□■■■□■■■□■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □■□□□■□□□■□■□□ NPO法人エコプラザさばえ メールニュース□□ □■■■□■□□□■□■□□ 第95号 2009年10月14日 発行  □□ □■□□□■□□□■□■□□ 制作 エコプラザさばえ広報部会      □□ □■■■□■■■□■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □巻頭のことば  ▽『国民全員参加型』 □エコプラザさばえ情報  ▽エコプラザさばえNOW(部会速報)  ▽さばえ環境フェア2009報告  ▽収穫祭〜どんぐりからの森づくり〜 11/7  ▽台所からのエコキャンペーンフォーラム 11/29 □エコネットさばえ情報  ▽かんきょう市民大学 10/26  ▽環境シネマ「ALWAYS三丁目の夕日」 10/31  ▽ディスカバーさばえin鯖江地区 11/8  ▽環境シネマ「絶滅した狩人ダスプレトサウルス」 11/15  ▽かんきょう市民大学 11/27 □リレーエッセイ  ▽私の出来る事  ▽無題 □□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□ □巻頭のことば□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□ ▽▽『国民全員参加型』▽▽ 太陽光発電も新しい局面を迎え、来月11月より新たな買取制度が始まります。その 制度とは、発電事業目的ではない太陽光発電を対象として、自ら電力を使用しても余 る「余剰電力」を電力会社に高値で買い取ることを義務付ける制度です。 基本的に住宅に設置する太陽光発電設備は、現状の2倍程度の1kwhあたり48円で余 剰電力を、10年間にわたり電力会社に買い取ってもらえることになります。国や県 市町村などの設置費補助金などの支援をあわせると、概ね10〜15年程度で投資回 収ができるという計算になるようです。(枚数や設置方法にもよりますが) また、病院、学校などの非住宅の太陽光発電設備は、1kwhあたり24円で買い取っ て もらえることとなります。なお、この買取価格は、翌年度以降新規に設置する年度ご とに適用する価格を引き下げる仕組みとなっていて、大臣告示で定められるようで す。 この新たな買取制度は、国民の「全員参加型」の制度であることを前提としていま す。 電力会社は高値で太陽光発電を買い取った追加費用を、電力需要家の料金に上乗せを し、広く負担してもらう仕組みが設けられます。 需要家の負担額は、制度開始当初に1kwhあたり約 0.1円程度、標準世帯の負担額 は月額30円程度と試算されているようです。また、買取電力量がもっとも多くなる と予測される制度開始から5〜 10年目には、最大で1kwhあたり約0.3円程度、標 準 世帯の負担額は月額90円程度まで増える見込みです。 こうした追加負担額は、電 力 使用量 に比例して全需要家に請求されるものですので、一般の電力需要家のみなら ず 工場等の大規模需要家も負担を求められることになりますね。 制度設計検討時の試算では、産業界全体での追加負担額は最大で月額90億円程度と 見込まれています。このように、電力需要家にとっては、電力料金の値上げ要因とな りますので、より一層の省エネルギー(電力使用量の節減)の取組が求められること になりますが、個人も企業も、積極的に太陽光発電の導入を検討してCO2の削減に努 め ると、この制度が活きてくるのでしょうね。 いよいよ秋です。読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋・・・・皆さんはどんな秋で しょ うか。私は、文化の秋、祭りの秋、イベントの秋といったところです。時の経つのは 早 いもので、あっという間に冬に入って、気がつくと年の瀬を迎えそうですね。一日一 日 を大事に、前進していきたいと思います。 今月は臨時総会が開かれます。たくさんの皆さんにご出席をいただきたいと思いま す。 今後とも、よろしくお願いします。気軽にエコネットさばえに遊びに来てください ね。                              理事長 佐飛 康央 □□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□ □エコプラザさばえ情報□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□ ▽▽エコプラザさばえNOW(部会速報)▽▽ 広報部会はエコネット通信『冬号』の特集記事として、昨年の『森づくり』の第二弾 を企画することにしました。現在、担当ごとに資料の情報収集、調査をしているとこ ろです。次回の部会では、集めた情報などをもとに日野岡理事より話を伺い、さらに 内容を検討して編集をする予定でいます。(友) 創新部会では一足早く、福井高専の学生さん3名とスタッフ3名で大野市中島公園へど んぐりの収穫祭に出かけました。ブナ・トチ・ホウの木・ミズナラ・クヌギ・エゴノ キ他いろいろな種類の木の実の収穫をしました。今年度は子供たちに色んなどんぐり の苗木を育ててほしいと考えています。さて、10月17日は越前市坂口小学校の後山で 植樹祭が行われます。皆さんお誘い合わせのうえご参加ください。 ※鯖江・河和田地区殿上山では10/4に150名以上の皆さんと植樹を行いました。 尚、今回エコプラザとして農林整備課より受託した「木づかい・木ごころ事業」は創 新部会が担当部会となるよう理事長から指示がありましたので、バックアップしてい きたいと考えております。(日) 企画部会では、11月8日(日)ディスカバーさばえin鯖江を計画しております。 西山公園噴水前に(8:30)集合。王山古墳―万慶寺―植田家―恵美写真館―本山誠照 寺(11:30)のコースで開催します。 次に環境リーダー養成講座についいて 本年度は“さばえエコ検定”の実施を計画しており、その事前学習会として1月・2 月・3月と3回連続で開催します。 詳細が決まりしだい皆さんにご案内いたします。(千) ▽▽さばえ環境フェア2009報告▽▽ 8/22開催いたしました『さばえ環境フェア2009』の簡単な報告をいたします。 畠山重篤氏の講演「森づくりからはじめよう」がメインホールで行われ、多くの方に 「海の環境を守るには海に注ぐ川とさらにその上流の森を守ることが重要性を感じて いただきました。 その後メインホールでは、鯖江村田製作所様によるムラタセイサクくんとセイコちゃ んのパフォーマンスや昭和劇などが行われお子様からご年配の方まで楽しめるイベン トが続きました。最後には大抽選会が行われ、スイカや高級塗り箸、扇風機など豪華 な景品が用意され、当選された方は大変喜ばれていました。また、出展コーナーは60 の企業・団体が展示してくださいました。これまでにない多くの方のご参加、本当に ありがとうございました。おかげさまで、千数百名のご来場をいただき、大盛況のう ちに閉会することができました。 これも偏に皆さまのご協力の賜物と感謝いたしております。来年も今年以上の盛況に 全力をあげて努める所存でございますので、何とぞ、ご協力くださいますようお願い 申し上げます。 ▽▽収穫祭 〜どんぐりからの森づくり〜▽▽ 内  容:地域の里山を散策、いろんな木の実を拾って観察しよう!      身近な西山を散策。いろいろな樹木から木の実を拾って、森や木の実の観      察や森の恵みを感じる一日です。 日  時:平成21年11月7日(土)9:00〜12:30 集合場所:西山公園噴水前 持 ち 物:動きやすい服装、履きなれた靴、水筒、軍手、帽子、雨具 参 加 費:無 料 定  員:30名 ▽▽台所からのエコキャンペーンフォーラム▽▽ 内  容:可燃ごみの約4割を占める生ごみの減量を行うことで、循環型社会や地球      温暖化対策につながる低炭素社会の実現の為のフォーラムを行います。 日  時:平成21年11月29日(日)9:30〜 会  場:鯖江市嚮陽会館 講  師:浅利美鈴氏(京都大学環境保全センター助教授) 参 加 費:無 料 定  員:100名 以上、問合せ(特)エコプラザさばえ □□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□ □エコネットさばえ情報□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□ ▽▽かんきょう市民大学▽▽ テ ー マ:「地球エコツアー」世界中の自然と環境”地球の今” 日  時:平成21年10月26日(月)19:00〜21:00 会  場:夢みらい館さばえ(電話0778-51-1722) 講  師:松本英揮氏(NPO法人 H-imagine代表) 参 加 費:無 料 定  員:80名 ▽▽環境シネマ 「ALWAYS三丁目の夕日」▽▽ 内  容:昭和33年日本はけっして裕福ではなかったけれど、人々は明るくきらめく      ”未来”に向かって懸命に生きていました。前年に着工された東京タワー      を背景に、下町に暮らす個性豊かな面々が織りなす感動と希望の物語。 日  時:平成21年10月31日(日) @10:30〜  A13:30〜 会  場:エコネットさばえ 参 加 費:無 料 定  員:先着30名 ▽▽ディスカバーさばえin鯖江地区▽▽ テ ー マ:「ディスカバーさばえ」は、市内における環境資源や文化遺産を散策しな      がら再発見する、体験型イベントです。      誰でも気軽に参加できるウォーキングを通して鯖江地区の魅力を体験して      いただきます。 日  時:平成21年11月8日(日)8:30〜11:30 集合場所:西山公園 参 加 費:無 料 定  員:先着40名 持 ち 物:ウォーキングが出来る靴、動きやすい服装、帽子、タオル、水筒その他各      自必要なもの ▽▽環境シネマ「絶滅した狩人ダスプレトサウルス」▽▽ 内  容:無敵の大型肉食恐竜に史上最大規模の噴火が襲い来る!      7500万年前の北アメリカ、ロッキー山脈。抜群のチームワークで狩りを し、      王者として君臨するダスプレトサウルスを突如、猛烈な火山ガスとマグマ      が襲う。 日  時:平成21年11月15日(日)  @10:30〜  A13:30〜 会  場:エコネットさばえ 参 加 費:無 料 定員:先着30名 ▽▽かんきょう市民大学▽▽ 内  容:リサイクルの私たちの未来の地球の為に行っているリサイクルについて現      状や課題、家電リサイクル法などをお話いただきます。 講  師:千葉幸雄氏(サバエリサイクルサービス代表) 日  時:平成21年11月27日(金) 19:30〜21:00 会  場:エコネットさばえ 参 加 費:無 料 定  員:先着30名 以上、問合せ  鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ)  〒916-0033 鯖江市中野町73-11  TEL:0778(52)0050 FAX:0778(52)0909 □□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□ □リレーエッセイ□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□ リレー形式での会員からのメッセージをお送りしています。 ▽▽私の出来る事▽▽ 理事1年目の藤田です。どうぞよろしくお願いいたします。 田辺理事のリレーエッセイを読んでいたら えー私の事が・・・ビックリ! 田辺さ んとは同町内であり、エコについての共通点もあり、年の差なんてなんのその、ハイ 仲良くさせていただいております。 私の仕事は建築設計をしています。構造計算偽装問題が国内で話題になり、建築基 準法改正、建築士法改正などにより、仕事に費やす時間が増え、それにともなって経 費増加となり建築業界は今や低迷をたどっています。老体と眠っている左脳、右脳を 起こしつつ仕事をしている現状です。 さて、過去に消費者団体の世話をするようになり環境問題に取組むようになりまし た。 その後平成4年頃からごみ問題にかかわり、平成6年2月に“鯖江生ごみリサイクル市 民ネットワーク”を立ち上げ早16年が過ぎました。生ごみを堆肥化して、家庭菜園に リサイクル、ごみ減量と旬の野菜つくりに挑戦しています。新鮮で美味しい野菜が出 来るので楽しく続けられます。 その間、『鯖江市環境国際交流事業』団員としてフランス、ドイツの環境先進地都 市の視察に行きました。佐飛理事長と夏梅監事もごいっしょでした。都市計画には市 民のNPOの活動がさかんであり、自然環境を大切にしている点、ごみは有料であ り、ごみを出さない努力をしている点等など、日本の風土との違い,生活習慣の違い とかたずけていいものかどうか疑問に思った次第でした。 ところでエコに関してはいろんな考え方があります。“偽善エコロジー”の作者武田 邦彦氏によると私達が日常しているエコな生活は全て〈ムダ〉〈ムダ〉だそうです。 何がエコなのか?環境にやさしい生活と何か?考えさせられます。 でも何と言われようが自分で出来る事から無駄な消費生活を止め自分流エコを楽し みながら長〜く続けていきたと思っています。皆様はエコ生活をどのように考えてい らっしゃいますか。 次回は部会でごいっしょの千葉理事よろしくお願いします。                                  藤田久子 ▽▽無題▽▽ 会社員生活をやめるきっかけとなる、環境や気功や心理学や市民活動と幸せな出会 いがあったのは96年のことだった。あちらこちらのセミナーや研修に出かけまくり、 さまざまなイベントにも関わった。ゆえに、エコロジーと心身のこと、そして本業 たる仏教のこととは自分の中で渾然一体となってしまった。人を集めて活動に打っ て出るというより、いまだにその絡んだ糸のほどき方を探しながら楽しんでいる。 10/3午後、福井市美術館で野町和嘉氏の写真展「聖地巡礼」とギャラリートークに 行った。強烈な写真と朴訥なお話。風土・自然環境の厳しさがために育まれた信仰 生活を考えぬわけにはいかない。モノクロで統一されたエチオピアの貧しい惨状。 そして恵まれた四季の日本、最先端の消費生活。 退職直前に行った北インド・ダラムサラツアー、現地で暮らす日本人の母子。日本 にもしばしば帰るという小学生の子供は、今は米国で大学生らしいが、当時それで もチベット難民たちの生活するダラムサラのほうがいいと言っていた。仮に、写真 で取材し世に問うこと、あるいはそれを多くの人に見てもらう活動をすること。よ り環境負荷の少なく厳しいけど自然に接近した生活をしようと思えば移住もひとつ かもしれない。しかし、日本という環境負荷も情報発信も世界的に影響の大きい国 に住み、そこでどのように暮らすのかは、貧しい人にはなし得ない大きな自由と力 と、何かの役目を知らずのうちに持たされている。 肉食は10人分の穀物を奪い、車は千人の奴隷に担がれている乗り物。昔の王様でさ えできない贅沢の反面、この十年間でおよそ百万人の自殺未遂者がいると聞く。そ んな国の行き方は私の生き方と密接不可分。安住の王様をやめて城の外に出たのは、 やがて悟りに目覚める釈尊もそうだった。この時代この国この体に生を受けた不可 思議なるご縁を、日々感謝しながら最大活かしていきたい。                                  林 暁 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □(特)エコプラザさばえ□〒916-0033 鯖江市中野町73-11          □ □■■■□■■■□■■■□鯖江市環境教育支援センター(エコネットさばえ)内 □ □■□□□■□□□■□■□休館:毎週水曜,国民の祝日,年末年始      □ □■■■□■□□□■□■□夜間10時まで利用できます TEL&FAX:0778(54)8434 □ □■□□□■□□□■□■□info@ecoplaza-sabae.jp http://ecoplaza-sabae.jp □ □■■■□■■■□■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□