費が向上し、 二酸化炭素排出量を減らして地球環境に配慮した運転が可能です。折りしも ガソリン価格が高騰し家計にも大きな助けとなります。この機会に「地球に 家計に優しい運転術」をみんなで学びましょう。 日 時:3月27日(木) 午後1時〜3時 場 所:福井県社会福祉センター 4階第2技能修得室 定 員:50名 講 師:日本自動車連盟福井支部  寺本 浩 氏 主 催:福井セカンドクラブ 後 援:福井県 福井県地球温暖化防止活動推進センター 問合せ:福井セカンドクラブ 山崎(090-2031-1355) □−−−−−−−−−−┤ 地 球 環 境 情 報  ├−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■図書紹介「“環境問題のウソ”のウソ 」 エコプラザニュースでも過去に紹介した武田邦彦著「環境問題はなぜウソがま かり通るのか」のウソをあばくと称した図書.武田氏の本の弱点を突いている. その中で、著者の意図、物事の本質を読み取りたい.  山本 弘著  税込価格 : \1,260 (本体 : \1,200) 出版 : 楽工社 □−−−−−−−−−−−−┤ エ ッ セ イ  ├−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━★ ┃■環境雑学シリーズ“黄砂” 春になるとフロントガラスが汚れる、空がすっきり青くないといった現象は黄 砂の影響です。黄砂は中国よりはるか西のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠、黄土 高原から飛来すると考えられています。冬に乾燥した地面から、黄砂は春の低 気圧により舞い上がり、偏西風に乗って日本にやってきます。日本を越えて遠 くハワイにまで達するようです。日本では車や洗濯物が汚れるといった程度の 被害でも、発生源から近い中国では日常生活に大変な影響があるようです。い わゆる砂嵐のように視界がさえぎられ市民生活にも多大な影響がでるのです。 余談ですが、中国の歴史映画ではいわゆる将軍と呼ばれる軍人や武術に優れた 人はマントを着ています。日本にはないですね。以前から不思議に思っていた のですが、これはこの砂嵐を防ぐためで、中国ではいかに砂嵐が強いかを示し ているのです。 この黄砂が中国、韓国、日本でも近年増加傾向にあります。原因として諸説あ りますが、 1. 中国での過剰な放牧や耕地拡大 2. 中国国土の砂漠化 3. 汚染された排水や廃棄物により土壌が汚染され植物が枯れて乾燥化がすすむ 4. 地下水や湖水の汲み上げすぎ 5. 地球温暖化による内陸部での降水量の減少 細かく言えば、中国産割り箸を輸入することも遠因と言えます。 社会的経済的被害はもちろんですが、健康被害はどのようなものでしょうか。 黄砂そのものの細かい砂の粒子による影響に加え近年は、粒子に付着した汚染 物質、黄砂とともに飛来する化学物質などにより、さまざまな健康被害が生じ ると言われています。咳、痰、喘息、鼻水、かゆみなどの呼吸器への被害、目、 耳への被害があります。黄砂の多い時には花粉症、喘息、アトピーなどのアレ ルギー関連疾患が増えるそうです。特に近年顕著に増えてきた花粉症とアトピ ーの原因説もあります。 詳細な研究は今後に譲るとしても、遠く数千キロ離れた環境破壊が我々の健康 に直接影響を及ぼすと言う事実を直視すべきです。環境破壊への取り組みは地 球規模で行わなければならないというひとつの警鐘だと思います。                            硬派な少林寺拳士 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人エコプラザさばえ      〒916-0033 鯖江市中野町73-11     鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ)内     (開館:8:30〜22:00  休館:毎週水曜、国民の祝日、年末年始)     TEL&FAX.0778-54-8434 E-mail ecoplaza@sabae-npo.org     Web  http://ecoplaza-sabae.jp      【制作】エコプラザ広報部 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 【MLコミュホームページ】http://www.freeml.com/ekoplazakouhou --[PR]------------------------------------------------------------------ ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓__________________ ┃抜┃け┃毛┃の┃悩┃み┃に┃★┃今、話題の【発 毛 実 感】コース! 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