差出人: post-01082171-ecoplaza=sabae-npo.org@post.freeml.com は Yuji TSUJIKO [harima@fukui-nct.ac.jp] の代理 送信日時: 2008年7月28日月曜日 11:10 宛先: ekoplazakouhou@freeml.com 件名: [ekoplazakouhou:0417] メールニュース88号原稿(その2) 明日のイベントが入っておりますので、明日一番に出してください。 校正は本日17時までとさせてください。   第88号     2008年7月29日発行 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●          NPO法人 エコプラザさばえ メールニュース ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ <目次> ▽巻頭のことば   ・『72/31』 ▽エコプラザさばえ情報   ・エコプラザナウ   ・コミュニティースクール土曜塾 9/6,10/25,26   ・さばえ環境フェア2008 8/9   ・キャンドルナイトinさばえ2008 8/16 ▽エコネットさばえ情報   ・エコネットさばえからのお知らせ   ・環境シネマ 8/3,10,17   ・第2回かんきょう市民大学 8/26   ・かんきょうにやさしい企業訪問ツアー 8/30 ▽イベント情報   ・市民活動Q&Aセミナー「ザ・広報 メディア活用術」 7/29 ▽エッセイ   ・環境雑学シリーズ“トレーサビリティ” □−−−−−−−−−−−┤ 巻 頭 の こ と ば ├−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━★ ┃■『72/31』  この数字、何だかわかりますでしょうか。  実は、この数字は、私たち人間が大気中に出している二酸化炭素と、地球が 大気中にある二酸化炭素を吸収している割合なのです。  気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の最新の報告書によると、まず、 世界全体で私たち人間が、化石燃料、つまり石油、石炭、天然ガスを燃やして、 大気中に出している二酸化炭素は、年間72億トン(炭素換算、以下同じ)で す。この数字は報告が出るたびに増えつづけています。いまでも増えていて、 アースポリシー研究所の今年4月9日付けの報告書で、世界の二酸化炭素排出量 が2006年度時点で83億トンを記録したと発表しました。これは、2000 年の排出量を20%も上回る数字だそうです。  一方、地球には、大気中にある二酸化炭素を吸収する力があります。ひとつは 森林生態系、すなわち森林とその下の土壌です。森林生態系は年間で9億トンの 二酸化炭素を吸収しているといわれています。これは、森林破壊などによる二酸 化炭素の放出を差し引いた数字です。もうひとつは海洋です。海は年間に22億 トンの二酸化炭素を吸収しています。  つまり、地球は合計で31億トンの二酸化炭素しか毎年吸収できないのです。  私たち人間が出す二酸化炭素が31億トン以下であれば二酸化炭素は増えない ことになります。しかし、現在、人間の出している二酸化炭素の半分以上は、毎 年毎年大気中にたまってしまいます。これが温暖化を起こしているのですね。地 球が吸収できる量と、人間が出している量の差がどれだけ大きいかによって、温 暖化がどのくらいのスピードで、どのくらいの規模で進行するかが変わってきま す。  この現状を知ると、京都議定書で約束した二酸化炭素−6%程度ではまったく 『焼け石に水』なことがわかります。半分以上削減しなければなりません。  洞爺湖サミットが終わりましたが、みなさんはどのように評価されているでし ょうか?  しっかりした長期目標の合意や具体的な中期目標が打ち出せなかったのは残念 でしたが、消極的な米国を中国、インドの巻き込みを絡めて国際交渉の場につか せ、2050年に半減という目標をまがりなりにも打ち出しましたが、まだまだこれ からだと思います。                             理事長 石本豊昭 □−−−−−−−−−−−┤エコプラザさばえ情報├−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■エコプラザナウ(エコプラザの活動経過報告)  7月5日(土)にユー・アイふくいにおいて「地球環境と防災」と題した講演 会が「環境リーダー養成講座」の第一弾として開催されました。A部会では、こ の開催のお手伝いを行ってまいりました。この講演会は、環境と防災に関する2 つの団体(エコネットと福井県防災士会)がジョイントするということで調整を 含め多数の方々の協力を得ました。この場をお借りしてお礼申し上げます。  また、「エコネット通信」については、赤川編集長を中心に「マイはし」につ いてとりまとめてまいりました。特に、この度は鯖江市内全戸配布が実現したこ ともあり、苦労が報われた感をもっております。  B部会では、環境まちづくり委員会の環境教育ワーキンググループ、地域環境 ワーキンググループ、ならびに生活環境ワーキンググループの皆さんと力を合わ せて、環境体験学習業務やこどもエコクラブ活動のサポート等をおこなってまい ります。環境体験学習では、エコプラザさばえが設立以来、継続して実施してき た「コミュニティースクール土曜塾」とリンクさせながら事業を展開させてまい ります。よりいっそう充実した企画内容をご提供できるよう、スタッフ一同頑張 っております。また、当部会が担当する8月開催の「かんきょう市民大学」は、 セルフポートレートで有名な立待小学校の岩堀先生を講師にお迎えします。どう ぞご期待ください。  C部会では、環境フェア2008に向けて、連日準備を進めている状況です。暑く なることが予想されますが、皆様の参加を節にお願い申し上げます。 ┏━━━━━━━━━━━━★ ┃■さばえ環境フェア2008 日 時:平成20年8月9日(土) 9:30〜16:00 会 場:鯖江市嚮陽会館(多目的ホール、ギャラリー、プロムナード、駐車場他) テーマ:「ストップ・ザ・地球温暖化inさばえ」      キャッチフレーズ・・・「〜豊かな森を次世代へ〜」 内 容:環境講演会「豊かな森を次世代へ」      講師:森山 まり子氏(日本熊森協会会長)     親子で遊ぼう!環境体験ゲーム(ペットボトルボーリング、空きビン釣り                                  など)     森づくりコーナー(ネイチャークラフトなど)     クイズラリー       環境体験コーナー(うちわ作りなど)     ミニステージ     環境販売コーナー         環境にやさしい夏!屋台(地元野菜を使ったスープカレーの無料試食、                              そば(有料)など)     環境関連団体および環境推進企業による環境活動展示(約50団体)     大抽選会 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■コミュニティースクール土曜塾  第3回:9月6日 エコネットにて  ・環境マップ作成・・・講師:辻子裕二氏  ・「なんだか理科が楽しくなるぞっ」レクチャー・・・講師:柴田直昌氏  第4回:10月25〜26日 リトリートたくら(予定) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■キャンドルナイトinさばえ2008 日 時:平成20年8月16日(土)18:00〜 会 場:本町3丁目(寺町)を17:00〜22:00の間を車両通行止めにして行う。     さばえ夏祭りの一環としておこなう キャンドル:新作キャンドルが現れます。お楽しみに モニュメント:車道の真ん中に予定 その他:エコ屋台(飲食ブース)・フリーマーケット開催!     マイ箸・マイ器・マイカップ・マイバッグご持参ください     さばえ型地域通貨『ハピー』をプレゼントします! □−−−−−−−−−−−┤エコネットさばえ情報├−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■エコネットさばえからのお知らせ  夏休み期間中は、水曜日も開館いたしております。  水曜日開館時間 10時〜17時(ただし、13日は閉館します) ┏━━━━━━★ ┃■環境シネマ  夏休み特集:夏休み企画ピーターラビット全5回シリーズのうち、3回以上来 られた方には、小さなプレゼント有り。(7月20日、27日) 日 時:8月 3日 「こぶたのピグリン・ブランドのおはなし」     8月10日 「こねこのトムとあひるのジマイマのおはなし」     8月17日 「ピーターラビットとベンジャミンバニーのおはなし」     いずれも日曜日 10:00〜 13:00〜の、2回上映。 会 場:エコネットさばえ 参加費:無料 定 員:各30名 ┏━━━━━━━━━━━━━★ ┃■第2回かんきょう市民大学  自分を認められれば、相手を認めることができる。  人と人が認め合えば、世界が平和になり、環境問題も減っていく。  こんな考えのもと、明日からでも簡単にできるステキな方法をご紹介します。 日 時:平成20年8月26日(火)19:30〜21:00 会 場:エコネットさばえ 参加費:無料 定 員:30名 テーマ:「ありがとう地球」から今、自分たちにできること 講 師:岩堀 美雪 氏 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■かんきょうにやさしい企業訪問ツアー   〜環境に取り組んでいる企業を訪問して、環境について考えよう!〜  今回は、小浜の箸製造業や、地産地消のオリジナルレストランで、子どもさ んには「負けるな!オバマランチ」大人には「濱のかあちゃんまかないごはん」 を食べていただき、その後、食文化館を訪問し、オリジナルのマイ箸作りやく ずまんじゅう作りの体験をします。 日 時:平成20年8月30日(土) 7:00〜18:00     (市役所前からバスで移動) 行 き 先:御食国(みけつくに)若狭おばま食文化館 他 対  象:鯖江市内在住の小中学生とその保護者(幼児はご遠慮ください) 定  員:先着40名 応募方法:郵便番号・住所・保護者氏名・子供氏名・学校・学年をご記入の上、 お問い合わせ先まで往復はがきでご応募ください。 費  用:昼食、体験料は各自実費。(大人2080円 小学生1980円) 締  切:8月20日(当日消印有効) 持 ち 物:筆記用具、タオル、水筒、他 ※いずれも事前に、郵便・電話・FAX 等でお名前、住所、電話番号を明記の上、 お申し込みください。 <お問合せ先> 鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ) 〒916-0033 鯖江市中野町73-11 電話:52-0050   Fax :52-0909 □−−−−−−−−−−−−−−┤イベント情報├−−−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■市民活動Q&Aセミナー「ザ・広報 メディア活用術」   −記者が見たプレスリリースの基本−  広報のあり方に悩み、多くの課題を感じている市民活動団体が多い中、現 場の記者から見たニュース価値の判断基準や、プレスリリースの効果的な発 信方法等をレクチャーしてもらい、その後、出席者と講師との間で自由に意 見交換する場を設け、広報面での技術的な資質向上を目指すセミナーです。 講 師:中日新聞福井支社 報道部長 飯塚幸男氏 日 時:7月29日(火) 19:30〜21:00頃 場 所:鯖江市民活動交流センター 大会議室 参加費:無料(参加ご希望の場合は、あらかじめ事務局までお知らせ下さい) マスコミの現場の方とやりとりできる、とても有意義な時間になるのでは期待 しております。もし、お知り合いの団体さんで興味のある方がおられましたら、 どうぞお誘い下さい。 問合せ:特定非営利活動法人 さばえNPOサポート     福井県鯖江市長泉寺町1丁目9-20      鯖江市民活動交流センター内     TEL 0778-54-7055 FAX 0778-54-7058     E-Mail:info@sabae-npo.org     HPアドレス:http://www.sabae-npo.org/ □−−−−−−−−−−−−┤ エ ッ セ イ  ├−−−−−−−−−−□ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ┃■環境雑学シリーズ“トレーサビリティ”  トレーサビリティ(traceability)とはtrace(追跡)、ability(可能)がくっつ いたもので、追跡可能な状態という意味です。一般には食料品や工業製品などが どこで造られ、どのように販売されているかを知ることです。  歴史的に日本では工業製品がリードしてきました。小さな部品を製作し、それ にロット番号などを付けて管理するのです。こうすることにより完成品で不具合 が出た場合、その部品のロット番号を調べて不具合の原因などを突き止め、結果 として日本の工業製品の品質向上に貢献してきました。しかしながら、こうした 工業製品に比べ食品関連は管理が難しいようです。なぜなら工業製品は小さなも のが組み合わさって最後に大きな完成品となります。ところが食品は最初に沢山 の量の食品があり、それが流通の過程で細かく少ない量に分散して行くという点 で工業製品とは逆なのです。末端のほうがひとつの量が少ないという点でデータ の管理が難しくなるそうです。しかし、最近はバーコード、ICタグ、インター ネットの発達により技術的コスト的に対応ができるようになって来ました。  トレーサビリティの必要性をより身近にしたものがBSE事件であり、遺伝子 組み換え作物です。BSEという異常プリオンによる発病を防ぐためには、どこ で生産された牛かを知ることが必要です。また、日本は特に遺伝子組み換え作物、 代表的なものは大豆ですが、これを嫌います。どちらも見た目ではわかりません からトレーサビリティが重要になってきます。現在は食肉、牛乳、米などもネッ ト上で追跡できるようです。スーパーなどの野菜に時々写真入で、誰々さんちの トマト、とか表示されているのもトレーサビリティの一種と考えられます。  中国毒入りギョーザ事件のように、食は既に国境を越え、日本の常識では考え られない食の安全性の危機にあります。IT技術の発達によりトレーサビリティ のコストが下がったこととあわせて、今後ますます発展するものと思われます。 我々消費者も常に監視の目を持ちたいものです。                            硬派な少林寺拳士 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆皆様からのフィードバック、情報提供をお待ちしています。 ☆ニュースのバックナンバーは下記ホームページで見ることが出来ます。 ☆このニュースを購読される方を是非ご紹介下さい。 ☆配信停止はこのメールに「配信不要」をペーストして返信して下さい。 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 【発行】NPO法人エコプラザさばえ      〒916-0033 鯖江市中野町73-11     鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ)内     (休館:毎週水曜、国民の祝日、年末年始 夜間10時まで)     TEL&FAX.0778-54-8434 E-mail ecoplaza@sabae-npo.org     Web  http://ecoplaza-sabae.jp      【制作】エコプラザ広報部 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 【MLコミュホームページ】http://www.freeml.com/ekoplazakouhou --[PR]------------------------------------------------------------------  ▼▼▼パン好きの私が、雑穀ごはんにハマリました!▼▼▼ 「やずやの発芽十六雑穀 ふっくら一膳炊き」は常温保存で好きなときに レンジで加熱するだけで、すぐにおいしい雑穀ごはんが味わえます。 ぜひ、おいしさを実感してみてください。 http://ad.freeml.com/cgi-bin/sa.cgi?id=crDbv ------------------------------------------------------------------[PR]-- ■GMO INTERNET GROUP■ GMO INTERNET www.gmo.jp